カテゴリ:ヒラカワの日常
アメリカから帰ってから
ずっと、風邪が治らない。 煙草がうまくない、咳き込む、微熱がある、食欲が無い。 今年はなんだか、しょっちゅう風邪を引いているような気がする。 黄金週間に入ったというのに、 免許も無ければ、体調も芳しくないということは、 蟄居して新本の校正をしっかりやれということなのか。 やってますってば。 それとも、はやく免許をとれってことなのか。 行きますとも、鮫洲。 (めんどくせえが) ラジオ関西放送の『ラジオの街で逢いましょう』通称ラジマチも 最初の一ヶ月を無事終了し、 いよいよ二月目に突入。 この番組は、パーソナリティーが四人登場する。 編集工学研究所の元専務、現在ケイズワークの社長の菊地史彦。(俺のアミーゴだわな) 文鳥舎主宰、元早稲田文学編集の博覧強記のおんな仕掛け人、大森美知子。(芸歴に似合わぬ文鳥のような声の持ち主である) そして、俺。 そこに「わいをわすれちゃあきまへんがな」と満を持して登場するのが、ミーツの元編集長で 岸和田だんじり祭りの元若頭という水戸黄門のような経歴の江弘毅である。 この江弘毅の回が、5月1日に放送されるので是非お聞き下さい。 ゲストはご存知、大西ユカリさん。 (過去の放送分はここ聴くことができます。) 7月放送分からは、ウチダ・ヒラカワの東京ファイティングキッズコンビがレギュラーで登場して、番組を破壊しにかかるということなので、こちらもよろしくお願いいたします。 さて、手元に 『東京ファイティングキッズ』文庫版(朝日文庫)の見本刷りが届いた。 文庫用の前書きが俺、あとがきが内田樹、そして解説が小池昌代さんである。表紙は山本浩二のあっと驚く意欲作で実におもしろい本に仕上がっている。 ウチダくんとも電話で話したのだが、この本の中に、この間の俺たちの思考のほとんどすべてが、すでに書かれている。 勿論まだ、生煮えだったり、半熟だったりするのだが、 それ故にヴィヴィッドな思考の痕跡が刻み込まれているように思う。 近々に書店に並ぶはずなので、柏書房版をお持ちの方も是非、お手にとってお確かめください。(宣伝で恐縮ですが、まあ常套句ですのでお許しを) 川端賞作家となった、小池さんの解説だけでも、読む価値あり。 ということで、俺は「ぬれマスク」をかけて、寝ることとする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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