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テーマ:好きなクラシック(2305)
カテゴリ:コンサート・観劇
ヴェルディのオペラ、「椿姫」を観てきました。
D市のオペラハウスの改築がようやく終了し、本日が再オープン1日目なのです。 「椿姫」は今日から4回上演されるプレミア公演です。 劇場の再オープン記念日とあって、かなり著名な方々も招待されていると見え、劇場の前はすごい人だかりでした。 さらに、皆さんの気合の入ったドレスアップぶり! テレビカメラを構えたおじさんもいたりして、ちょっとしたセレブが集まる場という感じです。 私はエスコート係がいないので、ちょっとしたワンピースにボレロっぽいブラウスを羽織っただけ。 電車で行かなければならないので、あまり気合を入れてドレスアップすると、恥ずかしいんですよね。 やはりドレスは車で劇場前まで乗りつける人々のためだと思います、はい。 でも、皆さんのドレスをあれこれ見て、楽しませていただきました。 開演は7時半からでしたが、まずは偉い方々のご挨拶。 そして名誉会員になった方へ、会員証と花束の授与。 そんなこんなで、多分実際の開演は8時ごろだったと思われます。 やっと舞台の幕が上がり、豪華なセットに目を見張りました。 再オープンの初日だから気合が入っているのか、それとも今後は毎回こうなのかしら? 第1幕はヴィオレッタのアパートでのパーティー風景ですが、大きなテーブルにしっかりセッティングもしてあります。 途中で花火のついたパイナップルがいくつも運ばれてきたり、本物のシャンパンを思い切り振ってから抜いたりで、驚きました。 パーティーの最後には、お客の一人がテーブルクロスを引っ張ってテーブルの上のものを落としていったり…すごい演出。 初日らしいちょっとしたトラブルも時々見受けられましたが、それもご愛嬌ですよね。 私にとって計算外だったのは、普通は20分の休憩時間が倍近くあったこと。 フォイエにテーブルがいくつも並べられ、番号が置いてあり、どうやら招待客(VIP)はここで飲んだり食べたりすることになっているようでした。 3幕4場が終わるまでに、たっぷり4時間かかりました…。 開演前にディナーをきちんと取ってから出向くべきでしたね。 って、私はいつも同じ失敗を繰り返しているなあ。 歌い手さんはみんな素晴らしかったけど、特にヴィオレッタ役の女性と、アルフレードの父親役の男性が良かったです。 アルフレードも歌は悪くはなかったのですが、外見があまりアルフレードらしくなかったかな…。 去年観た、「魔笛」のパパゲーノ役と同じ人だったので、どうもパパゲーノの印象が強すぎて、どうしてもアルフレードとは思えなかったのでした~(笑)。 いつも同じ劇場に観に行くのも、考え物かもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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