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テーマ:ママの気持ち(578)
カテゴリ:ヒデキのあゆみ
みなさん、こんばんは☆
たっぷり睡眠が取れたのも束の間、週明けとともに、またまたなが~~い夜の生活が始まりました。ふぅ~っ。 でも、まだまだ充電が効いているので大丈夫!頑張りますっ♪ 日毎に寒さが厳しくなってきました。みなさんも風邪をひかないよう、気をつけてくださいね。 ヒデキ(小2)が、サッカースクールの一日体験に参加しました。ヒデキはスポーツ大好きなワンパク坊主。地元のサッカーチームに入って週末はサッカー、そして週に一度のテニスとスイミングのスポーツ三昧の生活を送っています。 そんな中で、最近のヒデキのブームはサッカー。 「サッカー選手になって、ワールドカップに行きたい!」と、練習に励み、夜は憧れのドイツのキーパー、カーン選手(ってまだ現役?)やキャプテン翼(サッカーのアニメ)のビデオに釘付け。 そしてついに上級生から聞いた「プロサッカーチームの少年サッカースクールへ行きたい!」と言い出したのでした。 通うにはお金も時間もかかるだろう・・・ それでも親というのは、それが「我が子の夢のため」と思うと何とか応援してあげたくなるものです。ヒデキのように片目の視力がない、というハンディキャップを持つ子供に対してはなおさらです。主人と相談した結果、「とりあえず、体験してみよう♪」となりました。 ヒデキは前日から興奮気味、本当に楽しみにしているようでした。 そして体験当日。 行ってみてビックリ!!! グラウンドが、、、 ☆☆☆美しい☆☆☆のです。 テレビでしか見たことのないような立派な会場に、息を呑む私たち。 その日はいつもの小2クラスの練習に、ヒデキが「体験」で仲間入りです。最初にみんなの前に立ち、コーチに紹介されました。ちょっと緊張気味で中に入っていくヒデキは、まるで転校生のようでした。 やがて練習が始まると、その熱気というか殺気に、またまたビックリ!!! みんな同じ2年生とは思えないほど、ものすごく上手なのです。まさに「エリート養成所」。 ヒデキはその雰囲気にうまく入っていけないのか、サッカーをしているのに珍しく、ずっと浮かない顔でした。 最後にいくつかのチームに分かれての試合形式の練習になると、みんなは更にヒートアップ。そんな中、ゴール前でもたついていたヒデキがキックしたボールが、こともあろうか自分のチームのゴールに入ってしまったから(オウンゴール?)、さあ大変!!! 「あ~~~あ!」 「なにやってんだよ!お前のせいだぞ!」 「お前は引っ込んでろ!」 と、罵声の嵐が容赦なくヒデキを襲います。そしてついに、とどめの一言が・・・ 「やめろよ、デブ!!!」 (ええ、確かにヒデキは太ってますけど、それはちょっと・・・汗) そのサッカーチームの少年チームに入るには、小4から選抜テストがあって、その狭き門をくぐりぬけなければならないのです。スクールに通っている子たちは、みんなプロのサッカー選手を夢見て、その少年チームに入ることを目指しているのでしょう。当然、みんな仲間であり、ライバルでもあるのです。 本当に驚きました。まさか小学校の低学年のうちからあんな??? 地元のサッカーチームでは誰かがミスすると「どんまい♪(ケル?笑)」と声がかかります。ヒデキがカルチャーショックを受けたことは、明らかでした。 「プロを目指す」って、厳しいなぁ~!(涙) 帰りの車で、ヒデキは言いました。 「オレ、もうあそこには行きたくないよ」 (やっぱりね) 「そっか。サッカー選手の夢はあきらめたか・・・」 「ううん!オレ、鶴ドラ(地元のチーム)から、サッカー選手になるよ♪」 (へっ?) 「鶴ドラから?」 「うん。オレ、鶴ドラで、みんな強くなれると思うんだ」 「へぇ~!どうしてそう思うの?」 「だってね~、鶴ドラは楽しいんだもん。それにみんな仲良しだから。 みんなが仲良しだと、仲間割れしないんだよ。 だからね~、みんなの心が1つになれるの。 そしたら絶対に、みんなで強くなれると思うんだよ。だから、サッカー選手になれるんだ!」 みなさん、どうぞ親バカだと笑ってください。 私はその息子のことばに涙が出ちゃいました。 「みんなの心が1つになれる」 ・・・ヒデキがそんなことを言い出すなんて!? 「ヒデキ、そうだね。 ママもそう思うよ!みんなの心が1つになれたら最強だもんね♪ サッカー選手になれるね、きっと☆」 「うんっ!」 今回の体験会で、ヒデキは大切な宝物を見つけたんだね。 そんなわけで、ヒデキの夢を、ママももうしばらく一緒に見ていこうと思います(^^)v (*私はサッカースクールを否定するつもりはありません。勝負の世界は厳しいのも事実ですから。どうかその点は誤解しないでくださいね。) ひなたまさみ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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