ひねもす日記

さてもさても。

昨日は相方の散髪をした。
ええ、わたしが。（笑）

元々は節約のために始めたのだけど、面倒だし髪の毛も多いし、もう
安い散髪屋もあるし、行って切って来て欲しいんだけども
どうにも家の中で済んでしまうというのが相方には楽なようで
よほど寒い時とか（風呂場で裸で切るので）わたしの機嫌が悪い時で
ない限り、

「家で切ってくれ～」

と言われるようになった。

はい、ここで注意事項。

けして上手なわけではないよ！

かろうじて虎刈りが目立たないくらい？なだけ。
でも、身なりにかまわん人なのでそれで充分らしい。
ちなみに、ＡもＢも小遣いをやると言っても、母散髪はイヤだと
言うようになった。。。
なぜなら、かなり時間がかかるから。

いや、だってね？
それなりに整えようとしたら、どうしても素人だからさー。
それでもこどもなら髪の量も少ないし、３～４０分。

それが相方となると１時間はかかるわけで。（苦笑）



で。
昨日もチョキチョキチョキチョキやってた。

そうなると１時間はおしゃべりタイムとなるわけで。



あれやこれや、仕事の事や家の事、友だちの事など。

なかでも、あらこの人こんなことを？と思う事も。



先日。
小姑２の病院でイベントがあって、子たちを連れて行って来たんだけど
そこでＡの同級生のお母さんにあった。
話すと、この病院で勤めているらしい。
小姑２が入院していることを言うと、驚いていたけど
「実は私の姉も『統合失調症』なんよ」と話してくれた。

ほんまの事言うと、わたしはこの人が苦手なんだけどそういう家族に
精神障害を持つ人と初めて知り合えたので、情報も欲しいしつき合いを
深めようと思うんやー

と、相方に話した。
相方はそうなん？と聞く。

そうやで。
あんたは現場主義やからさー、その場に応じた動きをその時にとれば
いいと思ってるやろし、そう出来る人やけど。
わたしは『超・こわがり』やからな、情報はとりあえずいっぱい欲しいし、
横の繋がりもいっぱい欲しいねん。

もうずいぶん前になるけど。

Ａが『言葉が遅い』って言われてた頃があったやん？
もう７年くらい前になるけど。
ネットに、図書館に、ってどっぷりやったけどさ。
ほんまはそういう知り合いが一番欲しかってん。

で、あんたの友だちの○○くんとこにこどもが出来て。
同じように『言葉が遅い』ってわかって。

その時、なんであんたは向こうの家族とわたしを紹介してくれへんの
やろうってほんま腹立ったわ。
Ａの事、知られるのがイヤなんやろうかとも思たし。


うーん、あれはなあ。
向こうの家に仕事の関係でオレ行ったやん？
そしたらな、うちよりもっとしんどそう（重そう）やねん。
向こうの奥さんは、もっとお前よりも話したそうやってんけど、
うちなんかと話したら、悪いんちゃうかと思て。
そやから。。。


ふーん、そうやったんやー。そういう考えもあるなあ。
でもきっと今は向こうの奥さんも行くべき道が見えてる頃やし、
あの頃よりも楽に話が出来るんちゃうかなあ。
あんたが言うように、あの頃話をしたら確かにしんどい事も
あったかもな。
でも、寂しかったで。

でな、それと同じようにＡの同級生のお母さんにも話が聞きたいねんけど
どう思う？
やっぱりそういう事を話されるのはイヤか？


オレはかまへんで。そやけど、お前苦手なタイプなんやろ？


うーん、苦手やけどな。話せへんほどではないし。
っていうか、それよりもいろんな事を聞いてみたいねん。


そうかー。。。
うちのオバアもそうやと思うねんけど、小姑１も、オレもな、
もしかしたら自分も小姑２みたいになるかもしれんと思うと怖いし、
なかなかそういう話が聞けへんし、そういう話が出来ひんとこあるわ。
そやし、お前がイヤでないんやったら、無理せん程度にしたら
ええんちゃうかー


そんなん考えとったん！
確かにな、誰がなってもおかしくない障害やけどな。
そうか、、、そやけど不安やなあ。
でもなあ、そんなん言うたらわたしなんか怖いもんだらけやけどな。
そやからいっぱい情報を手に入れたがるねんけど。





解ってるようでも解ってなかったんやなあ、と。

そういう恐怖を持ってたんか、と。

わたしからすれば、もちろんそういう確率もあるけど、そういう障害を
持たない（遡れば解りませんが）家であっても、その障害を発症する
ことはまれな事ではないと思っているので、そんな事を相方が思っている
とは考えても見なかった。

でも確かに近しい人が病に冒されたら、、、自分であったかもしれない
と思うことはある。

それゆえに「考えないでおこう」というバイパスが出来ても、当たり前。

人はいろんな障害を目にするけど、目を背ける人にはそういう恐怖も
あるからなのか。
もちろん、その想像力なく単に無関心な人も居るだろうけど。


長い散髪も終わって。
髪の毛を始末しながら、考えた。
もし、その日が来たら。

出来る事をするだけ、やなあ。
でもやっぱりわたしは『超・こわがり』やから、あちこちに助けを求めるし
考えずにはいられへんやろうな。




追いかけてくるお化けは、見ながら逃げんと余計に怖いと思うねんけど。

髪の毛を流して出て来た相方に言うと、笑われた。


おもっきり見んと走ってる方が、はよ逃げれると思うで。

やって。
それはまあ、そうかもしれんけど。
性格の違いやわなあ。



どっとはらい～