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家に帰って玄関を開けると、すぐ目につくところに貼ってあるお札。
これ、以前、ちょっと遠出をして、 引き寄せられるようにお参りした神社でいただいたもの、 そこは、以下の説話の発祥の地、だそうです。 -貧しい蘇民将来という男が、 裕福な兄に宿を断られた旅人をもてなし泊めたことから、 魔除けの茅の輪のしるしを教えてもらい、 それを付けた蘇民将来の家だけが、 悪疫から免れ、代々栄えていった。 この話と似たシチュエーションが、 ユダヤ教の『過ぎ越しの祭り』。 -昔、ユダヤ人がエジプトで奴隷だったころ、 神がすべての初子に死を運ぶ天使を遣わしたけれど、 仔羊の血を門に塗った家だけは過ぎ越した。 その印は預言者モーゼに神が伝えたものだという。 モーゼに率いられたユダヤ人(ヘブライ人)は 無事エジプトを脱出し、めでたしめでたし。 日本人でしか通じないけれど、 茅も血も、読みは「ち」だなあ、なんて。 どちらも、災厄から逃れることのできたたあとで、 良い方に転じていった、んですね。 かといって、良くないことつらいこと、 少なければその方がよいとおもうんだけど、 そうとばかりもいかないんですよねえ。 茅の輪のなかった家、 血のしるしが無くて初子が天に召された家、 そちらの方の数が、少なければ少ないほどいい気もするんですが。 沢山の命が 失われるのは、このましくない。 此の説話とは意味が違っておりますが、 大事にすれば、宝ともなる人を、 粗末にすれば、どうなることやら。 疎民症儡。 これにはなってほしくないなあ。 それより、 素敵な素直な人たちが瑞祥、おめでたいことたくさんがいいなあ、 素民祥来。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.01.07 02:31:02
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