秋来たりなば
本日の出勤時の気温、12度でした。朝からがんがんクーラーを掛けていた頃が懐かしい…。って、ほんの1ヶ月前のことなんですが(苦笑)。空を見ると、明らかに夏は終わってしまったんだなというのが分かります。雲がどう見てももう夏の雲じゃないんですね。日本では夏休みの終わり頃はまだもくもく入道雲がみられたような気がするんですけど、お盆過ぎでもうこの秋空はさびしいです。今日は今シーズン購入し、もう1度気温が30度を超えたら着ようと思っていたワンピースをおろしました。下に長袖カットソーを重ね着し、十分丈レギングも履いて、という防寒対策を施してのデビューです。ちょっと不本意ではありますが、来年の夏まで待つのもなんとなく悔しかったので。今週はパートナーが出張で留守ですし、1人で秋の夜長(って気が早すぎ?)を楽しんでおります。先ずは芸術の秋を満喫すべく、オケの譜読みに精を出しています。というと聞こえがいいですが、コンサートでやる曲の楽譜がB, D, Es, Fと選り取りみどりなので、実音を譜面に書き込む作業です。そして秋といえば読書の秋。ここしばらく読み続けていた『船に乗れ!』を昨夜読了しました。全3巻と言う結構長い作品だったのですが、先が気になって(特に2巻と3巻)なかなかやめられず、毎日寝る前にどんどん読み進めてしまいました。あちこちで絶賛されていたこの作品、主人公が音楽学校の生徒でオケのチェロ奏者ということで、一層興味を持っていたのですが、ちょっとだけ肩透かしでした。読む前の期待があまりにも大きすぎたのかもしれません。この作品の感想は一言で言えば「青春とは恥ずかしいものだ」でしょうかね…。音楽に携わっていなくても、青春時代のなんともいえない一途さ、息苦しさなどを思い出したい方にはおすすめです。さて、次は何を読もうかな~。