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カテゴリ:ひねもす・本/映画
さてもさても。
ここんとこ、怒りマークの日記が続きましたが。今日は昨日みた 新「桃太郎侍」の話など。。。 えーと、時代劇好きのわたし。めっきりみる機会が減ったものの、 新しくドラマが始まるときはとても気になります。 これもそのひとつ。 「桃太郎侍」と言えば。そうです。 ひとつ、人の世の生き血をすすり~ ふたつ、不埒な悪行三昧。 みっつ、醜い浮き世の鬼を退治してくれよう~桃太郎っ! と登場してきてずばっずばっと悪党どもをなぎ倒す、、、格好よかったですなあ。 それが。 高島兄で、復活。 あのイエェ~イ!!の高島一家の暑苦しい兄が侍です。 (ちなみにウチの大雑把な相方は『ルー大柴』と同じ箱に分類してるらしいです) どうなるものかと、観てみました。 暑苦しく派手な演出。立ち回りは力任せっぽい。若々しいと言えば言えるけど、 ちょとガサツ。 荒い感じとドスのきいた台詞が勇ましくて、それはそれでいいかなあ~とも思える。 ただなあ~。 山手樹一郎氏の原作を読んで自分の中の「桃太郎像」と高橋英樹さんの決め台詞で 育ってるわたしとしてはちと・・・なんである。 たとえば、派手な着物やきれいな映像は今の視聴者向きと思われてるのかもしれないけど、 艶やかさは地味な背景があってこそ映えるものだし、桃太郎が着ている 女物の羽織りものはそこで目立って欲しい。 花火がばんばん上がって、着物にその照り返しがきてる、って感じ だったけど、まるで懐かしの?ディスコにいるみたいでゲンナリだった。 で何よりもあの 桃柄の着物!桃がね!桃なのよ! ものすごく桃太郎は怒ってるんだけどね、あの桃はどうなんよ? 桃太郎はね、実はあるええとこの殿様の子なのね。ワケありで市井で 暮らしてるのね。 だから、遊び人を装っていても出自がいいのでもう少し闘い方にも きれいさを残して欲しいのね。いや、別に円月殺法みたいなとか、 すね毛出すなとか、そういうのじゃなくて、なんていうかあんまり うわっけっこう苦しそう~!みたいな闘い方は見たくないのね。 高島家っていうええとこの兄さん連れて来たんやから、もう少し 苦労知らずっぽい闘い方をしてほしい。。。 で、スカッとさせて欲しい。 勧善懲悪、、、好きなんだよねえ~。 24時間テレビで泣くのは非常にイヤなんですが、水戸黄門で泣くのは アリなんですわ。 どっとはらい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.08.30 21:57:14
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