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テーマ:小学生ママの日記(28656)
カテゴリ:ヒデキのあゆみ
おはようございます
昨日、10月25日はヒデキの10歳の誕生日でした 先日の授業参観の報告もしたいのですが、今日は10歳になるにあたってヒデキがチャレンジしたことの報告をさせていただきます。 「ねぇヒデキ。 明日はいよいよ誕生日だね~」 「そうだよ オレもついに10歳だーー 2ケタの数になるんだぜ」 「そうだね~。 2ケタだね~。 あのさ、ヒデキ。 ママにとっては、あっという間に10年経っちゃったから、またあっという間に次の10年も経っちゃって、ヒデキはすぐに20歳の大人になっちゃうような気がするんだよね」 「そうかな? オレにとっては、 けっこう長かったよ」 「ああ、確かにそうかもね~。 それでね、ママ、ちょっと考えてみたんだけど… ヒデキはきっと“イケメン”になるとは思ってるけどね(笑)、 もしも、もしもよ、 “イケメンになれなくても、女の子にモテる条件” っていうのがあるんだけどさ~、それをそろそろヒデキに少しずつ教えちゃおうかな? なぁ~んて思ってね」 「うそっ そんなのがあるの」 (ふふっ♪やっぱり食いついた!) 「あれ? 興味あるの~?」 「いいから~。 何?早く教えてよ」 「え~~、それじゃ、しょーがないな~。 それはですね… ジャ~~~ン♪ “料理ができること”なんだよね~~」 「そうなの~~?」 「そりゃそうだよ~。 何てったって“料理は愛情”だからね。 これからの男の人は料理ができると、モテるぞ~~」 「オレ、やりたい」 (ほんと、わかりやすい性格だよね~。笑) 我が家の“腹ぺこ王子”ヒデキは、よく料理を手伝いたがりますが、忙しい母は、なんせ腹ぺこ王子が帰ってくるまでに作っておきたかったり、早く仕上げたいために、娘には手伝ってもらうけど、息子にはつい、 「すぐ出来るから、待ってて」 と言ってしまい、餃子を包むときとか、ハンバーグをこねるときなど、一部分しか手伝ってもらったことがありません。 その結果、娘の方はカレーやシチュー、簡単な中華料理、不思議な創作料理など、材料さえあれば作れますが、ヒデキの方はまだできないのです。 ま、女性にモテるかどうかはさておき(笑)、結婚してもしなくても、ヒデキは食いしん坊の腹ぺこ王子である以上、料理を覚えておいて損はないですよね♪ そこでこの誕生日を機に、少しずつヒデキの大好きメニューを自分で作れるように教えていこう!と思ったのでした。 「ヒデキ、今日はヒデキの大好きなカレーを作ってもらおうか?」 「よっしゃーーー やるやる!」 気合十分のヒデキ。 早速、エプロンをつけようとしたのですが… あれれ? 子ども用のエプロンでは、もう後ろのボタンが止まりません (ま、これでいいよ) まずは、お米を洗って、ご飯の準備。 そしてカレーの材料の皮むきをして、切り始めます。 (皮むきは、まだ包丁ではなくピーラーで) いざ包丁を手にすると、思いっきり緊張しているヒデキ。 真剣な表情で、全身におかしな力が入っているようです。 「オレ、だんだん上手になってきたよ」 ジャガイモ、人参を切り終えたところで、やっといつもの調子に戻ってきたヒデキ。 次は玉ネギに挑戦です。 ところが… 「うっ、目が痛いよぉ~~」 「あ、そうだ 前、テレビでやってた“いい方法”を思い出した」 慌ててリビングへ駆けていき、戻ってきたヒデキは、 「へへっ、 これで完璧だ」 でも… 「あ、なんか、鼻がムズムズしてきたぞ。 ハ、ハ、ハックショ~~~ン ヤバイ ティッシュが飛んでった」 (どんだけぇ~~~笑) そして何とか肉も切り終えると、いよいよ炒めます。 「おお~っ、 けっこう重いもんだね」 「そうだよ~。 頑張れ 気合だーーー」 水を入れたところで、ヒデキもようやく一休みです。 「あ~~~~~、疲れた 緊張してたからかな?」 「そうだね~、上手に出来たじゃん あ、今のうちにリンゴ擦りおろしてね」 「ええ~~っ、 まだあるの オレ、もうお腹空いてきたよ リンゴ、このまま食べちゃおうよ~」 「もうちょっとだよ。 これで美味しいカレーになるから。 さっ、ファイト」 「あ~~あ、早く食べたいな」 「ヒデキ、そろそろルー入れようか」 「やったーーー いよいよだね やるやる~」 カレーの香りがキッチンに広がり始めると、 「う~~~~ん… やっぱ、最高だねぇ~~」 とたんに元気になるヒデキ。 そして、ついに完成で~っす 「オレ、初めて一人でカレー作ったよ」 「美味しいねぇ~~ やっぱり”料理は愛情”だね 最高だよ、ヒデキ」 いつもはヒデキに対して辛口批評のお姉ちゃんにも、 「美味しく出来たじゃん」 と褒められ、とってもとっても嬉しそうなヒデキ 「ママ、11歳の誕生日は、“そぼろ丼”教えてね」 生まれたときは2500gギリギリのちっちゃな赤ちゃんだったヒデキ。 あんまり痩せているから、手も足も骨と皮でしわしわだったよね。 「右の目が見えない」ってお医者さんに言われたときは、ママもいっぱい泣いたけど、パパもじいじやばあばも、本当にヒデキのことを心配してくれたんだよ。 5歳のときには心臓まで止めて、大変な目の手術、頑張ったね。 腫瘍は取れたけど、これからも右目の視力は出ないだろう、って… そんなヒデキが、まさかこんなに大きくなって、 こんなに元気いっぱいになってくれるなんて、ママは思ってもみなかったよ。 ヒデキ、柔道と出会えて良かったね 昨日の練習試合でも、自分より何十キロも重い、大きな大きな6年生が上からズドーン!と降ってきて、 「うげぇええええ~~~」 って、思わず泣いちゃったけど、あとでトイレに行って2回も吐いちゃったけど、試合の途中で先生に、 「できるのか? できないのか?」 と聞かれた時、諦めないで最後までやって引き分けたのは、これまでのヒデキと比べると(すごく成長したなぁ~!)って思えて、嬉しかったよ。 ワンパクで、ときどき怪獣になっちゃうけど、 とっても素直で心優しいヒデキ。 お誕生日おめでとう 生まれてきてくれて、ありがとう これからもヒデキの成長、楽しみにしているからね ひなたまさみ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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