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カフェ・ヒラカワ店主軽薄

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2007.03.07
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カテゴリ:ヒラカワの日常
喜多八、喬太郎、歌武蔵の「落語教育委員会」が
中野ZEROホールで行われるというので
出かける。
ZEROホールに早めに着くと、
会場の周囲には
だぼだぼズボンにトレーナーのわかものたちが
ヒップホップダンスに興じている。
うまい。
やつらは、俺たちの世代とは
明らかに異なる身体感覚を身に付けている。
しばらく、
それを眺めていて、壁を見ると
「ダンスの皆さんへ。
近隣から苦情がありますので
ここではダンスを踊らないように」といった内容の張り紙。
いいじゃねぇか。
踊らせてやれよ、と思う。
「転げて浮かべ、煮汁の中で」である。
それぞれのダンスを踊ればいい。

落語の方は、
このメンバーである。
面白くないわけがない。
歌武蔵は「五人回し」。
独特の語り口で安定感のある芸を見せる。
喜多八師匠は「笠碁」
これは絶品であった。
語りよりは、語りと語りの間で見せる芸である。
そして、喬太郎。
都市伝説をテーマにした新作で
面白いことこのうえない。
笑いすぎて涙が出る。

この会には、以前喜多八師匠の落語教室の生徒が
示し合わせたわけでもないのに全員顔を見せ
文鳥舎舎主にして、ラジオカフェの社員でもある大森さん、
ラジオカフェ社長の赤塚さんらと
高円寺にある柳家紫文さんのお母さんがやっている小料理屋へ
繰り出すことになった。
喜多八一門の同窓会である。
ちょうど紫文さんも帰ってきて
着物のままカウンターの向かいの畳に座って
三味線を弾きながら、日本の音曲について驚愕の解説をしてくれる。
いつもは、上野鈴本での
三味線漫談で
笑わせてもらっているが
本日の熱い語りは、少々意外の感があった。
おいしいお酒と
三味線の音色と、和やかな笑いで三拍子である。
高円寺の夜は、
いつもどこかで
こんな小宴が行われているのだろう。








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最終更新日  2007.03.08 22:17:37
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