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カテゴリ:サキのあゆみ
おはようございます
昨日、娘のサキ(小6)が中学校の制服を試着してきました。 娘は、公立の中学へは進まず、LD児の学園へ行く予定でした。ところがこの一年の間に、サキの心の中に少しずつ変化が出てきました。 今通っている適応指導教室がサキにとって居心地の良い場所であったり、制服に憧れる気持ちが芽生えてきたり… 行く予定だった学園でサキが一番学びたかったことは、 ”パソコンで自分の作品を(絵も含めて)創れるようになりたい!” だったのですが、最近出逢ったセトママさんが、 「そんなの、うちでいくらでも教えられるわよ♪ サキちゃんなら、ハルオも喜んで教えてあげるでしょう」 と言ってくださったこともあり、サキも大好きなセトハル君に教えてもらえるなら…と大喜び。 小学校の校長先生に少し相談したところ、 「いいじゃないですか! 制服を着たいなら、着せてあげれば。 3年間のうちには、サキちゃんもどんどん成長します。 またどんな変化が起こるかわからないですからね。 中学の校長には、これまでの経過を私から説明しておくこともできますから。 とにかく、本人の意思を大切にしてあげてくださいよ」 そんなわけで、ここへ来て、公立の中学へ進む方へ気持ちがかなり傾いてきたサキの希望で、制服を試着しに行ったのです。 わりと明るめの青いラインが一本入った、シンプルなセーラー服。 今の身長より10cmほど大きいサイズの制服を用意してもらい、着替えを終えたサキ。 「どう?」 ちょっと照れくさそうにセーラー服に身を包んで立っている娘の姿を見たとたん、胸がいっぱいになる私。 思いがけず、涙が溢れてしまいます (いや、ここで泣くのはおかしいよね~) 必死で泣かないように我慢するのですが… そんな私の様子に気づいた女性の店員さんが、 「よくお似合いですね 制服を着ると、ぐっとお姉さんらしくなりますから、感激しちゃいますよね~。 よく、お孫さんと一緒に来られるお婆ちゃまも、感動して涙を流されるんですよ」 「そ、そうですよね~? やっぱり感動しちゃいますよね」 (優しいフォローがありがたいわぁ♪) 制服を一番楽しみにしていたのは、実は私だったのかもしれません。 「あ、せっかくだから記念撮影ね」 慌てて携帯で写真を撮り、パパと私の姉に送りました。 (お姉ちゃんも、甥っ子たちの制服姿、写メで送ってきてくれたもんね) 「サイズは、だいたい10cmくらい大きめでいいんですか?」 「そうですね~。 あと、女の子の場合心配なのは、胸のサイズですね。 叶姉妹くらい大きくなっちゃうと大変ですけど…」 すかさず私の胸元を見る娘。 「いえ、それはありえませんから♪」 と、即答。 (な、なんだよーー!?悪かったわねっ) 実は私も中学、高校とセーラー服だったので、たくさんの制服を見ているうちに、もう年十年も昔のことですが懐かしく思い出しました。 スカートのひだをきれいにするために布団の下に整えて置いて寝押ししたり、それに失敗したときにはアイロンをかけたり… リボンをよく失くして、朝になってバタバタ探していたっけ(笑)。 でも、今の制服は進化しているんですね。 「ナノ○○○」とか言って、要はナノテクノロジーの最新繊維の布地を使っているので、形状記憶はもちろん、花粉などもよせつけないようになっている、とか!? 洗濯機で洗うこともできるんですね。 本当にビックリしました。 予定していた学園は高校まで。制服はありません。 4月までにどんな結論に達するのかまだわかりませんが、もうすっかり諦めていた娘の制服姿を見ることができて、とっても幸せな気持ちになれた私でした ひなたまさみ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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