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ひらめ日記

[お仕事・就職活動] カテゴリの記事

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ありえない!!

今、ものすごく気になっていることがあります。気になって仕事が手に付かないくらいです。現在の職場で私は技術文書というセクションにいて、2人同僚がいます。1人は肩書きのみですが一応アシスタントマネージャー(AM)、そしてもう1人は本ブログにも時々登場するサボリくんです。私の向かいの席に座っている『親父(仮名）』は私達と部署は同じですが、彼のセクションは彼1人だけで、部下もいないのにマネージャーなのです。で、私のセクションのAMはここ2年ほど、技術文書とまるで無関係のある業務にかかりきりで、自分のセクションをほったらかしにしており、その事がトップのお怒りを買いました。それで、彼をマネージャー業(笑)に専念させるため、当時やることがなくなってしまった例の親父にそれまでAMがやっていた業務を全て譲渡することになったのです。が、この仕事は海外出張が多く、国内外のあらゆる官公庁とのやり取りも必要で、英語もドイツ語も完璧ではない親父には到底無理だったのです。案の定、関連他部署から彼の英語力についてクレームが来るようになりました。で、親父は社内で出来る事務仕事だけやり、海外出張にはAMが行くという分業体制で業務に当っていました。が、AMは親父にはこの業務は無理だと始めから分かっていて、あえてしばらく彼にやらせていたのです。AMの思惑通り、彼は色々失態をしでかしてくれたので、この間の会議でついに彼の訴えがトップに認められ、業務変更が決定されたそうです。親父が私に打ち明けたところによると、彼とAMはもうすぐお互いの業務を交換するのだそうです。ここで私の疑問です。彼らが勝手にお互いの業務を交換し、親父が私のいる技術文書セクション所属になるのはかまいません。が、彼は平社員として異動してくるのでしょうか?おそらくそれはありえないと思うのです。もしそうだとしたら、彼は例によって被害者面して私に延々と愚痴をこぼしたに違いないからです。つまり、おそらくは親父が新しく技術文書セクションのAM、下手したらマネージャーになる予定らしいということです。でも、もしも親父が私の上司になるとしたら、私は絶対に絶対に認められません。というのも、私はこの職種に応募し、必要な能力を備えていると認められたから採用されたわけです。もう丸4年この会社でこの仕事をやっていますし、別の会社での経歴もあわせれば、15年くらいドキュメント関連の仕事一筋です。それなりにプライドもあります。一方、この親父は25年位前に全く別のポジションで採用され、文書関連の仕事の経験もないし、もちろん翻訳もできません。翻訳どころか、そもそも文書関連の仕事をする基礎になる文章力．語学力が皆無なのです。こんな人が今までマネージャーだったからと言って、自動的に私達の上司になるなんて、耐えられません。でも、問題はドイツでは基本的に減俸や降格というのが認められていないということです。うちの会社のように労働組合が強い会社だと、100％不可能と言ってもいいくらいです。つまり、この親父には能力がなく、仕事が出来ないためにあちこちたらいまわしにされてきたのに、常にマネージャーのままなのです。今回も与えられた新しい業務が満足に出来なかったがために私達のセクションに異動になるわけで…。が、考えてみてもください。能力が無い人がマネージャーのままでいられるのって、おかしくないですかしかも、全く経験の無い職種のマネージャーになれるなんて、ありえないですよねそんな人を直属の上司にされることは、私にとっては侮辱に等しいのです。うちのAMと親父がお互いの業務を交換すると聞いてから、私は自分のこの恐ろしい想像が当たってしまうのではと不安でたまらないのです。もちろん、決して黙っているつもりはありません!もし今の上司が親父を新AMにすると宣言したら、納得できるまで問い正します。そして、万が一彼が本当に私の上司になったら、私は新しい仕事を探します。最近やっと職場が平和になりつつあると思ったのに…。なかなかおとなしく仕事だけに集中させてもらえそうにはありません。

2010年12月01日

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突然の依頼

日本はこれから秋が深まるところでしょうが、ドイツは今日から急激に寒くなってしまいました。これまでは日中の気温が20度前後あったのに、今日は6～7度しかなく、1日中気温が一桁だったのです。今年の秋は過ごしやすいと喜んでいたら、あっ!という間に冬になってしまいました…。こんな寒い1日でしたが、今日はほぼ1日外出していました。急に通訳の仕事を依頼されたのです。月曜日の午後、上司に翻訳を頼まれ、来週の中ごろまでに仕上げればいいと言われたのですが、結構分量があったので出来るときにやっておこうと思い、少し残業していました。すると、5時ちょっと前にうちの部署の秘書から電話があり、明日は会社にいるか、何か予定はあるかとたずねてきたのです。彼女も時々急に翻訳を頼んでくるので、またそんな話だろうと思っていたら、今回は通訳をしてほしいとのこと。彼女によると、ドイツ語がしゃべれない東欧からのお客さんと、英語がしゃべれない日本からの出張者と、ドイツ支社のセールス担当の人と一緒に外出して、3ヶ国語の通訳をしてほしいという話でした。ところが、どういうお客さんなのか、どこへ行くのか等の詳細は彼女も全く分からないとの事。後で日本からの出張者の名前と肩書きはメールで送ってくれるとのことでしたが、それ以外は何も分からないまま、引き受けることになりました。久しぶりの通訳の仕事は楽しみではありますが、どんな仕事（たとえば展示会に行くのか、客先に行くのかなど）すらもわからないので準備もできず、やはりちょっと不安でした。しかも、前日の5時というとても急な依頼です。普段、私は急ぎの仕事が無ければ4時半ごろには退社してしまいますので、私がその日たまたま残業していたのはものすごい偶然というか、秘書の彼女にとってはラッキーだったというか…。というわけで少々緊張しながら朝8時前に出社して1時間ほど自分の仕事をし、9時過ぎから3時半頃までずっとその通訳の仕事で外出していました。秘書の情報は間違いだらけで、日本からいらしている出張者2名の通訳でした。彼らはヨーロッパがこれから日本で力を入れようとしている分野に強いので、市場調査とトレーニングのためにこちらに滞在しているとのこと。名刺の肩書きによるとかなり偉い人のようでしたが、どちらも気さくで感じの良い方だったので、リラックスしてお話することができました。ドイツ支社のディラーを2軒訪問したのですが、訪問先でもドイツ語で説明できるのは助かるととても喜んでもらえたので、行った甲斐がありました。1軒目では出張者の方が熱心に質問されたので、いつの間にか2時間も経っていてびっくり。この分なら2軒目も大丈夫そうだと気合を入れ直していたのですが、あいにく出張者のフライトの時間が迫ってきてしまい、次のディーラーさんとはランチをご一緒しながらのミーティングとなってしまいました。でも、ランチの場所が偶然以前から行ってみたかったイタリアンレストランというおまけつき（笑）。普段は1日中ずっとPCの前に座っているので、たまに外に出るのは良い気分転換になりますね。それに、普段ならかかわることの無い部署の方やディーラーの方々と知り合えたのもとても貴重な経験でした。これがきっかけになって、これからも時々通訳の依頼が来るようになればいいなあと願っています。

2010年10月12日

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ここかと思えばまたまたあちら♪

今週は本当に久しぶりにとても忙しくて大変でした。「忙しい、忙しい」と愚痴るのは格好悪いと思っているので控えているのですが、今回は愚痴る暇もないくらいの忙しさとでも言いましょうか(苦笑)。日本本社から偉い方が出張されていて、月曜から昨日までは基本的に毎日朝9時から夕方5時までミーティングのお付き合いをしていたのです。そのため、少しでも自分の仕事ができるよう、朝もいつもより早めに出社して7時45分くらいから小一時間、そして昼休みも急いで食事をしてその後の少しの時間、後は夕方ミーティングから開放されてから少し仕事をするという毎日でした。ちなみに、初日の月曜日は全く自分の仕事ができなかったので、長めに残業して急ぎの案件だけ片付けました。火曜日は退社後にいつもどおり音楽学校の吹奏楽団の練習に参加し、終わったのが9時過ぎだったので9時半過ぎに帰宅、それから夕食を作って食べて、当然寝るのも遅くなってしまいました。昨日は出張者を含め、うちの部署の日本人だけで一緒に夕食を食べることになり、D市のレストランに行ったので、帰りは11時半を過ぎました。やれやれ…です。日本からの出張者の方は、とてもいい人なんですが、何でもご自分でやりたがるタイプなのです。始めに聞いていた話では、今日・明日に行われる会議でも私が彼のために通訳につくという話だったのですが、彼は基本的に通訳など必要としません。英語はお世辞にもあまり上手とは言えないのですが、とにかく自分で話そうとするのです。その姿勢は素晴らしいと思いますし、彼の英語力でも一応会話は成り立っているようなので、私も自分の通常業務があるし、1日中ずっとミーティングに参加していなくてもいいだろうと思ったのですが、とにかく側にいて、もしも自分が間違った事を言ったらその時だけ（＜ここがミソですね）口を挟んでほしいと言うのです。そのため、私は基本的には通訳も何もしないのに全てのミーティングに参加して、全ての会話の内容(特にこのお偉いさんがしゃべる内容)に注意を向けていなければならなかったので、疲れました。逐一通訳するなら集中するのも苦じゃないですが(気疲れはしますが)、通訳もしないのに黙って座っているのは苦痛でした…。今日から肝心の会議が始まりましたが、正式に出席者とされていなかったようで、会場に出向いたらなんと私の席はありませんでした。正式に会議の通訳として任命されていないからです。ついでに言うと、会議のスケジュールも送られてこなかったし、今日の夜にある会議出席者のディナーにも当然呼ばれませんでした。この日本本社からの出張者はいわば本会議のメインゲスト（VIP）で、私は一応、月曜からずっと彼の通訳を務めているにもかかわらず、です。そもそも、何かあったときには通訳するために頼まれて出ているのですから、出張者の側（本来なら直ぐ隣）に座れなければ意味が無いのに、席すらないなんて失礼だと思いませんか?その代わり、我がサービスセンターの秘書はなぜか我が物顔で前の方（VIP席）に座っているし、私の同部屋のマヨルカ親父にいたっては、この会議に呼ばれてもいないのに当然という顔をして1日中出席しているしで、もう訳が分かりません。朝はこの本社からのお偉いさんのプレゼンがあったので、私も会議に出席していましたが、彼は前に出るときも1人でいいと言い張り、結局ご自分ですべて英語でプレゼンをされました。ちなみに、プレゼンの資料そのものだけでなく、しゃべる内容も全て本社から依頼があり、私が前もって英訳したものです。が、せっかくちゃんと翻訳してあったのに、彼はなるべく資料を使わないで自分でしゃべろうとしてめちゃくちゃになり、結果プレゼンの内容そのものも何が言いたいのかさっぱり分からずに終わってしまい、がっくりきました。さらにまだ夕方ディスカッション(質疑応答)があるので、その時はまた会議に出席したのですが、また出張者の近くの席に座って話を聞いているだけで終わりでした。間違った事を言ったときのため、もしくは会話の内容が複雑になってきたときのために待機してほしいと言われていたのですが、実際にはほとんど口を挟む機会なんてないのですから、本当に時間の無駄です。その間、通常業務を免除してもらえるというなら話は別ですが、そもそも私は会議の正式メンバーにも入れてもらえていないので、そんなこともしてもらえないし、その間自分の仕事は溜まる一方…。そんなわけでかなり疲れ（とストレス）が溜まっているのですが、今晩はなんとしても家事をしなければなりません。実は明日からしばらくロンドンへ小旅行に行くのです。ロンドンへ引っ越したお友達が去年、「来年ロンドンで歌舞伎公演があるので、一緒に観に行きませんか?」とお声をかけてくれたのです。始めは週末だけ2泊3日か長くても3泊4日くらいで行ってくるつもりだったのですが、「せっかくなのでどこか近郊に1泊旅行にも行きましょう」と誘ってくれたので、金曜日の夜に発って、水曜日に帰ってくることにしました。ロンドンで新婚の海老蔵さまをじっくり見てきます。しばらく会っていないお友達にもやっと再会できるし、旅行自体はとても楽しみではあるのですが、とりあえず今週は本当にずっとばたばたしていて、まだまるで準備ができていないので、うきうきわくわく♪とはいきません。本当に今晩だけで準備（特に洗濯とアイロンかけ、その後荷造り）ができるのかとっても心配です。それにしても、やっと日本から帰ってきたときのスーツケースを片付けたと思ったら、その後すぐにライプチヒに行くための荷造り。ライプチヒから帰ってきた荷物も実はまだ完璧には片付けていないのに、またまた荷造り。ちょっと最近、お出かけが多すぎますね…。でも、学校が夏季休暇の間はどこにも行かないので、今のうちに出かけ貯め(?)しておくのもありかなと言い訳しつつ、行ってきま～す!

2010年06月10日

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2度目の面談

今私が苦しんでいる件の全ての元凶は、一度失業してから、給与額ががくんと落ちてしまったことです。失業後、初めて入社した会社(ドイツ企業です)に買い叩かれたのです。その会社がドイツ語のできる日本人を探していて、たまたま私が登録していた派遣会社に連絡をしたのが始まりでした。私は当時、有効な労働許可証を持っていなかったので、派遣で働くことはできず、その会社に直接雇われることになりました。つまり、その会社の契約社員となったのです。最初は一ヶ月の短期契約で、日本から研修を受けにくる方の通訳と、空港･ホテルへの送迎、その後は主なカタログ･マニュアルなどを和訳するという仕事内容でした。が、提示された月給がびっくりするくらい安かったのです。正確な額はもう思い出せないのですが、ショックで電話口で絶句してしまったくらい…。返事が出来ないでいると、交通費実費は別途払うからと畳み掛けてきたのです。その会社は家から片道70～80キロととても遠かったので、実費全額が出るならばとOKしました。今思えば、それが間違いの元でした。後になって、会社が交通費を支給するのは、私がその日本人の方のために運転した距離分だけと言い出したのです。話が違うと言ったら、社長の部屋に人事部の人と共に呼び出されました。私に直接電話してきた人事の女性も社長の目の前で「違う」とは言ってくれず、結局私の勘違いとして片付けられました。その後、他にももっと色々翻訳して欲しい、さらに日本市場の窓口になってほしいと仕事が増えていきました。契約更新の際、人事と諸条件の話をして、提示された月給の額がそれまでもらっていた失業保険よりも少なく、かなりへこみました。が、向こうも「Hartz IV(生活保護)よりはましでしょう」と痛いところをついてきます。迷ったけれど正直に「何もしないで家にいてもらえた額よりも、毎日2～3時間かけて通って、8時間働いてもらえるお金の方が少ないなんて、モチベーションを維持するのが難しいと思う」と告げました。すると、向こうも理解してくれて、交通費(ガソリン代)の補助という妥協案を出してきました。それを足しても、手取りは私としては満足のいく額ではありませんでしたが、おりしもハリケーンの影響でガソリン代が高騰中でしたから、この条件を飲むことにしました。が、補助だけでは到底足らず、ガソリン代持ち出し分を払うために働いているような本末転倒の状態でした。それでも、失業して家にいるよりはましだと思っていたのです。その後、転職した際に手取額が100～200ユーロ上がり、もう1度転職したとき(今の会社)にさらに少し上げてもらいました。以前の給与額よりうんと高い額を請求するにはそれなりの理由ないと無理ですので、毎回「以前よりも高ければOK」としてきたのです。採用してもらえさえすれば、その後の努力によって昇給できると思っていたこともあります。その考えは甘かったのですが…。でも、私の日本人上司が一度、うちの部署で数名だけ、がんばっているからとお給料をアップしてくれた事があったのです。私もそのうちの1人でした。手取りにしたら些細な額でしたが、それでも仕事振りを認めてもらえた事がとても嬉しかったのです。その後、昨年度からは経費削減のため、昇級･昇給は一切禁止。今年の1月からは政策により少し減税になったので、ほんのわずかだけ手取りが上がりました。それでも学歴･年齢等を考慮すると、いまだに給与額はかなり少ない方だと思います。前置きが長くなりましたが、私が労働組合と話をしようとしているのは、自分の昇給が一番の目的ではありません。単に同じセクション、同じポジションの同僚が私よりずっと高いお給料をもらっているというその理由が知りたいのです。ドイツは学歴、肩書き重視なので、普通はまず学歴で差がつき、その後は偉くなればなるほどお給料が上がるシステムです。毎年年度始めにベースアップとか、年功序列とか、そういう類のものはありません。まず、学歴から見れば、彼より私の方が基本給が高くないとおかしいのです。また、同じポジションでも業務内容が違うからと言うなら、私の方がこなしている業務が断然多いので、これもおかしい。扶養家族もいないし、彼の方が高給でなければならない理由がまるで無いのです。強いて言えば私だけが結婚しているという違いがありますが、もしもパートナーの収入があるからという理由で私の給与が低いのであれば、それこそ性差別ですよね。どうしてこんなことがまかり通っているのか、何が理由なのか、それを知りたいだけなのです。私達二人を平等に扱っていると主張するなら、私の給与額を彼と同等にするか、彼の給与額を私と同等にする（＝減俸）しか方法はないと思うのですが…。本日、組合長と2度目の面談を行ったところ、同僚と私の業務内容は「一字一句全て同じ」だったそうです。ただ、唯一の違いは、私の方には日本語関連の業務が記載されていること。つまり、正式な書類で見ても、私の方が業務も要求される技能も多いことになります。ただ、問題は別の部署でも同じパターン（同じセクション、同じポジションなのに給与額に大差がある）があったけれど、そのケースでは二人とも男性だそうです。つまり、私が男女差別があると訴えることはできないということです。ただ、彼らの場合、1人はもう1人に比べ、職務経験が極端に少ないとのこと。これは私達のケースには当てはまりません。考えられるのは、同僚の方が勤続年数が長いということですが、うちの会社では勤続年数によって自動的に昇給するシステムはないので、これも当てはまりません。この件について、詳しく知れば知るほど、ますます不公平さが浮き彫りになり、今まで知らなかったことまで知ってしまい、正直かなり落ち込んでいます。行動を起こしたのは逆効果だったのかもしれないとちょっと後悔…。でも、ここまで聞いてしまったからには、会社から納得のいく説明を聞かずにはいられません。というわけで、進展がありましたら、またご報告します。

2010年02月05日

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行動あるのみ

昨日、勤務先で労働組合主催のミーティングがありました。その時に組合員の1人がお給料についての説明をしたので初めて気づいたのですが、職場での不当な扱い等は労働組合に訴えて、調査や改善してもらう事ができるのです。以前は「同僚が仕事をサボってばかりでモチベーションが上がらない」なんて、小学生の告げ口ではあるまいし…と思って、機会があるごとに直属の上司に訴えることしかしていなかったんですが、よく考えたら別の手があったわけです。帰宅後パートナーに相談したら、私の給与の件も労働組合に訴えることができると言うので、そうすることにしました。入社してまもなく、日本人上司から私の同僚のサボリくんの方がお給料を沢山もらっていると聞いて以来、ずっと不満に思っていたのです。でも、上司は「同じ仕事でも、男性の方が沢山お給料をもらうことになっているからどうしようもない」の一点張りでした。確かに日本ではいまだにそうかもしれませんが、いくら日系企業とはいえ、ドイツにある会社はドイツの労働法に則って経営しなければいけないはずです。この同僚は私と全く同じ肩書きだし、子供もいないし、彼の方がお給料が多いというのはどう考えてもおかしいのです。ドイツでは性別などを理由に差別をしてはいけないことになっていますので、平等な扱いを求めることにしました。日本人上司はもう帰任してしまいましたので、もし私が訴えたことで上司にお咎めがあるとしても、その点は気にする必要はありません。それに、労働組合には当然守秘義務もあります。自分にデメリットはないだろうと判断し、今朝早速、労働組合に面談の申し込みをしました。もう後には引けません!とにかく、このいつもさぼってばかりいるドイツ人同僚が男性であるというだけで私より沢山お給料をもらっているという事実がどうしても許せなかったのです。突き詰めて考えてみたら、今の会社に対する一番の不満がこの件でした。これだけでも改善してもらえたら、モチベーションも上がり、会社にさらに貢献できると思います。どうして今まで労働組合に掛け合う事を思いつかなかったのか…。もっと早く行動に移したら良かったです。

2010年02月03日

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しばしのお別れ

今日はいよいよ私の上司の最終出勤日です。ご本人が絶対にもどってくると言っていることもあり、部署でのお別れパーティーも予定されていないし、本人も何もしないようですし（こちらでは帰任や誕生日の際、当人がご馳走をする習慣）、どうもまだ実感が湧かないのですよね。本当に帰国されてしまったら、じわじわと寂しくなってくるのでしょうか。でも、私の部署は私が恐れていたのとは逆の方向に進みそうです。私は日本人のお目付け役がいなくなって、働かない同僚たちがますますサボるようになり、部署が崩壊するのではと心配していたのですが、どちらかというと独裁政権になりそうな予感…。この日本人上司の上司はドイツ人で、この人が私の所属するセンターの所長なのですが、どうやら基本的に日本人がお嫌いなようです。しかも、人の好き嫌いが激しく、日本人部長がいなくなったとたん、彼が思い切り権力を振りかざしそうなのです。一昨日、早速私の同部屋の親父はこの所長に呼び出され、病欠が多いと叱られていました。その時は私も実際そう思っていたところだったので（しかも毎回月曜日だし)、内心「よくぞ言ってくれた」と思っていたのですが、昨日から少々不穏な空気が漂い始めました。この親父は昨日、今後は今までと全く違う業務をするように言い渡されたそうなのです。これって、もしかしたら『イジメ』じゃないでしょうか?私も以前別の日系企業に勤めていたときにやられた手口なのですが、わざと今までと全く違う業務を与えて、本人が辞めたくなるように仕向けたり、実績が上げられなかったらクビにする口実にしたりするのです。彼いわく、他にも色々驚きの変更があるらしく、「明日（つまり今日ですね）はみな機嫌が悪くなるぞ～」と脅されたんですが、今のところ私にはミーティングの連絡も呼び出しもありません。一度日系企業で働いたドイツ人は、辞めても(転職しても)別の日系企業に行くそうです。ドイツでは労働組合が強いのと、駐在員さんが現地人に甘いのをいいことに、日系でのほほんと過ごしているので、他の普通のドイツ企業では使い物にならないのだとか。私のセクションのサボリくんなんて、まさにその典型です。彼は病欠が多いということで、すでにイエローカードを何度も出されており、人事から呼び出しを受けたりもしているのですが、ドイツでは病欠や産休を理由に社員を解雇することはできません。それを知ってか、彼はやりたい放題やっています。うちの部署で即刻クビになった人といったら、今後の業務のために導入するソフトウェアを比較のために多数購入したと偽って、実はまるで買っていなかったという人くらいです。逆に言うと、それくらいあからさまに会社に損害を与えた人じゃないと、クビにはならないのです。サボりくんは昼休みにほぼ毎日1時間半～2時間ほど外出するのですが（ちなみにランチを食べに行くわけではなく、食事は戻ってきてからデスクで食べています)、その時に毎回タイムカードを押して行きません。うちの会社はその辺は厳しく、タバコを吸いに外に出ただけでもタイムカードを押さなければいけない決まりなのに、それも毎回はやっていません。これは労働時間の虚偽申告にあたり、立派に解雇の理由になるそうなんですが、残念ながら私の日本人上司は何もアクションを起こしてくれませんでした。彼がサボった仕事は結局私のところに回ってくるので、実際に迷惑をこうむるのは私一人なんですよね。上司は最終的に誰かがやってくれればいいので、私が訴えてもまともに取り合ってくれなかったのです。さて、上司が代わって、私にとっては吉と出るか凶と出るか…。ちょっとどきどきです。

2010年01月29日

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キャリアアップ?

今の会社で働き始めて、無事丸3年が経ちました。最近つくづく思うのは、ドイツでもやはり女性が働き続けるのは難しいなあということ。今日、食堂で産休を取っていたAさんを久しぶりに見かけました。こちらでは赤ちゃんが生まれると同僚にお披露目に来る人が多いので、彼女もそうなのかな?と思って見ていました。Aさんはここ2年くらいずっと会社にいなかったので、てっきりそのまま退職されたのだろうと思っていたのです。ところが全社員宛てのメールが来て、彼女はこれからマーケティング部のセールスアシスタントとして働くとのこと。これには正直ちょっとびっくりしました。私が入社した当時、彼女は庶務にいたからです。最近、世界的不況のおかげで、周りの日系企業も事業所を閉鎖したり、時短勤務を導入したりしています。産休を取っていた人が予定の期間が過ぎても職場復帰させてもらえず、会社から休暇を延長して欲しいと依頼されたりすることも多々あるそうです。もっとひどい場合は、産休から復帰してしばらく経った途端、解雇されることもあるとか…。私の場合、勤めた会社や部署が無くなったりすることが続き、今まで3年以上勤めた会社は一社しかありませんでした。転職が多いということは、つまり試用期間も多いということですが、試用期間中に産休申請するなんて当然ありえません。たとえ試用期間が無事に終わっても、自分のポジションを失うのが怖くて、産休なんてとても取る気にはなれませんでした。Aさんの場合、庶務からマーケティング部に異動できて、結果的には以前のポジションよりキャリアアップできたと言えるでしょう。ちょうど今週からマーケティングのアシスタントの女性(仮にBさんとします)が産休に入ったので、これ幸いとその人の後任になったのです。Bさんは産休+育休で、今後2年間戻ってくる予定はありません。でも、考えてみれば、この逆もありえるわけですよね。たとえば、このBさんが復帰しようとしたとき、そのポジションにはもうAさんが落ち着いてしまっているとします。そうしたら、Bさんは全く違う部署に飛ばされてしまう可能性もあるわけです。また、ドイツでは分業がしっかりしていて、通常自分が今までやってきたことと全く違う職種に移ることは出来ません。にも関わらず、Aさんは今までまるで経験の無いマーケティングの仕事を任されているわけです。つまり、アシスタントクラスの女性は、誰がどの仕事をやっても同じとみなされているってことですよね?これって働く女性としてはとてもつらいことです。もし、会社でキャリアを積んで、将来は役付きになりたいと思えば、子供を持つことはあきらめ、ひたすらがんばるしかありません。子供を持ちたかったら、ずっとアシスタントクラスの業務に甘んじるか、妊娠をきっかけにキャリアをあきらめるしかありません。子育てが終わってからキャリアアップを目指しても、よほどの才覚がない限り、難しいものがあるでしょう。ドイツも少子化が深刻だったので、ドイツ政府は色々な手当てを出したりして、なんとか出生数を増やそうとしています。が、政治家の中には、もっと高学歴の女性にも子供を産んでもらわないと困ると発言している人もいるのです。そんな事を言うならば、休暇後も以前と変わらないポジションを確約して欲しいものです。もちろん建前ではそうなっているのでしょうが、実際周りを見ていると、どうもそうではないようなので。まあ、私自身にはもう無縁の話ですけれどね…。

2009年11月04日

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病弱な同僚

月曜日の朝、同部屋の同僚から電話がかかってきました。「背中が痛くて動けないので、今日は休むけど、明日は出勤する」とのこと。その時点では「週末に何か重いものでも持ったのかな?」くらいに思っていました。翌日、彼は宣言どおり出勤してきました。そして、椅子から立ち上がるとき、思い出したように腰を押さえ「あいたたた･･･」という白々しい演技をするのです。しかも、丸1日の間に痛がったのは2～3回のみ。これを見たとき、「昨日はサボリだな…」とほぼ確信しました。そのまた翌日、つまり本日。「今日は退社後ピラティス(＜毎週行ってる)とテニスだ～」と言うのでびっくり。つい2日前に背中が動くて動けないと欠勤したのはどこの誰でしたっけ???やっぱり単なる『月曜病』だったのね･･･。そうだろうと思ってはいたけれど、ここまで露骨にやられると、やはりむかつきます。ドイツは欠勤についてあまり厳しくありません。年に30日有給休暇がありますが、病欠はそれには含まれないのです。つまり、医師の診断書を提出しさえすれば、有給の他にさらに何十日でも休めるということです。さらに、会社は病欠が多い事を理由に解雇することも出来ません。もちろん、本当に体の弱い人にとっては良いシステムです。まあ、これはマタニティ休暇中の女性を解雇できないのと同じで、当然と言えば当然ですね。けれど、医師の診断書が必要なのは3日以上の欠勤という決まりがあります。つまり、1～2日の病欠はあくまでも自己申告なのですね。私も偏頭痛の発作の時など、1日だけ病欠したことはありますが、これを悪用するドイツ人が結構いるのです。特に、月曜日やお天気のいい金曜日などに急に休む人が私の周りに多いのですよね～。ちなみに、月曜日にサボった同僚は今週の金曜日も休むそうです。いない方が静かでいいのですが、彼宛の電話は当然私が取らなければならないんですよね。会社の携帯を持っているんだから、せめてそちらに転送してくれ～

2009年10月07日

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世間は夏休みだけれど

会社では今、みんな夏休み中ということもあり、私の周りはとっても静かです。同部屋のうるさいマヨルカ親父も口ばかりの大口くんもいないのでヘンな横槍も入らないし、日本人上司もいないので突発的な翻訳業務も入らないし、本社もお盆休みが始まりました。なので、今抱えている以上に仕事は増えないはずだし、今週は集中できて仕事がはかどるわぁなんて思っていましたが、ちょっと甘かったです。私が担当しているメイン業務のプロジェクトの締め切りがお盆休み明けの金曜日で、はじめのうちはまだ時間も十分にあるな～なんて思っていたのですが、ちょっとのんびりしすぎたのか、だんだんスケジュールが厳しくなってきました。来週の月曜日はパートナーの友達の結婚式（お役所での入籍）があるため、1日有給を取ることにしたので、ますますきつい状況です。おまけに、昨日になって日本人同僚から急に翻訳を頼まれてしまい、これも結構な分量…。その方は日本本社のお盆休みが始まる1日前は出張で社内にいなかったのですが、多分その時に日本からデータが届いていたんだと思います。まさか本社が休みに入ってから新しい案件が来るとは思っていなかったので油断(?)していました。こちらは遅くとも来週の水曜日までに仕上げて欲しいと言われ、ちょっとこれからピッチを上げなければ間に合いそうもありません。というわけで、みんなは夏休み中ですが、私はかなり必死に働いております。周りがみんなバカンス中だと、無性にどこかへ行きたくなるものですが、今はじっと我慢。『秋にどこへ行こうかな?』と考えるのが唯一の楽しみとなっています。一応、次のバカンスは10月末～11月頭くらいと予定していますが、まだ行き先も何もかも未定。パートナーはアフリカとか遠くのトロピカルな島に行きたいなんて言っていましたが、どう考えても予算オーバーです。LastMinuteのサイトとか色々見てみたのですが、北部のモロッコ、エジプト以外のアフリカの国々って、どこもものすごく高いのですね。たったの5日間の滞在でゆうに1000ユーロを越えてしまいます。あまり競合する航空会社がないのと、ビジネスで利用する人が少ないので、フライトが高いのは仕方がないのかもしれませんが…。パートナーは「それならまたエジプトへ行こう」と言っていますが、なんとなく今回はまだ行ったことのない国へ行きたい気分なのです。エジプトへ行くとしたら、その前にダイビングの練習(復習?)にも行かなければなりませんし、それがちょっと面倒。確かに、エジプトが値段的には一番お手ごろなんですけれどね～。一応、2週間のバカンスと考えてはいますが、もしかしたら1週間にして、マルタとか近場でぼーっとすることになるかもしれません。ギリシャの島々もまだ行った事がないので行ってみたいけれど、11月なんてもうかなり涼しそうです。やはり秋にビーチでまったりしたいとなると、場所が限られてしまいますね。ヨーロッパ在住の皆さん、どこかおすすめの場所、ありませんか?

2009年08月12日

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ものすごいエネルギー

私のセクションの主な業務のひとつに、テクニカルシートの発行があります。商品に関する変更、トラブルなどがあった場合、販社やサービスマンに情報を提供する文書です。変動はもちろんありますが、大体月に30～40点くらい発行されます。このシートについて、発行の記録があるものを全てうちのウェブにもアップするよう、以前から上司に何度も言われておりました。が、自分に都合の悪いことはとことん無視するドイツ人同僚。そのうちに相手が忘れてくれるか、あきらめてくれるとでも思っているみたいです。（＜ちなみに、ドイツにはこういう人が結構多く見受けられます）私のいるセクションは合計3名で、私以外に2人のドイツ人が所属しています。肩書きだけはアシスタントマネージャーの大口くんと、こちらでもすっかり有名になったあのサボりくんです。彼らはほんっとうに仕事しないんですよね～。テクニカルシート発行に話を戻しますと、本社には1999年からのデータが残っています。そこで、うちに保管されているシートと本社が発行したシートを全て比較して、足りないものに関しては直ちにヨーロッパ版を作成し、ウェブにアップするようにというのが上司のお達し。が、大口くんがまだアップされていないシートのリストを作った時点で、ず～っとほったらかしだったのです。今年に入り、上司は何度か私達とこの件に関してミーティングを持ち、このリストを3分割して、3人で手分けして即作業にかかるようにと言われました。そのたびに大口くんは「リストはもうできているから、直ぐ他の2人に送れる。5分以内に送る」と言い続け、届かないこと1ヶ月ばかり。ついに上司の堪忍袋の緒が切れ、先週末、彼から怒りのメールが届きました。今月一杯にこの業務を完了しないのであれば、業務の割り振りを再考せざるを得ない、うんぬんと言う内容。要するに「やれと言ったことをきちんとやらないなら、異動してもらうぞ、こら!」ということです。これでやっとドイツ人達も思い腰を上げる気になったようでございます。ようやく古いテクニカルシートのヨーロッパ版作成に取り掛かったところ、編集可能なデータ（Wordファイル）が残っていないシートが沢山あることが判明しました。その時、まざまざと怒りとともに思い出しました。私が以前、シートのIndexを作っていたとき、サボりくんが元データをがんがん消していったことを…。しかも、一番古株のサボりくんは2002年入社のため、2001年以前のデータは全滅なのです。そして、なんとも素敵なことに、本社がシートを作成・保管している場所にアクセスできるのは、うちのセクションでは私だけ…。その場所の機能項目が全て日本語になっているというそれだけの理由なんですが。つまり、私が足りないシートの全てのデータをダウンロードしなければならないことになったのです。しかも、いちいち検索をかけて、該当するシートが見つかったらそこをクリックして、そのページを開かないとダウンロード用ファイルにアクセスできないようになっているため、1つ1つ手作業でやるしかないのです。単純に1分/1シートとしても、残りの1000近いシートのデータをダウンロードするには、一切休憩なしで3日近くずっとかかりきりにならなければ終わらない計算…。ドイツ人同僚2人がやらなければならないことは、手に入れたWordデータのフッターを本社のものから我が社のものに変え、データをPDFで保存するだけ。かなり簡単な作業ではありますが、なにぶん数が多いので、1つずつ処理していくのは結構な手間がかかります。そこで、彼らはこれらの単純作業から逃れるためにものすごい執念を発揮したのでした。二人掛りであちこち検索し、Wordファイルの中身を自動的に書き換えるプログラムを発見したのです。やらなければならないのはフッターを変える作業だけなので、そのプログラムでらくらく一斉変換。Wordファイル50個分の書き換えがものの2分くらいで終了さらに、WordをPDFで一斉保存するプログラムも見つけたらしいです。ドイツ人、楽をするためのエネルギーは惜しみません。これだけの知識・パワーがあるなら、さっさと作業に取り掛かっていれば、今頃は全て終わっていたかもしれないのにね。まあ、プログラムで簡単にできることなら、いちいち手作業でやることもないと言うこともできますが。これはまだいいのですが、大口くんは去年の有給がまだ残っていたと言って、今日明日は急遽お休み。昨日、「明日からの2日間でなるべく沢山データをダウンロードしておいてね」と言い残して退社しました。残されたのは私とサボリくんだけ。私は他の業務の合間にひたすらダウンロードをし、一括変換は彼に任せようと思っていました。ところがさぼりくんが例の変換プログラムをメールで私に送りつけてきたのです。私はこの作業はやらなくてもいいはずなのになぜ?と思っていたら、自分のPCでは使用できなくなってしまったと言うではないですかこのプログラム、購入すると40ユーロくらいするそうなんですが、10日だか2週間だか、無料でお試しができるのです。サボりくんも当然このお試し版を使っていたのですが、何度も新しくスタートしているうちに使用を拒否され、「商品を購入してください」というメッセージが出るようになってしまったそうなのです。ていうか、何故に1日の間にプログラムを10～15回も新しく起動させるわけもしかして、またわざとやってんのというわけで、これからひたすらダウンロード・一括変換の日々が続きます。腱鞘炎にならないことを祈っていてください。あ～もう、いっそのこと何もかも捨てて(?)どこか遠くへ旅に出たいです。

2009年03月26日

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久々のサボりくんレポート

久々にサボりくんにぶちきれて、頭痛がしてきたのでさっさと帰ることにしました。以前、彼に対して「もしかしてわざとやってる?」と思ったこともありましたが、さすがにそこまでは性格捻じ曲がってないだろうと信じていたのに、やはり彼は確信犯だったことが分かりました。私が1月末にアップしたサービス文書をまた作り直してウェブにアップしていたのを偶然見かけたてしまいました。以前も、私が作成したものをタイトルの小文字を大文字に変えただけで、さも自分が作成したかのようにアップしていたことがありました。「またやったの?!」とむかつきながら中身を見てみたら、全然違う内容になっていたので、驚きました。この文書は至急発行が必要と上司に言われ、彼と内容を相談しながら私が翻訳・作成したものなのです。ヨーロッパ市場には不要な情報やOEMパートナーに知られたくない情報をカットしたりした、いわば特別バージョン。そこへサボりくんが自分で作ったものを新たにアップしてしまいましたので、販社や代理店の人を無駄に混乱させるだけとなってしまいました。しかも、彼の勘違いや見落としと言うことはありえません。ウェブにアップしようとしたとき、「同じ名前のファイルがすでに存在しています」と警告メッセージが出たはずですから。それにも関わらず、私のファイルを上書きして、無理やりアップしたということになります。さらに、こやつは保管フォルダーの中PDFファイルまで上書きしていたのですたまたま私が作成したもののWordファイルがまだ残っていたので良かったですが、もしこちらも消されていたら、記憶を呼び起こしてまた作り直さなければならないところでした。なんでこんな人がのうのうとしていられるのか、本当に不思議なんですよね。このところの世界的不況で、こちらはうちの会社でもいつリストラが始まるかと不安を抱えつつも、自分のできることをこつこつやるしかないと仕事に励んでいるというのに…。いっそのこと、配置換えを希望したいです。

2009年02月05日

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不思議な会社

2年位前に少しだけご縁のあった会社に新しく赴任された方が、我が社にご挨拶に来てくださいました。実は、こちらの会社の社員の方が、我が社の東京にいらっしゃるマネージャーの古いお知り合い。そのため、このマネージャー氏がドイツ出張の際に前回のミーティングがセッティングされました。私は正直なところ、マネージャー氏の顔を立てるためのミーティングと思っており、マネージャー氏もお知り合いへの義理で私達を紹介しただけでした。この時にいらしたのはドイツに赴任されたばかりの新社長さん。私よりは絶対に若いだろうと思われる女性です。性別や年齢で差別するつもりは毛頭ありませんが、仕事関連の質問をしても、きちんとした答えが返ってきません。挙句の果てに、マーケティングマネージャーの名刺を出して、「実務のことは彼に任せているので、彼に聞いてください」と言い出しました。あまりの不勉強ぶりにあきれてしまい、『この会社とお仕事をすることはないな』と思っていました。しばらく経って、風の便りでその実務担当の方も退社されたと聞きました。結局、何度かメールをやり取りしただけで、直接お会いすることはありませんでした。その後、その会社からは2年ばかり音沙汰がなかったのですが、新しく日本から赴任された方から突然電話があり、我が社にいらっしゃりたいとの事。が、向こうから指定してきた時間にお見えになりません。電話がかかってきて、「今最寄り駅に着いたところなので、10分ほど遅れます」と言われました。ドイツでは電車が遅れることはよくあることですし、特に気に留めていなかったのですが…。新しい方はKさんと言い、プロジェクトマネージャーとの事でした。同部屋の同僚にも声をかけておいたので、彼が5分ほど遅れてミーティングルームに入ってくると、Kさんは日本語で挨拶をされました。同僚が「私は日本語ができません」と英語で言ったところ、固まってしまったではないですか。このKさん、ドイツ語だけでなく、英語もほとんど全くしゃべれないのだそうです。いくら日系企業だけを相手にするつもりだとはいえ、翻訳を請け負っている部署の方・担当者が日本人ばかりとは限りません。これからご苦労なさることでしょう。さらに話をしていると、2週間前にドイツに赴任したばかりと言うので驚きました。そのため、運転免許の書き換えも済んでいなく、車で来ることができなかったそうです。しかも、約束の時間に遅れて見えたのは、降りる駅を間違えてしまったからだったことも判明。「ドイツの駅名って長いですよね…」とこぼしていました。まだ右も左も分からないのに、とりあえず近郊の日系企業を回ってくるように命じられたらしいのです。次のお約束があるという会社は、我が社から車で10分ほどの場所にあるのですが、電車で行くので、1時間はかかるとのこと。なんだか彼が気の毒になってしまいました。以前私も社長にお会いしたことがあり、実際に彼女をよく知っている方からも色々お話を聞いているので、「相変わらずなんだな～」と思ってしまいました。かなりわがまま・ワンマンで有名な方なんですよね…。う～ん、やっぱり私はこの会社とお仕事をするのは、遠慮させていただきたいです。

2009年02月02日

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再度、復活!

2度目の正直で、今日は予定通り出社しました。昨夜寝る前は今日のことが気になってしまい、少し落ち着かなくて憂鬱だったのですが、いざ会社に来てみれば、別になんともありませんでした。休み明けはいつも思うのですが、所詮自分程度の人間がひとりいなくたって、会社には特に影響なんてないのですよね～。ただ、休んでいる間はなかなかそうは思えず、自己嫌悪に苦しむことになるのですが…。ちょうど同部屋の同僚も今日休暇から復帰したところで、私が予定より長く休んでいたことも知らなかった様子。さらに、直属の上司も2週間の夏休みを取られていて、昨日から出社されたばかり。私の病欠が延長されても影響がなかったようで、とりあえずほっとしました。早速、7月2週目からの自分の担当プロジェクトを古い順に整理し始めたのですが、もうぐちゃぐちゃです。同部屋の同僚が自分がやると言っていたくせに、結局他の仕事が忙しくて手が回らず、あろうことかサボりくんに私のプロジェクトを任せたのです。なので、彼が好き勝手にやってくれてしまっていて…。特に、私の仕事関係でメールを送るときは必ず私をCCに入れて、返信にも必ずCCに入れてくれるようお願いしておいて!!とあれだけお願いしておいたにもかかわらず、ことごとく無視されていました。おかげで、必要なファイルを探し出すだけで一苦労です。自分が長期欠勤したのがいけないので、自業自得ではあるのですが、ファイルの整理だけで丸1日はかかりそうです(涙)。それにしても、前回出勤したときとは体調がまるで違います。自分ではかなり元気になったつもりでいましたが、階段の上り下りがしんどくてエレベータを使わざるを得なかったり、午後になると疲労が激しくなったりで、やはりまだちゃんと働ける状態ではありませんでした。今回はほとんど手術前と同じようにバリバリ仕事ができています。手術後、大体1ヶ月でほぼ元通りの生活ができるようになると聞いていましたが、本当なんだなとつくづく実感しました。

2008年08月12日

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やられた!

またまたサボリくんの話題でどうもすみません。事後報告と言うことで、お許しを…。私達の直属の上司が出張から戻ってきました。この上司もサボリくんの勤務態度が以前から気になっているようで、私の顔を見ると「彼、最近どう?仕事してる?」が口癖です。やはり彼の「奥の手」（詳しくはこちら）については報告しなければと思いつつも、告げ口みたいになると嫌だなあと躊躇していました。ランチタイムに上司と食堂で一緒になり、雑談をしていました。その時に話の流れに無理やり（笑）のせて、彼の最新兵器についてさりげなく報告しました。ところがそこで上司が一言「えっ、そうなの?今朝はドア開いてたよ」と。そうなんです～。上司が今日戻ってくるのを覚えていたようで、今朝彼のオフィスのドアは「Everybody Welcome!!」とでも言うかのように、思いっ切り広く開いていたのです。その小賢しさがまた特に私の癇に障ったのですが。仕事をろくにしないサボリくんともう一人の大口くんと同室だったときは、彼らの勤務態度を見て、しょっちゅう腹を立てていました。が、部屋が別になってからというもの、彼らの怠けぶりを目の当たりにしなくてすむようになり、大分ストレスも軽減されて喜んでいたのですが…。やっぱり完全にストレスから開放とは行かないようです。P.S.修理に出していたPCは、本日午後にやっと復活しました。24時間サービスのはずが、丸々1週間サービスでした。

2008年07月04日

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ついてない!

代休から一夜明け、出社したら、私のPCが壊れていました…。電源を入れようとしても、入らないのです。早速IT部門の人に来て見てもらったら、ネットワーク部分が壊れているとのこと。PCがないと本当に何もできないので、最悪です。『こんなことなら、今日代休を取ればよかった!』と思いましたが、多分昨日から壊れていたんでしょうね…。10時頃にやっと余っていた古いPCにつなげてもらい、なんとか仕事はできるようになりました。が、すべてのファイルにアクセスできるわけではなく、不自由極まりない状態です。しかも、通常は3ヶ国語を切り替えて使用しているのですが、英語しか入力できません。もう1度ITの人に来てもらい、正午過ぎになってやっと日本語が書けるようになりました。壊れたPCは業者の24時間サービスに出したので、明日には直って戻ってくるとのことですが、正直私は半信半疑。日本ならまだしも、ドイツでそんなサービスがあるとは思えないのですよね。明日もまともに仕事ができないと思っておいた方が、余計なストレスを感じずに済みそうです。

2008年06月26日

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ちょっとびっくり

もうすぐ我が州でも学校が夏休みに入ります。というわけで、いよいよヨーロッパはバカンスシーズンに突入です。私は無関係なのが悲しいところですが…。我が部署では今日ちょっとしたミーティングを持ち、誰がいつ休みを取るのか、その間の代理は誰がするのかを確認しました。セクションは今、私を入れて4人。アシスタントマネージャーが、夏以降の私たちの休暇予定も聞いてきました。彼がサボりくんに「あと（有給）何日残ってる?」と聞いたところ、答えは5日。前に上司が言っていた通りです。「そうそう、クリスマスに全社員2日有給を使うから、残りはたった3日よね…」と内心思っていたところ。サボりくんが9月に休暇を取るというので、びっくり。彼には無関係の話だと思って、はなから度外視していたのに。「まだ取るか…」と思わずつぶやいた私の声は、日本人上司に聞こえたでしょうか。

2008年06月24日

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出た～!!

私の同僚、サボりくんが3週間の休暇から戻ってまいりました。3週間前の日曜日に出発する予定だった彼は、その前の金曜日も欠勤。急遽、この日も有給をとることにしたそうです。まあ、彼にはよくあること。そして今日、昼休みの時間になった途端、「今日はもう帰る」と言って退社していきました。しかも、その理由が「昨夜帰ってきたのが遅くて、ものすごく疲れているから」ですって。出社早々、これですか…。普通の良識ある社会人はですね、そういうことを見越して、はじめから1日余裕を持たせて有給を申請しているんですよ!今日は上司が出張でオフィスにいないので、早退することに決めたのでしょう。彼が前もって申請せずに遅刻や早退をしたり有給を取るときは、なぜか上司がいない日ばかりなのです。親切な私は早速、上司にメールで彼の半休について連絡しておいてあげました。ただでさえブルーな月曜日にいきなりモチベーションを下げてくれて、どうもありがとう、サボりくんよ。彼が留守の間、上司が一切やらなくてよいとおっしゃった仕事に私は全く手をつけておりませんので、明日からがんばってね。丸々一ヶ月分が溜まっていますが、さて、販社から苦情が来るのが先か、上司が私に泣きついてくるのが先でしょうか。

2008年05月19日

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おかしな秘書

我が部署の秘書はどうもおかしいです。というか、もしかして、仕事ができない?私が入社してからまだ1年半足らずですが、その間に3人も彼女のアシスタントが辞めてしまい、今彼女は一人きり。今までアシスタント任せにしていた仕事もやらなければならなくなって、不慣れなのかもしれませんが、それにしても納得がいかないことばかりなのです。まず、出張のフライトの件(詳しくはこちら)。どう考えても、スケジュールのチェックをすることは、予約・手配担当をした秘書である彼女の仕事。変更があったことに気づかなかった、もしくは気づいていたけれど一言も言わなかったのは、彼女の怠慢です。そして、新しいスケジュールが旅行会社から送られてきたのは午後4時。秘書がそのメールを私に転送したのは20分後。私が出張の前日だからと定時(その日は15時)で帰ることも十分にありえたのですから、私がきちんとそのメールを受け取ったかの確認を怠ったのも、彼女の落ち度。というわけで、彼女は秘書にふさわしいと思えないのですが、そんな彼女から今日もおかしなメールが来て、頭に血が上りました。出張費清算シートのいくつかの点を修正しろと言う内容だったのですが、しょっちゅう出張に行く私の上司が全てチェックしてサイン済みのもの。そんなに間違いがあるとは思えません。内容をよく読んでも、言いがかり（というかいじめ?）にしか思えないのです。特に、土曜日の終業時刻が24時と言うのはおかしいという彼女の主張。土曜日の朝に発ち、目的地着が現地時間の朝着なのですから、土曜日は機内泊です。その場合、終業時刻は24時となり、翌日の始業時刻は0時となると去年教わり、その通りに記入したものです。それなのに、24時にはまだ日本に着いていなかったのだから、土曜日の日当はオーストリア出張と同じ額しか出せないなんて言うのです。それ以外の日の日についても言いがかりのようなへんてこな指摘がありました。彼女の言うとおりに記入すると、去年74ユーロだった日当が27ユーロになってしまいます。これはおそらく国内出張より少ない額ではないでしょうか?そんなこんなで、どうにも彼女の仕事振りに疑問を感じています。ところが、出張中に部署のノートブックPCをいじっている間に偶然知ってしまったのですが、彼女は今年、アシスタントマネージャーに昇格することになっるようです。今ですらまともに仕事をしていないのに、役付きになんてなったら、ますます働かなくなるのは目に見えているのに…。ドイツでの昇格基準って一体どうなっているんでしょうね?

2008年04月30日

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行ってきます!

出発直前まで、本当にやきもきさせられました。ようやく稟議も降りて、フライトも確定し、無事に日本出張へ行かれることになりました今日も出発直前までばたばたでしたが…。それにしても、海外出張だというのに、出発前日までフライトスケジュールも分からないって、すごいですよね。いったいどんな会社なんでしょう。新しい稟議システム、見直した方がいいかも…。やはり血圧にはストレスがかなり関係あると見えて、このところずっと高めでした。ところが、フライトが決まった途端、普通の値まで下がったのです。歳を取ってくると、イベント前に体調を整えるのも大変ですね。それでは、10日間ほど留守にいたします。日本でも機会があればアップしたいと思いますが、どうなることやら。いずれにしても、戻ってきたら日本滞在中の日記をアップいたしますので、是非また遊びにいらしてください。それでは、行って参ります!

2008年04月11日

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予定が立たないつらさ

日本本社でのトレーニング開始がいよいよ1週間後に迫りました。土曜日にドイツを発たないと間に合いませんが、なんといまだフライトスケジュールが未定。おかげでここ数日ストレスが溜まり、血圧が上がりまくりです。金曜日のお昼休み直前、人事の稟議担当者が私のセクションリーダーのところへ来て、稟議を返していました。まだ受理されていなかったことを知り、あせると同時にあきれました。「本当に出張に行かれるのか不安になってきた」と言ったら、「ちゃんと行かれるから大丈夫、何も心配するな」と返されました。そのため、てっきり修正して再申請してくれたものとばかり思っていたのに…。ところが、今日の午後、フライトを予約してくれる秘書の人に「まだ何も情報が届いていないけど、どうなってるの?」と聞かれ、青くなりました。セクションリーダーは今日と明日2日間トレーニングで不在なので、部長のところへ。部長も「先週いなかったから分からないな～」などと頼りないことを言うばかり。仕方ないので人事の担当者のところへ行き、システムを調べてもらいました。が、申請済みにも承認済みにも該当するものがありません。セクションリーダーが最後に申請した稟議は4月3日付だと言うのです。つまり、彼は金曜日のお昼に稟議を返されたあと、何もしてくれなかったことになります。最近、新しいシステムが導入されて、PC上で稟議を作成するようになったのですが、一体何でそんなに時間がかかるのか理解できません。出張の期間と目的、ホテル名と料金、フライト料金以外に入力することなんてないはずなのに…。もう1ヶ月くらいずっと申請と却下を繰り返しているのです。稟議が受理されなければ、上司の正式な承認がもらえず、承認がなければ飛行機のチケットの予約もできません。そのため、いまだにフライトスケジュールすら分からないというわけです。こうしているうちに、チケットの値段もどんどん上がっていくので、いくら会社のお金とはいえ、罪悪感を感じてしまいます。本当に私は一週間後に日本にいるのでしょうか???

2008年04月07日

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堂々巡り

朝、出社したばかりのセクションリーダーにまじめな顔で「君に言っておきたいことがある（＜関白宣言か?）」なんて言うので、「私、何かしたっけ?」とちょっとあせりました。「どうしてもやらなければならない急ぎの仕事がなければ、今日はなるべく早く帰ってくれ」とお願いされました。「お昼までで帰ってもらっても全然かまわない」と。先週の金曜日、私の残業時間が溜まりすぎていると人事部からお叱りのお電話があったそうです。うちの会社は人事部と労働組合が目を光らせていて、20時間を越える残業時間が溜まっていると、上司に苦情が行きます。今月はセーブしたつもりでしたが、イースター休暇などがあったこともあり、私の残業時間は25時間になっていました。そう言われても、金曜日も病院で検査を受けるため、有給を取ったばかり。やるべきことが色々あり、それらを処理するのに2時半までかかりました。とりあえず今日中にやらなければならないことは終えたので、言われたとおり早く退社することに。けど、今日2～3時間早く帰ったところで何の意味があるのでしょうか?うちの会社は毎月20時間までの残業時間は翌月に繰り越されることになっています。なので、私の3月の残業時間が25時間から23時間に減ったところで、4月はまた20時間からスタートすることには変わりありません。今日、終わらなかった分の仕事はどうせ明日片付けなければならないので、明日1日でまた1時間ほど残業になるでしょう。残業時間が溜まると、上司が怒られ、無理に代休を取ればしわ寄せが来て、その分また残業をする羽目になるのです。毎月これの繰り返しで、20時間から残業時間が減ることがないため、堂々巡り。それよりも、勤務時間がずっとマイナスになっている人に注意をする方が先では?私の同僚（サボりくんなど）は、マイナス20時間をゆうに越えているのに、『残業時間消化』で休んだりしています。消化する残業時間がないのに前倒し（?）で消化できるなんて、おかしすぎ!そんなの、システムエラーにするべきだと思います。

2008年04月01日

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贅沢な悩み

4月に3日間(月～水)、日本本社でトレーニングを受けることが決まりました。この出張に有給を付け足すかどうか、付け足す場合は何日くらいにするか、今とても悩んでいます。この日程ですと、土曜にドイツ発、日曜に日本着となり、研修が終わって直ぐに帰ると、木曜朝に日本発、同日夜ドイツ着で、金曜日はまず仕事にならないと思われます。大体、時差ぼけ気味の体調が戻るのに2～3日はかかるので、日本に3日だけ滞在してまたドイツにとんぼ返りでは、出張後に酷い時差ぼけに悩まされることになるのが目に見えています。そのため、日本には最低1週間くらい滞在したいところです。ただ、直属の上司(日本からの駐在さん)に出張時に有給を付け足すことは認められているのかどうかたずねたところ、会社の規定としては良い悪いはないけれど、有給中の仕事がちゃんと処理できるかどうかを考えるようにという答えでした。私の仕事（特にこの上司から回ってくる翻訳などの仕事）は実質私しかできないので、やはり「あまり好ましくない」と思っているのだと思います。実際、この上司には、休みを取るときはなるべく自分がオフィスにいないときにして欲しいと言われていますので…。とりあえず、2～3日休みを付け足してもいいかどうか、打診してみるつもりです。たとえば、水曜日に研修を終えて、2日有給を取り、土曜日にドイツに戻って、翌週月曜から出社ならば許されると思うのですが、どうでしょうか。会社によって、全く問題ないか、ものすごい顰蹙を買うかに分かれると思うのですが、今ひとつ判断がつきかねます。あるいは、もう少しだけ長く滞在して、実家に行くべきかどうか…。自分としてはもちろん顔を見せたいし、家族も帰ってきて欲しい様子だけれど、スーツケースをもって移動することなどを考えると、そのまま同じホテルに泊まった方がいいような気もします。それに、本社が関西、実家が関東なので、ちょっとついでに顔を出すと言うわけには行かないのです。いずれにしても、贅沢な悩みであることは確かですね。

2008年03月10日

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忍法目くらましの術!

またまたサボりくんの話題です。先々週の金曜日、彼が遅く出社して、昼休みも長く取ったことはブログ(こちら)に書きました。しかも、昼休みに出かけるときに、タイムカードを押さなかったことも。これは、ドイツでは十分にクビにする理由になりうるそうです。で、先週のこと。サボりくんは酷い風邪をひいて、月曜日から木曜日まで病欠という話でした。私の上司は、「あの彼が金曜日だけ出社するわけないから、どうせ1週間丸まる休みだろ」と言っていました。私は木・金と去年の残りの有給消化で休みを取ったので、その後の顛末を知らなかったのです。今日、上司と雑談の際に、「そういえば、xxさん金曜日は出社したんですか?」と聞いてみました。すると、彼はどうやら心を入れ替えたらしいと嬉しそうに話すではないですか。話を聞いてみると、水曜日の夜、上司の元にサボりくんから「有給を取らせて欲しい」という内容のメールが届いたそうです。そのメールを読んだ上司は、自分が予想したとおり、金曜日に有給を取らせて欲しいという意味だと思ったようです。それで、確認のためにもう1度彼にメールを送ったところ、返信が来たそうです。「木曜日まで病欠と診断書が出たけれど、もうそれほど具合が悪くないので、木曜日(翌日)から出社します」、そして「自分は病欠が多いので、少しでも休みの割合を減らすために月～水の分は有給として申請させてください」という内容だったそうです。それで上司は彼がいい方向に変わった!と大喜びしているというわけ。はっきり言って、完全にだまされてますね…。まず、ドイツでは医者が診断書を出して、何日から何日まで欠勤することと明記したら、そこに書いてある期間は出社してはいけません。もし、診断書より早い日に出社して、事故か何かにあった場合、保険がおりないからです。そのため、人事部などは、診断書を無視されることを非常に嫌います。そして、上司のおかしいところは、サボりくんの『殊勝な』メールにより、タイムカードでずるをしたことをすっかり忘れてしまっていること。これは会社に虚偽の労働時間を申請したことになり、立派なルール違反です。雇用者は病欠が多いからといってクビにすることはできませんが、ルール違反をする人はクビにすることができるのです。それに、彼が今、病欠の代わりに有給を使ったからといって、それが何になるというのでしょう?彼は例年、秋までには有給を使い果たしてしまい、毎年クリスマスの時期に全社員有給を取る時に申請できないくらいなのです。今年だって、4月から1ヶ月有給を申請しているし、また足りなくなるのは目に見えています。サボりくん、単なる怠け者かと思ったら、結構(姑息に)色々考えているんですね。それにしても、上司もどうしてこんな目くらましに簡単に引っかかってしまうのかなあ…。

2008年02月26日

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そろそろ退場?

昨日はドイツではAltweiberというお祭りで、いわばカーニバルのメインパート開始の日でした。ドイツ人従業員が99％を占める我が社も、普段は16時までのコアタイムが短くなり、12時以降は帰宅が許されました。私と同部屋のサボりくんもお昼休み後にそそくさと帰っていきました。このサボりくん、退社直前に「明日は有給を取ることにしたから。今、特に忙しくないし」と私に言うのです。いつもは私にいちいち断ったりしないのに、めずらしいなと思いつつも「分かった」と答えました。もう一人の同僚が一応セクションリーダーなのですが、1日中ふらふらしていてほとんど全くデスクにいなかったため、彼に話す暇がなかったのでしょう。ところが、よく考えたら、翌日は翻訳会社とのミーティングが予定されています。私のメイン業務に関わるミーティングのため、私がアレンジして、セクションの全員と直属の上司に招待メールを送りました。サボりくんも承認し、出席のリプライを送ってきたのに…。分かっていて有給を取るなんて、とちょっとムカッときました。今朝、上司に何気なく聞いてみたら、サボりくんはなんと有給申請をしていないというのです!うちの会社では、有給や早退などの申請は全てオンライン上で行い、申請すると自動的に直属の上司にメールが届くようになっています。上司はそれを見て、申請を許可したり却下したりするわけです。もし、サボりくんが昨日のうちに申請したとしたら、上司は彼のスケジュールを確認したはずですので、ミーティングがあることがばれてしまい、許可は下りなかったでしょう。そのため、彼はわざと申請せずに、私に口頭で伝えただけで帰っていったようです。前もって申請していなかっただけでなく、今朝上司宛てにメールも電話も入っていないとのこと。ちなみに、セクションリーダーも何も聞いていないとのことでした。サボりくんには人事に仲の良い女性がいるので、彼女にシステムの事後修正を頼むつもりなのでしょう。完全に確信犯です。当日になって急に休むとか、月曜や金曜の欠勤が多いとか、勤務時間中のタバコ休憩が多すぎるという理由により、彼には大分前にイエローカードが出されています。ミーティングがあるのを知っていて休むなんて、どう考えても労働意欲があるとは思えません。それに、上司に申請も連絡もしていないので、ほとんど無断欠勤ですよね。他の人(はっきり言って私ですが)のモチベーションを下げないためにも、そろそろレッドカード退場にして欲しいです。

2008年02月01日

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極楽、極楽♪

会社でマッサージを受けられるようになるかもしれないと以前のブログに書きましたが（詳しくはこちら）、ようやくお試し施術を受けることができました。11月に1度、予約していたのですが、私はその数日前から病欠、他の人もミーティングが入ってしまったりで、キャンセルとなってしまったのです。出張マッサージに来てくれるのはドイツ人男性。あまり多大な期待をしていると後でがっかりする可能性が高そうなので、なるべく期待しないように自分に言い聞かせていました（笑）。日本のエステなどと比べたら、気の毒ですからね～。マッサージ師は大きなバッグを2つ抱えてやってきました。大きい方のバッグからは組み立て式のマッサージチェア（というのですか?前のめりに座るやつです）が出てきました。もう1つのバッグからはバスタオルやマッサージオイルの他に、湯沸かし器やハーブティーのティーバッグが次々と。意外と本格的なので、驚きました。この方のマッサージは指圧と言うよりはリラックスを目的としたアロママッサージに近い感じのようです。メニューは上半身（首、肩、背中）の凝りを取るマッサージ20分、もしくは上半身のマッサージ15分+頭マッサージ5分の2種類のみ。私は筋金入りの肩こりなので、首と肩を集中的にお願いしました。私の肩を触った彼、「これは…」としばし絶句。そして、「大分前から凝っているでしょう。整形外科にかかったことはありますか?」と言われてしまいました。今日はこれでもかなり調子がいいほうなんだけどな。オイルを使って凝りをほぐしてもらい、さらにお湯で温めたパッドをしばらく肩に乗せた後、もう一度マッサージ。時間が短くてちょっと物足りなかったけれど、少しはすっきりしました。最後にもう一度、「少しはほぐれたけれど、やっぱり一度整形外科に行った方がいいですよ」とアドバイスを受けました。これで料金は12ユーロ。会社にいながらこれだけのマッサージを受けられるなら、私的にはかなり満足です。

2007年12月19日

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ドイツの忘年会

本日は会社のクリスマスパーティー。と言っても、日本の会社で行われる忘年会なんら変わりはありません。仕事を早めに切り上げて、急いで家に帰りました。車を置いて、着替えて、電車で会場へ。今年はなんとクラブで開催で、私は正直気乗りがしませんでしたが、一応全員参加なので顔だけ出すつもりで行きました。まだ胃の調子が悪いので、お酒が飲めないのが残念。ビュッフェ形式の食事が終わった後は、ダンスタイム。音楽がうるさくすぎてろくに会話ができず、踊るかお酒を飲む以外にすることがありません。大音量の音楽とタバコの煙が相まって、頭が痛くなりそうだったので、10時ごろに早々と退散しました。踊らない人も楽しめるよう、もうちょっと考えて欲しいな～と思いました。普段、あまり顔を合わせない人と話ができる貴重な機会でもあるし、来年はもっと静かなところで開催してほしいです。人数が多いから無理なのかなあ。

2007年12月14日

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二人目の解雇者

昼休み、上司と雑談中に、隣の部署でクビになった人がいると聞きました。その部署は今年2回目の解雇です。1度目は実際にその人が会社に損害を与えたことが一番の理由でした。以前からあまり評判も良くなかったため、人事部や労働組合さえも解雇に賛成したという話でした。初めての日本出張に行かせてもらい、お土産を持って嬉々として出社したその日にクビになったのです。今回の解雇の理由は『勤務態度が良くないから（＝仕事ができないから）』だそうです。そんな理由でも解雇にできるのかとちょっとびっくり。その部署の部長が独断で決めて、人事には事後報告だったため、これから退職金についての話し合いがもたれるようです。労働組合も黙っていないでしょうから、かなりもめることは必至。実はこの人、我が同僚のサボリ君の一番の親友です。いつも二人で誘い合って煙草を吸いに行ったり、コーヒーを飲みに行ったりしていました。勤務態度まで似ていて、有給をすぐに使い切ってしまうところも、代休をすぐ取るところも、病欠が多いところも同じ。サボリ君は昼休み中、外に買い物に行くことが多いのですが、外に行かないときはいつもその彼と一緒に社員食堂でランチを食べていたのです。が、今日は一人ぼっちでぽつんと食べている姿が印象的でした。一番仲のいい同僚が解雇って、かなりショックだろうなと思います。けど、上司は「次は自分かもとびびっているのでは?」なんてキツイことを言ってましたが。毎回思うのですが、日系企業でドイツ人が解雇されると、しばらくの間ドイツ人が皆『日本人嫌い』になるような気がします。サボリくんも今日、怒っているような態度で私と口を利こうとしなかったし。抗議のつもりなのか、15時きっかり（ドイツでの金曜日の定時）に帰って行きました。確かに私は日本人だけど、駐在さんとはまったく違う立場だし、もちろん影響力もなにもありません。駐在さん（マネージャー）のお給料にはそういういわば『憎まれ賃』も入っているのでしょうが、私はしがない現地採用組の一人。お願いだから、一緒にしないで～!

2007年11月30日

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あきれた上司

部署のマネージャーから呼び出しを受けました。話の内容は、非常に端的に言いますと、アシスタントマネージャーのFさんがちっとも動かないので、あるプロジェクトの責任者になってもらえないかということ。Fさんの日ごろの様子を見ていて、マネージャーはよく痺れが切れないな～と感心していたところでしたので、正直、ついに来たか!という感じです。我が部署は3つのセクションから成り、12名ほどのメンバーがいます。それまではマネージャーが全てのセクションの総責任者だったのですが、人員が増えたため、目が行き届かなくなりました。さらに、マネージャーは出張が多いため、彼の留守中は全てのプロジェクトが滞るという状況に陥ってしまいます。そこで、今年の春から各チームに1名ずつ、アシスタントマネージャーとして責任者を置くことになりました。3人しかいない我がセクションですが、そのうちの1人、Fさんがアシスタントマネージャーになりました。それで今までより仕事が潤滑に行くと思いきや、最近はあちこちから苦情の嵐なのです。まず、彼は1日のうちほとんどオフィスにいません。始めのうちは「偉くなってミーティングが多くなったんだな」くらいに思っていました。ところが、行き先を告げずにいなくなることも多く、マネージャーの部屋にいるのかと思っていると、そのうちに当のマネージャーから「いる?」と電話がかかってくることも度々。どうやらあちこちの知人のところに言っては、『私的ミーティング』をしているらしいのです。机に向かっている時間がほとんどないのですから、頼まれた作業もいつもぎりぎり。マネージャーから与えられた仕事も「今やってます」「もうすぐ終わります」と言うばかり。ミーティングをやろうと言ってもドタキャンするわ、休暇前に引継ぎ内容をメールするからと言って何も送ってこないわ、逆にきちんと引継ぎしたことを私の休暇中にきちんとやってくれないわ…。他の同僚との意見交換以外に、一体何をしているのか、不思議でたまりません。彼と一度でもしゃべったことがある人ならすぐに気づくのですが、とにかく口が達者なのです。しゃべりだしたら止まらず、言い訳や屁理屈を並べさせたら天下一品私は彼にひそかに「Mr.Excuse」というあだ名をつけていたくらいなのです。ミーティングでも意見をとうとうと述べますが、彼の場合、残念ながら行動がちっとも伴わないのです。今年の春から変わったことのもう1つに、週間レポートの提出があります。1日にどんな仕事にどれくらいの時間を費やしたか、毎週金曜日に報告しなければならないのです。マネージャーいわく、Fさんのレポートには『マネージメント業務』が並んでいるのだとか。私が何か質問をしても、「その件に関してはまだはっきり決まっていないからちょっと待って」と言うばかり。彼の指示を待っていると、何時までたっても保留のままで、仕事が滞って仕方ありません。（＜おまけに最近は苦情まで来るし…。）しかも、部下を10～20人も抱えているというならまだしも、彼の部下は2名のみ。一体何をマネージメントしているというのでしょうか?開いた口がふさがらないとは、まさにこのことです。

2007年10月24日

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朝の渋滞

最近、会社でごたごたしていたり、お役所の対応に切れたり、イライラすることが続いております。さらに1日の始まりを台無しにしてくれるのが、朝の渋滞!秋休みが終わって1週間、今までこれといって交通状態に変化がなかったのですが、先週の金曜日から道がめちゃくちゃ混んでいます。先週の金曜日は、ドイツ鉄道が終日ストをしたので、混んでいたのも納得なのです。普段、電車通勤をしている人も皆、車で出かけたでしょうから。いつもより大分混んでいると感じましたが、それでもかかった時間は50分程度でした。ところが、今週に入ってからなぜか道路がさらに混んでいて、通勤に時間がかかって仕方なく、困ってます。以前は30分強、混んでいても40分くらいの通勤時間だったのに、昨日はなんと95分もかかったのです!結局事故もなかったし、工事もしていなかったのに、なぜ???いつもカーラジオを聞きながら通勤しているのですが、朝は30分に一度ニュースがあります。このニュース、普段は1回、多くても1回半しか聞くことはないのですが、この日はなんと4回も聞いてしまいました。こんなことは今の会社に入ってから初めてです。本日は普段より10分早く出かけてみましたが、やはり以前より混んでいて、会社まで1時間弱かかりました。やはり事故も工事もなく、完全に自然渋滞のようです。なぜ今週になって急に車が増えたのか、謎です。11月くらいになって、大分気温が下がってくると、それまで他の手段で通勤していた人が車通勤を始める傾向は確かにあります。けれど、まだかなり暖かく、朝の気温も二桁あります。ドイツ人のバカンスシーズンが終わったと言うことなのでしょうか?これからずっとこんなに混むようであれば、朝もっと早く家を出なければならないので、かなり憂鬱です。今の会社に入ってから、通勤時間が短くなっていたと喜んでいたのに…。なかなか上手くいかないものです。

2007年10月16日

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嬉しいニュース

1日中PCに向かっている皆さん、肩こりつらくないですか?私は最後の親知らずを抜いてから、以前ほどは悩まされなくはなりましたが、やはり長時間PCに向かっていると、肩ががちがちになることがあります。お手洗いに行ってこっそり体操したり、肩こりに聞くというつぼを押してみたり…。でも、すぐに治るはずもなく、つらいんですよね～。もう少し残業しておきたいけど、肩が痛くてこれ以上無理!と帰宅したことが何度あったことか。会社にゲームとかジュースの自動販売機を置くなら、福利厚生としてマッサージチェアも置いてほしい!というのが私の長年の主張(笑)でした。お金を入れて使うタイプのマッサージチェアなら、昼休みなどにちょこっと利用できるし、業務にも差し支えないと思うのです。上司にも冗談交じりで訴えたことがあるのですが、相手にしてもらえませんでした。ところが今日会社の会議でこれからの予定が発表されて、なんとなんと、会社でマッサージが受けられるようになるようなんですもちろん、時間と料金は本人持ちですが、それでもうれし～い。1日も早く導入されてほしいなあ。他にも、ヨガや太極拳等のコースを始める計画もあるようです。やはり体調が良くないと、仕事もバリバリできないですからね～。「クリーニングサービス」というのはちょっとやりすぎと言う気もしますが(苦笑)。

2007年10月09日

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バカンスシーズン到来

私の会社では、翻訳会社から受け取った翻訳を各国の販売会社にまわして、ネイティブスピーカーにチェックしてもらうということを行っています。翻訳家だって人の子(笑)、間違うこともあるのです。それに、実はもう1つ大事な理由もあります。機器を実際にその国で販売するのは、彼ら販売会社の人間。実際に物が市場に出てから、「どこが間違っている」だの「この訳がおかしい」だの言われると、修正に非常な手間とお金がかかります。それを防止する意味合いもあって、必ず販社の人間に見てもらうことにしているのです。今まではその都度、各販社で手が空いている人が見ると言う感じで、チェックをする人は特に決まっていませんでした。ネイティブスピーカーなら誰でもいいのでは?と思われるかもしれませんが、人というのはそれぞれ好みのスタイル・言い回しがあるのですよね。つまり、チェックをする人が変わるたびに、修正希望箇所がめちゃくちゃ沢山出てしまうという事態に陥り、困っていたのです。そこで、私は各販社にチェック担当者を決めてもらいました。一人だけですと、その方が出張やバカンスで長期に留守にする時に困るので、2人ずつ。スウェーデンだけは例外に、もう一人コピーを送って欲しい人がいると向こうから要望があったので、担当者は3人います。本日、新しい翻訳が届いたので、例のごとく販社にメールを送り、チェックをお願いしました。すると、送信した途端に、自動リプライが届きました。ヨーロッパはバカンスシーズン真っ最中。何人かはバカンス中だろうなと予想はしていました。が、届いたリプライは全てスウェーデンから。チェック担当者の3人全員が今休暇中だというのです!しかも、全員次の出社日が7月23日。何のために担当者を複数選んだと思っているのよ～。せめて、1週間ずつずらすとか何とかして欲しかった…。他にスウェーデンに知り合い(笑)はいないし、上司に相談したところ、「社長にメールを送っちゃっていいよ」とのこと。そこで、支社長にメールを送ってみたところ、こちらも自動リプライで、次の出社は23日。スウェーデン支社は23日まで誰もいないわけ?!夏の間、ヨーロッパはどこもこんな感じです。これが8月にもなったら、イタリアやフランスも機能停止状態になります。お堅いイメージのあるドイツのお役所ですら、普段2週間でできる書類なのに、6週間はかかるとか平気で言いますから。私の次のバカンスの予定はうまく行けば9月後半。夏休み中は、学校に通っているお子さんのいる社員が優先的に有給を取るので、私のような者は暑かろうが、他の支社の機能が麻痺していようが、ひたすら働くしかありません。バカンスシーズンなんて、嫌いだ…。

2007年07月04日

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無言の戦い

このところ、ようやく仕事が人並みに(?)忙しくなってきました(笑)。もっとずっと忙しいかと思っていたのに、意外と暇なので、ウツになりそうでした。仕事に関しては、私は忙しければ忙しいほど燃えるタイプなのです。主に前任者から「ものすごく大変」と聞いていたので、肩透かしを食った感が無きにしも非ず。私の仕事の1つに、日本で発行されるテクニカル情報のヨーロッパ版を発行するというのがあるのですが、このインデックスが去年の7月くらいからほったらかしでした。私が入社したのが11月だったので、もうその時点で3ヶ月くらい全く手をつけてなかったということです。それを私が全部片付けて遅れを取り戻し、ここ数ヶ月は1ヶ月ごとにきちんと更新していました。7月になったので、6月発行分のアップデートしていたら、以前使っていたフォルダーが見当たりません。いくら探してもなくて、どうやら同僚(例の「サボリくん」)が消去してしまったようなんです。このインデックスはここ半年私がずっとアップデートしていたのだから、私に一言断りがあってもいいと思いませんか?その後、あちこち探しているうちに、彼が新しくフォルダーを作成し、ドキュメントを整理しなおしていることが分かりました。実は彼、この間ついに人事部からお呼び出しがあったそうなんですね。それで、ちょっとは真面目にやっているところを見せないとまずいと思ったらしく、勝手にドキュメントを新しく分類するためのフォルダーを作成したみたいです。まあ、それ自体は助かると言えば助かるんですが、私に何も言わないのが頭にくるのです。しかも、チェックしてみたら案の定、私が今までにインデックス上に作成したリンクが全部パーになっていました。元フォルダーが消去されたのですから、当たり前ですよね。頭にきて、彼がどんどん古いデータをファイルに移すそばから、私も彼に何も言わずひたすらインデックスのリンクを貼り直しているのです。単純作業ではあるのですが、これが結構面倒くさいんですよ～。肩は凝るし、他にもやるべきことはあるし…。一体彼はどこまでさかのぼって整理するつもりなのでしょうか?ちなみに、このインデックスが作られたのは2002年。ぞっとしますね。この戦い、当分は続きそうです。

2007年07月03日

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久しぶりに会社のこと

隣の部署のドイツ人男性が辞めさせられたそうです。私は彼とほとんど話をしたことがありませんが、姿は良く見かけました。他の部署から隣の部署に移動してきたとき、社内ニュースレターに彼の自己紹介の文章が載ったのですが、それが私の自己紹介文のぱくりだったので、自分の中でだけひそかに「盗作くん」と呼んでいました。この盗作くん、部署を移動したばかりですが、先週初めての日本出張に行っていたのです。今週の月曜日に出社しているのを見かけましたが、その後姿を見ていなかったので、『今週もまた出張か～』と思っていました。ところが、盗作くんと同室の女性によると、彼はクビになったと言うではないですか彼は日曜日に出張から戻り、月曜日に日本のお土産を持って出社してきました。日本で撮ったビデオなどを見せてもらい、楽しく過ごしているところに人事部の女性が彼を呼びに来たそうです。そして、部屋に戻ってくるなり、私物をまとめだしたのだとか。同室の女性は理由も知らされず、そのことにとても憤慨していました。また、この急な解雇にはかなりショックを受けたようです。それはそうですよね。日本に行かせてもらったということは、出張前に決まっていた解雇ではないはずです。『こんなに急にクビになることがあるなんて、思っていた会社と違うかも…』というわけです。さらに、彼女はまだ試用期間中なので、余計『次は自分かもしれない』と危機感を持っているようです。ところで、本日は直属の上司も、同じオフィスにいるセクションリーダも出張でした。私のオフィスはこのリーダ以外にもう一人ドイツ人がいるのですが、彼はいわば「サボリくん」です。すでに上司にも人事部にも目をつけられています。このサボリくんは今日1日中、堂々と私用電話・私用コピーをしていました。ドイツでは、上司がいない日に早目に帰ったりすることは良くあること。でも、私しかいないと思って、1日全く仕事をしないなんて!あまりにもひどいので、さすがに頭にきました。こんなにサボっている人がのうのうと居座って、日本出張から帰ってきたばかりの人が即時解雇される会社って、なんだか不思議。まあ、盗作くんはよほどのことをしたのだろうと想像できますが、理由がわからないとなんとなく不安になりますよね。特に今回の解雇については、急だったことに加え、理由が公表されていないので、ドイツ人達は「日本人はひどい」という認識を持ったようです。実際、私も昨日か一昨日、「盗作くん」の同室の女性にひどく睨まれたし…。彼らにとって日本人はみんな一緒で、駐在も現地採用も関係ないようです。私は彼らと全く同じ立場なのになあ。

2007年06月28日

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カラオケラウンジで豪遊?!

久しぶりに会社関係のお出かけです。私の試用期間が無事終わったことと、4月から駐在員さん2名が新しくいらしたので、この3人のために歓迎会を開いていただきました。1次会は中華レストラン。ここは日本人の間では「D市で一番飲茶がおいしい」と評判のお店です。ただ、このお店、ウェイトレスさんがめちゃくちゃ無愛想なんですよね～。これさえなければ、もっと頻繁に来ても良いんだけれど。私達も飲茶を中心に色々頼みました。飲茶メニューを手に取り、「この端からこっち端まで全部って頼めば?」とのたまう我が上司。お金持ちの発想だわ～。（＜というか、成金?）おなか一杯になってお店を出ると、もう10時だと言うのに、外はまだ薄ら明るいのです。ドイツの夏はこれが原因でついつい夜更かしをしてしまうんですよね。2次会は上司がボトルを入れているカラオケバー(ラウンジ?)に行くことになりました。明るいうちからカラオケって、なんとなく変な感じですが。お店に入ったらまだお客さんは誰もいず、貸切状態。やっぱりこんな早くからこういうお店に来る人はいないのね、と思いつつ、飲み始める私達。しばらくするとだんだん人が増え、いつの間にかお店は満員に。始めのうちはおとなしくおしゃべりだけしていた私達ですが、上司のツルの一声でゲームをする事に。名づけて「メドレー一気」。メドレーの曲を入れて、一人1画面ずつ順番に歌い、その曲の一番最後を歌った人が一気するという（しようもない）ゲームです。当然、私達のグループ内ではメドレー以外の曲を入れることは禁止。早速やり始めてみましたが、メドレーって難しいですね。次にどんな曲が来るか分からないし、曲名が表示されても、歌詞が表示されるまではその歌のどの部分から始まるのかが分からないので、音程を取りにくい!よほどその年代・歌手に精通していないと、とてもとても無理です。上司はまず私達の年代を見て、89年～91年の各年ヒット曲メドレーと言うのを入れたのですが、これは大盛り下がり。みんなが知っている曲が少なくて、ほとんど歌えないうちに終わってしまいました。それならばとそれ以降は歌手のメドレーばかりを入れたのですが、それでも結構大変でした。それにしても、相当嫌な客ですよね。勝手にメドレーばっかり入れて、しかもどの曲もまともに全部歌えず、曲が終わると勝手に盛り上がって一気して騒いでいると言う…。昨夜その場にいらした他のグループの皆さん、どうもすみませんでした～。

2007年06月01日

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試用期間終了!!

晴れて試用期間が終わりました!通常、試用期間中に何か問題があり、会社側が正社員にしないと決定した場合、終了2週間前までに通知しなければなりません。4月中に何も通知がなかったので、大丈夫なのだろうとは思っていましたが、5月に入っても何も音沙汰がなかったため、気分的に落ち着きませんでした。上司に聞いてみたら、試用期間終了直前に行う面談のための書類がまだ人事から届いていないとのこと。忘れられているのか、はたまたまた怠慢か分かりませんが、不安なんですけど～。まだ社員IDカードももらっていないし…。本日、ようやく上司が試用期間終了面談をしてくれて、やっと正々堂々と祝杯をあげられることになりました。といっても、まだその書類には支社長のサインがないので、もしも彼がサインを拒否したらクビになるという可能性もあるにはあるのですが･･･。可能性としてはありえるけれど、前例はないとのことなので、多分大丈夫でしょう。これでよほどのミスをしてクビになったり、リストラされない限り、好きなだけ勤めることができます。定年までず～っとここにいるのかな?と考えると、なんだか変な気分ですけど…。とりあえず、私の定年前に会社がつぶれることはないと思われますので、その点は安心です。ところで、試用期間が半分修了した時点でも面談があったのですが、その時の査定よりも評価が上がったんです。「こことここがちょっと弱いね」と言われ、治そうと努力したところも上がっていました♪さらに、上司が「本当に助かっているし、感謝している」と言ってくれたので、がんばってよかったと思いました。学校を離れて久しいので、はっきりと数字で評価が出るというのは久しぶり。成績表に一喜一憂する学生の気持ちがよ～く分かりました。上がるとこんなにも嬉しいものなのですね。

2007年05月09日

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モチベーション下がり中

やっとまた春らしくなってきました。お天気が良くなると、どこかへ出かけたくなりますね。それでなくとも今週はちょっとモチベーションが下がっているので、仕事をバリバリやる気になれないし…。やる気が出ないのは、やっぱり例の上司からの「金曜日だけなら休んでいい」というメールが引っかかっているから。普段はとても話が合う上司なのですが、事が有給や病欠となると、なぜか非常に日本的になってしまわれるのです。残業時間消化はあきらめるとしても、有給消化は社員の当然の権利なので、認めてもらえると内心思っていたんですけど。まだ試用期間中ですし、この2日間の有給を3月31日までに申請すべきなのかをもっと早く調べておかなかった私の手落ちでもあるので、黙って引き下がりましたが…。私が今週消化すべき有給が後2日残っていることを知っているドイツ人同僚には「上司がそんなことをするのは認められない」とがんがん言われました。「労働組合に言ったら、大騒ぎになるよ」とも。でも、試用期間中に騒ぎを起こして、上司に悪印象を与えたくないですし。やっぱり今回はあきらめた方がよさそうです。私が1日しか有給を取れないことに対して、自分のことのように腹を立ててくれた同僚ですが、実は彼、ものすご～く働かない人なんです。勤務時間中もタバコを吸うためにちょくちょくいなくなるのですが、昼休みは買い物へ社外に出かけたまま、1時間くらい平気で戻ってきません。そして、戻ってきてから買ってきたものをデスクで食べているので、実質1時間半～2時間くらい昼休みを取っていることになります。30日の有給休暇ももちろん毎年必ず全部消化するし、その上、上司に言わせると、毎年病欠も30日はあるというのです。私はまだ入社して間もないので、上司が多少大げさに言っているだけだろうと思っていましたが、どうやら誇張ではないみたいです。今のところ、彼は毎月最低5日は病欠しています。それに加え、当日の朝に別の同僚にＳＭＳ(携帯メール)で「今日、有給を取ることにした」と言ってくることが非常に多いのです。しかも、なぜかそれが必ず上司が出張でいない日で、お天気が素晴らしい日ばかり。今日もドイツはものすごくいいお天気なのですが、「お昼休みに行かないな～」と思っていたら、「気持ち悪くて耐えられないので、もう帰る」と言って早退してしまいました。ちなみに、上司は昨日から日本出張中。どうしてお天気が良い日に限って具合が悪くなるのか、不思議でたまりません。こんなにしょっちゅう自分勝手に休んでいる彼でも、私より沢山お給料をもらっている(＜上司が以前「男性の方が給料が高い」とはっきり言っていたので)と思うと、こちらはますますやる気がなくなってしまいます。ささやかな抗議として、今日は定時きっかりに帰ろうっと。

2007年03月26日

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たかが1日、されど1日

今月もまたまた残業時間が溜まってきました。毎月毎月、月末に1日代休を取るのもなんとなく気が引けたので、今月は少し早め(＝今週辺り)に取ろうかな?と思っていました。ところが、急に日本から出張者が来ることになり、休めなくなってしまったので、来週の月曜日に申請しよう!とひそかに決めていました。ところが昨日、ふと気づいたことが。私の今年の有給はあと32日あるのですが、そのうちの2日は去年の分の有給です。わが社では、前年の分の有給は翌年の3月31日までしか繰り越すことが出来ません。つまり、それまでに消化しなかった分は流れてしまいます。実際、3月に入ってから、残った有給を消化するために休みを取る人が周りに増えてきました。が、私はまだ試用期間中なので、まったく関係ないと思っていました。試用期間が明けてから始めて32日分の有給を申請する資格ができるものだと信じていたのです。実際、今まで勤めてきた会社ではそうでしたし…。でも、念には念に入れて、人事の人にちょっと聞いてみました。彼女の答えは、やはり32日のうちの2日は今月31日までに消化すべき有給だとの事。つまり、来週中に2日有給を取らなければならないことが判明したのです。残業時間消化の代休を入れたら、3日休みを取る必要があります。来週の月曜日は、昨日急な仕事が入り、休めないことになってしまいました。残りは火～金曜の4日間。いくらなんでも、4日間のうちの3日を休ませて欲しいとは言えません。だけど、3日休むのは無理でも、31日に消化しなければならない有給の2日分は、きっと認めてもらえるはず。早速上司にメールでお伺いを立てたところ、「30日で申請してください」というお返事。30日とは、金曜日ですね～。つまり、「仕方ないから金曜日1日だけなら、まあ休んでも良いよ」ということらしいです。少なくとも2日は休めると思っていたのに、1日しか有給を認めてもらえないなんて!つまり、代休1日と有給1日の2日間がパーということです。まだ残り30日もあるんだから、それくらい良いじゃないかと言われるかもしれませんが、たかが1日、されど1日。たった1日でも、会社にただで返すのはなんか癪なんですよ～。ドイツ人社員は皆、与えられた有給を毎年必ず全部消化しますが、私はその理由はドイツのお給料が少ないからだと思っています。他の国に比べたらお給料は安いけれど、その分年に30日も堂々と休む権利が与えられているのだから、と自分を納得させているのですね。そして、1度に2～3週間まとめて休んで、もっと暖かい国などに出かけて、また仕事ができるようにリフレッシュするのです。それで他の国の人から見ると、「ドイツ人は休暇のために働いている」ように見えるのでしょう。私も現地採用なので、ドイツ人と全く同じ待遇なんですけどねえ。日本人上司を持つと、その辺りはちょっぴり苦労いたします。

2007年03月23日

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出張帰りの悲劇

日本から来ている出張者と二人で国内出張に行くことになりました。行き先はICE (Intercity-Expresszug、ドイツの新幹線のようなもの)で2時間半の街。出張が決まったのが急だったので、早速インターネットで予約を入れることに。現地でのミーティングは1時から3時の予定。およそ11時に現地入り、17時に現地出発となるように列車の予約を入れました。帰りのＩＣＥは17時31分発。もちろん、禁煙車の座席指定です。この予定を上司に伝えたところ、『帰りの列車を1時間遅らせたほうがいいんじゃない?』と言われました。アドバイスの通りに変更しようとしたところ、禁煙車がもう満席らしく、座席指定ができませんでした。仕方なく希望座席の条件を「どんな席でも可」にしたら、帰りは喫煙席になってしまいました(泣)。指定を取らずにＩＣＥに乗ることももちろん可能です。運良く空いている席があれば座ることもできますが、今回は時間帯やルートなどから考えて、座れる確立はかなり低いと思われます。つまり、座席指定なしで乗る場合、2時間半座れなくてもいいという覚悟が必要になります。禁煙車で2時間半立ちっぱなしで帰るか、喫煙車で座って帰るか…。究極の選択を迫られた私。当日は朝も早いし、1日仕事をした後はかなり疲れていると思われるので、座って帰れる方を選んだのです。出張当日(本日)、ミーティングは予定通り終わりました。その後、たっぷり見学をしてから帰る予定になっていたのですが、日本から来たばかりの出張者の方はすでにお疲れモード。時差ぼけで今朝も3～4時に目が覚めてしまったというのです。彼が早く帰りたいというので、とりあえず駅に向かい、予約を変更できるかどうか聞いてみることに。だめもとで最初に予約した17時31分のＩＣＥの座席指定を取り直そうとしましたが、やはりもう予約は不可能と言われてしまいました。つまり、「座れないけど早く家に着く電車に乗るか」もしくは「1時間遅くても確実に座って帰るか」の選択です。結局、私達は確実に座れる方を選びました。空いた時間に早目の夕食を食べてから駅へ向かい、まず電光掲示板をチェック。意外に思われるかもしれませんが、ドイツ鉄道は遅延やキャンセルがとても多いのです。特に遅れもないようだし、指定席も取ってあるし、後は列車に乗るだけ。定刻に電車がホームに入ってきて、乗り込むとやはり喫煙車独特の臭い。一瞬ひるみましたが、寝てしまえば気にならないだろうと高を括っておりました。実はこの瞬間から私の生き地獄(笑)が始まろうとしていたのです。私達の座席は、喫煙車の一番最後の列で、出入り口の直ぐ側。ここならば風通しもあるし、喫煙車の中でもベストの席だとほっとしました。コートをかけて席に着き、さあ本でも読みましょうと思ったその瞬間、社内にアナウンスが流れました。ＩＣＥのルート上で人身死亡事故が起こったため、迂回して別のルートを通ると言うのです。今のところ、60分から90分の遅延を予定しているとの事。車内のあちこちから一斉に不満の声が上がりました。そして、いらついた乗客がみなタバコに火をつけて、紫煙も一斉に立ち上ったのです…。結局、その駅を15分遅れで出発しましたが、その後も何度も予定変更等のアナウンスがあり、最終的には120分の遅延となりました。予定通りに着いても、4時間半の長旅になるわけです。「喫煙車で2時間半も耐えられるかなあ」とそれだけが不安だったのに、ほぼ倍の時間になってしまい、大ショック。しかも、しばらくして「喫煙車内で一番良い席♪」なんて能天気に思っていた自分に腹を立てる羽目に。喫煙車両に入って直ぐの場所にあるスペース（＝私の席の直ぐ脇にあるスペース）に三々五々禁煙車両に座っている喫煙者がやってきて、立ったままタバコを吸っていくのです。友達同士連れ立ってやってきたりするので、立ちタバコ仲間はすぐに4～5人になり、煙が私の顔を直撃します。禁煙席からやってくる彼らはマナーを守っているわけで、当然こちらは何も言えません。喫煙席と知っていて予約した自分が悪いので、誰に文句を言うこともできず、イライラは募るばかり。せいぜい1時間後の電車に変更をするようにアドバイスしてくれた上司を逆恨みすることくらいしかできません。「寝てしまうんだ、寝てしまえば分からない!」と自分に言い聞かせ、何とか眠りにつこうとするのですが、あまりの臭いに眠ることすらできないのです。臭いだけでも何とかできないかと思い、鼻を手でふさいで口で息をすれば喉がいがらっぽくなるわ、咳き込むわ…。一人だったら座れなくてもさっさと禁煙席に移っていたところですが、同行の出張者は隣でぐっすりお休み中。彼を置いて逃げるわけにも行かず、涙目になりつつ、ひたすら吐き気と戦っていました。この5時間ほどの間に、絶対にどこか体に異常をきたしたに違いない!と言うくらい、煙を吸い尽くしました。これでもしどこか悪くなったら、労災になるのかなあ?とりあえず、明日の朝起きたら、鼻毛がびよーんと伸びていそうで怖いです。

2007年03月20日

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上司の秘密

上司のオフィスで話をしていたら、ドアをノックする人が。ミーティングが始まるので誰かが呼びに来たのかな?と思ったら、ドイツ語の先生とのこと。ドイツ語の個人レッスンを受け始めたのだそうです。上司の家族がもうすぐ日本から引っ越してくるので、生活に最低限必要なドイツ語を習っているのだろうと思ったら、仕事のためだと言うではないですか。理由は、ヨーロッパでの売り上げの半分ほどがドイツでの売り上げなので、ドイツ人の技術者に直接色々話を聞きたいから。現場で実際に働いている技術者には英語が話せない人も沢山いるので、そのためにドイツ語を習い始めたのだそうです。これには正直、驚きました。我が社は日系企業なので、従業員のほとんどが英語を話します。本社や他の国の販社とのやり取りが頻繁にあるので、英語が話せないと仕事にならないのです。ドイツにある会社とはいえ、英語さえできれば仕事に支障はありません。実際、日本からの出向社員の中には、英語すらおぼつかない人も結構いたりするのです。私の上司は出張も多いし、いつも仕事を沢山抱えていて、非常に忙しい人。会社では英語だけで事足りるのに、しかも数年後にはまた日本へ戻られるのに、わざわざ時間を割いてドイツ語を習おうというその志に感動しました。やはり人の上に立つ人は違うのですね。私も見習わなくっちゃ!

2007年03月08日

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オープンハウス

我が社の新社屋のお披露目を兼ねて、本日はオープンハウスです。開催時間は10時から16時で、好きな時間に行けばOK。前日の関係者を招いてのお披露目会とは違い、かなりアットホームなものになるようです。実は前日、別のセクションの部長が来て、ちょっとだけもめました。というのも、彼が10時から16時の間、誰かがずっとオフィスにいなければならないと言ったからです。確かに、オープンハウスの主目的は、家族に自分の職場を見てもらうこと。といっても、私たちのセクションは3人だけで、しかも何の変哲もないただのオフィスです。コールセンターやテストルームならまだしも、私たちのオフィスには見るべきものなど何にもありません。それなのに、オープンハウスの間中、誰かがずっとオフィスに座っていなければならないというのは、どう考えてもナンセンスです。結局、私たちの部屋は施錠しておくということで落ち着きました。お昼過ぎ、旦那さんと連れ立って出かけました。子供向けのイベントは興味がないので、早速会社内を案内しようとしたら、彼がコーヒーを飲みたいと言います。そこで、まず食堂へ案内しました。そこら中で子供が走り回っていて、いつもとは全く違う雰囲気。テーブルも既に満席で、座れそうもありません。テーブルに着いている人たちの中に、我が上司を発見!彼を紹介しようと近づいて行くと、かなりお顔が赤いような。普段はもちろん食堂にアルコールは置いていないのですが、今日はビールも置いてあるのでした。上司は10時から16時までオフィスにいなければならないそうで、9時半に出社されたとの事。それで朝から飲んでいてできあがっちゃったのかな?コーヒーを飲んだ後、旦那さんを私の部署の辺りだけ案内しました。新築なので、さすがにどこもきれいです（というか、前日まで必死にペンキを塗りなおしたりしていた）。別に私が建てたわけでもなんでもないけれど、褒められるとやっぱり嬉しい。旦那さんも、私がどんなところで働いているのか見られて嬉しかったと言ってくれました。一通り案内した後は、食堂でランチ。お食事と一緒にビールもしっかりいただきました。普段飲んではいけない場所で飲むアルコールって、やけにおいしいんですよね。旦那さんに私の仕事場を見てもらえたし、上司に旦那さんを紹介できたし、なかなか有意義な1日でした。

2007年02月24日

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またか!

今勤めている会社は去年新社屋を建てて、年末に引っ越しをしました。今週末、その新社屋のお披露目があるそうです。金曜日は取引先、土曜日は社員の家族を招いて行われるらしいです。なぜ伝聞調なのかと言いますと、この案内メールがまたしても私のところに届いていなかったのです。そのため、私は何も知らなかったのですが、今日のお昼に上司と食堂で一緒になり、雑談をしていて偶然そのことを聞いたのです。人事部からのメールが私に届かなかったのは、分かっているだけでこれで3回目(前回についてはこちら)。人事の人にまたまた苦情を言って、招待メールを転送してもらいました。が、このパーティーの申し込みの締め切りはなんと2月14日。もうとっくに過ぎていたわけです。例外としてほぼ1週間遅れの申し込みを認めてもらいましたが、なんかすっきりしません。人事部の担当者が謝りもしないので、なんとなくこちらのミスと思われているような気がするのです。そもそも、会社からの連絡がこんなにしょっちゅう漏れるなんてありえないですよね。もしももっと重要な連絡が届かなくて、大事になったりしたら、どうするつもりなのでしょう。ほんの数日前に連絡漏れが分かって(幸いこれは重要事項ではなかったけれど)、苦情を言ったばかりなのに、どうして直ぐ改善できないのか、理解できません。ドイツは労働組合の力が強すぎて、一度試用期間が終わって正社員になった人をクビにしたり、一度上げた給料を下げたりと言うことが非常に難しいのです。しかも、うちの会社は日系にしては珍しく、査定がないそうなので、彼らは安心しきっている様子。だから簡単な仕事もろくにできないドイツ人が危機感を持つこともなくのさばっているんですね。やれやれ。こんなしょうもないミスばかりするようなら、もっとアメリカや日本みたいにどんどん減俸とかにするべきですよね。そして、ちゃんとやっている人に対してはそれなりにお給料を上げて欲しいこちらは日本のようなボーナスがないので、そういうところで少しは差をつけてもらわないと。真面目にやっている人が馬鹿を見るようにはなって欲しくないです。

2007年02月20日

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ただいま!

本日、ドイツへ戻ってきました。結果的にはほぼ予定時刻の到着でしたが、全く何事もなかったわけではありませんでした。11時50分関空発のフライトだったので、9時半に空港入りしました。が、フライトインフォメーションをチェックすると、既に「遅延」の文字が。セキュリティチェックの入り口にも張り紙がしてあり、出発は1時間遅れの予定とのこと。帰りは、ドイツ人の上司と一緒でした。とってもいい人なのですが、体格が関取級の人なのです。彼と隣同士で長時間のフライトはしんどいな～と思っていたので、出来ればチェックインは別々にしようとひそかに考えていました。ところが、彼が一緒にチェックインしようと言うので、『夫婦でもないのに、一緒にチェックインするのはおかしいのでは?』と思いつつ、しぶしぶ二人揃ってカウンターへ。「座席は二人とも通路側にしてください」とお願いし、通路を挟んだ隣同士にしてもらえたので、一安心。一緒にチェックインしたので、スーツケースも2つ一緒に預けました。総重量は48kg超。私は今回、とても気をつけて22kgくらいに収まるようにしたので、彼のスーツケースの方が小さいのに、断然重いのです。そういえば、行きに既に24kg近くあったけど、何も言われなかったと自慢していたっけ…。8kgオーバーではさすがに何か言われるだろうと思っていたら、案の定日本人女性に「遅延がありますので、今回は預かりますが、すごくオーバーしていますので、次回は必ず気をつけてください」と日本語で叱責。内心、『私はオーバーしていないのに!』とむっときました。そもそも、彼の体重を考えたら、私のスーツケースなんて30kgあってもいいくらいじゃない?と言いたいのをぐっと堪えました。フライト遅延のおかげで、空港でゆっくりショッピングをすることができました。結局、お土産をゆっくり買う時間がなかったので、空港で和菓子等を買い込みました。本も空港で買いだめしようと、あえて大阪では買わなかったのですが、これは失敗でした。空港内の書店は品揃えが少なく、私が買いたかった本はほとんどどれも見つけることができなかったのです。フライトが遅れて、唯一困るのは乗継です。乗り継ぎ時間は1時間ほどしかないため、定刻に着いても結構ぎりぎりなのです。このフライトを逃すと、次は3～4時間後とのことで、家に着くのは夜中になってしまいます。それだけは避けたいなと思っていたら、機長のアナウンスによると、最高度まで上昇し、フルスピードで飛行するので、定刻に到着予定との事。飛行機でもそんなこと、できるんですね…。結局、予定より20分遅れで到着。早足で移動すれば、何とか間に合いそうな時間でした。が、入国審査が長蛇の列。しかも、EU以外のパスポートの列の方が、遅々として進みません。もう搭乗開始しているのに…!機内では、乗り継ぎ時間が少ない人は並ばなくても大丈夫と言っていましたが、その「ショートコネクション用」ラインが見当たりません。係員に聞くと、そのラインは17時から開けることになっているから、後2分待てと言われました。こちらは時間がぎりぎりなのに、なんて融通が利かないのか…。とりあえず、約束どおりに数分後にラインを作ってはくれたので、そちらへ移動し、事なきを得ました。その空港からD市までは車でも2時間ほどなので、本当にひとっとび。予定時間に到着することが出来ました。喜んだのもつかの間、今度は私たちのスーツケースが出てきません。乗り継ぎに40分ほどしかなかったため、間に合わなかったようなのです。行きは40分でも間に合ったのに、不思議です。そういえば、関空でいやに「スーツケースに名札をつけろ」とうるさく言われました。もうそのときから、私たちのスーツケースはあきらめていたんでしょうね。今思えば、行きには貼ってくれた『ショートコネクション』のステッカーも貼っていなかったし。でも、私にとってこれは日常茶飯事。なぜか私のスーツケースは出てこないことが良くあるのです。行きに起こると困りますが、帰りは却ってラッキーと思っています。だって、重いスーツケースを自宅まで運んでもらえるのですから。ここで再度、「こんなことならスーツケースにもっと沢山詰め込んでおけばよかった!」と後悔。フライト遅延のおかげで、重量チェックもなく、「無料宅配サービス」も受けられたわけで、前もってわかっていれば!と思わずにはいられませんでした。

2007年02月09日

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日本出張

いよいよ今日から出張です。ほぼ1年ぶりの日本になります。日本にいる間はメールチェックも出来ないと思いますので、こちらもしばらく更新はありません。と言っても、たった1週間の出張ですので、あっという間に戻ってきます(笑)。日本着は日曜日の午前中です。中国から合流する上司達は日曜日の夜遅くに到着するので、日曜日の午後は一人で自由に過ごすことが出来ます。日本が欧州のように日曜日にお店がすべてしまっている国じゃなくて、本当に良かった♪久しぶりの日本でのショッピングを満喫したいと思います。月曜日からは3日間、日本本社でミーティング。4日目には工場にも出向きます。入社したばかりの私を海外出張に出してくれる会社にはとても感謝しています。ドイツに良いニュースを持って帰れるように、がんばります。

2007年02月03日

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初出張と初コンパ

今の会社に入社してから初めての出張です。ヨーロッパ本社に行くのも、もちろん初めて。今回の出張は、いわば報告会に参加するだけで、自分がプレゼンするわけでも何でもありません。でも、知らない人ばかりの場所って、やっぱり緊張しますよね…。私のいるヨーロッパ本社ドイツ支部は、日本人が少ないのです。皆同じ建物内で働いていますが、たまに食堂で見かけるくらい。直属の上司(日本人)が出張の日などは、1日中日本語をひと言も話さないこともしょっちゅう。で、『この会社は日系企業には珍しく、駐在員が少ないなあ』と思っていたのです。ところが、ヨーロッパ本社へ行ってびっくりかなり大き目のカンファレンスルームに椅子がびっしり並んでいて、そこが一杯になる予定だと言うではないですか。やはりヨーロッパ中から駐在員が集まると、かなりの数になるのね～と納得。実は、後で聞いてみたら、参加者の四分の三が本社勤務だったのですが…。報告会が始まる前にお手洗いに行き、戻ってきたらほぼ全ての席が埋まっていました。ダークグレーのスーツを着た日本人のおじさん(＜失礼!)がずら～っと並んでいるのはかなり壮観でした…。こんなにまとまった数の日本人男性を見るのが久しぶりだったこともあり、ちょっとびびってしまいました。報告会も無事に終わり、夜は韓国レストランにて親睦会(コンパ)です。同じドイツ組の女性2人は、用事があるとかで帰ってしまわれましたが、私は今回顔つなぎが主な目的なので、もちろん参加しました。7時開始予定でしたが、実際に始まったのは7時半でした。8時を回った頃、すでにかなりの人が酔っ払い状態。飲み放題付きのコースを頼んであったようですが、飲み物はビールのみと言うことで、はじめからビールがピッチャーでどんどん運ばれていました。が、ものの20分くらいで「韓国焼酎も飲みたいから飲み放題に入れろ～」と言う人が現れ、挙句の果てにはワインまでも飲み放題OKになっていました。開始後1時間もすると、皆さんかなりの乱れよう。一応、『中締め』と称する儀式(?)があったのですが、始めに挨拶に立った人が次の人を指名し、次々と一気をしていくと言うもの。ほとんど大学の体育会とかの飲み会と同じノリでございます。大きな声では言えませんが、私は高校生の頃、まさにこういう飲み会をしていました。大学ではサークルに入らなかったし、結局2年で中退してしまったので、こういうノリはほとんど20年ぶり。『楽しいお酒ならいいよね～♪』と一緒に楽しもうとする反面、数時間前のカンファレンスルームで圧倒されたおじ様たちのあまりの豹変振りに、どうしてもひいてしまう私でした。お料理は一応コースで前もって頼んであり、少しずつ出てはくるのですが、明らかに手抜きと言うか…。けど、私と私の上司以外は、すでにみな酔っ払い状態で、誰も真剣(?)に食べていず、アルコールさえ切れていなければ、料理なんてどうでもいい状態。私は『おいしい焼肉が食べられる♪』と期待していたので、当てが外れてがっかりでしたが。10時過ぎにお開きになりましたが、その頃はもうすごい有様でした。みんな、お酒好きなのはいいけど、酒癖悪い人多すぎ二人抱き合って泣くおじさんはいるわ、会場で大泣きした挙句に外へ出て行って、通りがかりの人に警察を呼ばれる人はいるわ、1つしかないトイレで便器とお友達になったきり2時間近く出てこない人はいるわ…。結局、『楽しいお酒』では終わらないのでした。私にとってはかなり驚きの盛り上がりぶりでしたが、私の上司いわく、『今日はおとなしい方だった』とか。普段は飲み物のちゃんぽんだけでは飽き足らず、さらににお醤油やわさび、挙句の果てには刺身やツマまでも入れて一気させられるのだそうです。話を聞くだけで吐きそう…。私と上司も結構飲んではいましたが、なぜこんなにも素面かと言いますと、なぜか私たちの席はエアポケット状態で、二人だけ一気の指名が一度もかからなかったからなのです。もしかして、私が初参加と言うことで、お目こぼしがあったのでしょうか?う～ん、次回のコンパが楽しみなような、怖いような…。

2007年01月26日

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終わりよければ…

いよいよ最後の出勤日となりました。寂しい気持ちはほとんどなく、嬉しい気持ちの方が大きいです。というのは、ようやく引継ぎから開放されるので…。引継ぎ期間は、上司の要望により3週間ありました。そこで、1週目は私が後任者に説明しながら実際にゆっくりやって見せて、彼がメモ等を取れるようにしました。2週目は、私が隣に座って監視しながら、彼にやらせてみて、間違えたら指摘し、わからないことがあればまた説明するという形にしました。そして先週末、「来週は私は基本的にはもう何もしないから」と宣言しておきました。最後の週は、彼に一人で全てをやってもらい、もしも疑問点などが出てきたら質問してもらうことにしたのです。私はやることがないのは嫌いで、暇すぎるよりは忙しすぎる方が好きなタイプ。急ぎでやらなければならないことがなかったら、時間がないとできないことやいずれやらなければならないことを探して、どんどんやってしまいたいのです。彼に全て任せ、質問があるまでじっと待っているのはつらいのですが、彼が後々困らないように、我慢、我慢。ところが、3週目になってもちっとも一人ではできないではないですかもうとっくに教えた基本中の基本を平気でたずねてきます。昨日など、そのお客さん宛てのデリバリーは3回目なので、さすがに大丈夫だろうと一人でやらせてみたら全くできず、数分毎に私を呼ぶのです。質問をするのはいいのですが、もう何度も説明して、彼もメモを取ったはずのことを聞いてくるのです。しかも、「もう教えたでしょう」「何度も説明したでしょう」と言っても、「絶対聞いていない」とか「メモにないから、教わっていない」などと平気で言ってくる始末。切れそうになる自分との戦いでした。そんな風な毎日でしたので、これでやっと彼から解放されるとほっとしていたのです。ドイツでは、誕生日や退職日などには、日ごろの感謝の気持ちを込めて、ケーキなどを振舞う習慣です。私も何か持って行くべきだろうかと悩んだのですが、ヘッドライトの故障のため電車で出勤しなければならなかったので、何も持って行きませんでした。当日病欠や有給を取っている同僚が多かったのも理由の1つです。夕方になり、後任の人も特に質問等がないようなので、そろそろ帰ろうかと思っていたところでした。急に部署の同僚達が私の回りに集まってきたのです。そして、代表者が大きな花束を手渡してくれました。とても驚き、ちょっと涙ぐみそうになってしまいました。たったの3ヶ月半しか在籍していなかったのに、しかも個人的な理由で辞めて行くのに、まさかこんなことをしてもらえるとは…。期待も予想も全くしていなかったので、喜びもひとしおでした。そして、ちょっぴり罪悪感も…。本当に短い間だったけど、会社の皆さんに色々お世話になりました。未知のエリアの仕事で、初めは戸惑ったけれど、だからこそ興味深くはあったし、とても勉強になりました。新しく入った会社でベストを尽くすことが彼らへの恩返しと思い、頑張ります

2006年10月27日

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後任決定

あと2週間の我慢(?!)と思いつつ出社すると、朝一番で同僚の一人と共に上司に呼び出されました。彼はまだ二十歳そこそこのドイツ人。2年間の研修期間を無事終えて、この春に正社員として採用になったばかりです。上司が言うには、私の後任を探すつもりだったけれど、予算の関係で会社側から新しい人をとってはいけないと言われたとの事。そのため、私の抱えているプロジェクトは、基本的にこのドイツ人青年に全て引き継いでもらうと言うのです。彼が仕事を覚えられるよう、10月31日まで出勤してほしいと言われました。どうやらうちの部署は支出と収入のバランスが取れていない模様。確かに手間がかかる割には利益が出にくい仕事ではあります。しかも、肩書きのついている人が多いので、お給料も馬鹿にならないだろうと容易に推測できます。実は、私が入社する際も、部署(上司)としては単に増員と言う形で雇いたかったそうなのですが、本社から許可が下りなかったと聞いています。そのため、前任者が産休の間だけ代理として働くということにし、形式上2年契約を結んだのです。売り上げがほとんどないのに、これ以上人を増やすなんてとんでもないということらしいです。私は去って行く者であり、迷惑をかけてしまう側なので、言われたとおりにするしかない立場だと重々承知しています。でも、ちょっとだけ腑に落ちないのです。それは、なぜ3週間も研修をしなければいけないのかということ。もし、私の後任として新しい人が雇われることになったら、1週間半から2週間仕事を教えてから辞めて欲しいと言われていました。これは至極当然の要求ですし、私ももちろんそうするつもりでした。ところが、同僚に引継ぎをすることになった途端、10月の最終日まで研修をして欲しいと言われたのです。これって、おかしくないですか彼は研修期間を入れたら2年以上、私よりはるかに長くこの会社いるのです。他の部署で研修していた期間を差し引いても、私より長くこの部署にいることは間違いありません。それなのに、入社して3ヶ月の私が、なぜ2年以上この会社にいる彼に3週間も研修をしなければならないのでしょう一体、彼はこの2年間、何を学んでいたの?と思わざるを得ません。しかも、彼は私より長く今のシステムを使っているし、本来なら1週間くらいで引継ぎできなければおかしいと思うのです。先週は10月20日が最終日と言われていたのに、急に延びてしまったので、正直ちょっとうんざりです。もちろん、やるべきことはきちんとやらないと辞められませんので、研修もちゃんとやります。けど、私がきちんと引き継いだ後に問題が起きても、私のせいにしないでね

2006年10月09日

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またしても面接

まだまだ風邪がひどく、しんどいのですが、今日は這ってでも出社しなければなりません。私の後任候補の方が面接にお見えになることになっているのです。上司に日本語でちょっと仕事の説明をしてもらうからと言われていたので、熱があっても行きますと言ってしまったのでした。面接は11時からと聞いていたので、ちょっぴり緊張して待っていたのですが、30分経っても40分経ってもちっともお声がかかりません。もしかしたら、もう面接は終わって、上司はそのまま別のミーティングに参加しているのかもしれないとも思いましたが、人事の人も姿がみえません。そのうち、日本人同僚の方から『お昼、日本食を食べに行きませんか?』とお誘いの声がかかりました。日本食のお誘いにはほぼ必ず乗ることにしているので(笑)、今日もご一緒させてもらうつもりだったのですが、面接の方が気になります。面接が行われているはずの部屋の前を通ってみても、ドアは閉まったままで、中に人がいるのかすら分かりません。結局、まだ面接が終わっていないようなので、とお昼のお誘いはお断りしました。その後、空腹を抱えてじっと待っていると、12時半もとうに回った頃、上司が戻ってきました。上司はこの候補者に水曜日に電話をし、金曜日に面接に来てもらい、あわよくば翌週の月曜日から出社してもらいたいと話していましたが、どうやら断られてしまったのでしょうか。もしも月曜日から早速いらしていただけるならば、私に報告がないわけがありません。辞める前に、後任者に1週間半から2週間引継ぎをしてから辞めて欲しいと言われ、私もそれは当然だと思っています。。本当に来週から後任の方に来てもらえるならば、20日が最後の出勤日と言われていたのですが…。後任の方が決まるまで、落ち着かない日々となりそうです。

2006年10月06日

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転職話、解禁

今朝、現在勤めている会社の上司に、辞めることを告げました。前の晩から、どういう風に切り出そうかと悩んで、緊張しっぱなし。上司が出社してきて、電話等が一通り終わったようなので、このタイミングでデスクに向かおうと決心。決心してから実際に立ち上がるまで、お手洗いに行ったり、水を飲んだりして、さらに時間がかかりました。とにかく、打ち明けられることができて、ほっとしました。思ったほど色々突っ込まれて理由も聞かれなかったし、あっけないものでした。これで一応転職活動のことも公にできると思い、29日の日記もアップしました。この間入社したばかりなのに、もう辞めるなんて、ここでも皆さんの顰蹙を買うのでは?と正直ちょっと不安でした。雇用契約書を受け取った日のブログも、アップしない方がいいのかと思ったり…。でも、アップしてみたら、皆さんからあたたかいメッセージを沢山いただいて、驚くと同時に感激しています。やはり何事もあきらめてはいけませんね。今度の会社でも、トラブルに巻き込まれたり、仕事が嫌になったりする日もあるでしょう。でも、採用が決まった時の嬉しさを忘れずに、頑張って働きたいと思います。

2006年10月04日

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ついに相思相愛!!

待ちに待っていた朗報が届きましたついこの間、新しい職場で働き始めたばかりですが、また転職します。その求人広告を見かけたのは本当に偶然でした。今の会社に入ってまだ2週間目くらいでしたが、これは自分にぴったりの職種だと思ったので、応募するだけ応募してみることにしました。その後、1ヶ月ほど経ってようやく面接のお知らせ。ちょうど残業時間も溜まっていたので、1日代休を取って、面接を受けました。実際に会社の人と話をして、この仕事をしたいと心から思いました。面接後、『来週中に連絡します』と言われたのですが、音沙汰がなく、不安な毎日でした。落ちたのかな?と思っていたら、2週間後に2回目の面接に呼ばれました。今度は金曜日の午後だったので、ちょっとだけ早退して出向きました。その時に、来週の月曜日に日本の担当者との電話面接を受けてほしいと言われました。面接はいつでも緊張するのですが、電話は顔が見えないので、余計緊張します。さらに、3回目の面接と言うことは、採用の可能性がかなりあると言うことです。それに加え、『是が非でもこの仕事を手に入れたい』と思っているせいで、さらに緊張が高まっていました。そんな私の緊張を感じ取ったのか、担当の方が「もう9割以上決定ですから、緊張しなくても好いですよ」と言ってくださったのです。それって、つまり、ほぼ採用決定と言うことですか電話面接の後、『人事から連絡が行くと思いますので』と言われたものの、メールも電話も全くありません。日が経つにつれ、不安が大きくなっていきます。9割方採用と言われてもちろん嬉しかったのですが、でも、9割はあくまでも9割で、100％確実ではありません。もしかして、最後の最後でやはり不採用になってしまったのかもしれないと思っていましたが、今日帰宅したら、郵便が届いていました。中身は、なんと雇用契約書ついにやりましたこの会社は私の知識・経験を必要としてくれているし、自分自身もこの仕事内容ならば自信を持って、かつ楽しんで働けると感じています。ですので、今度は相思相愛ですと胸を張って言えます。ただ、せっかくこんな私を採用してくださった、今の会社には本当に申し訳ないのですが…。でも、お互いに本当に合っているかどうかを見極めるために試用期間があるのですよね。そして、試用期間中に私の出した結論は、『自分はこの仕事には合っていない』だったのです。何とか納得していただくしかありません。

2006年09月29日

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時計が怖い

ことの始まりは、上司から翻訳の仕事を命じられたことにありました。昨日のお昼前、上司に「今、仕事一杯一杯?」と聞かれて、「そうでもありません」と答えたのが運のつき。「翻訳の仕事、頼んでもいいかな?」と聞かれて、嫌ですとは言えませんでした。デスクに呼ばれて見てみると、プレゼンテーションでした。データを見せながら「ほら、写真やイラストばっかりで、文章はほとんど無いでしょ?」と言われ、引き受けました。「急ぎですか?」「全然急ぎじゃない。明日の昼まで()にやってくれればいいから」という会話の後、メールが送られてきました。見ると、プレゼンテーションは合計7つ。しかも、上司が私に見せたページ以外は、ほとんど文章がびっしり、しかも専門用語だらけ。これは思ったよりかなり時間がかかりそうですが、実は私は翌日はどうしてもはずせない用事があり、13時に会社を出ることになっていました。他にもやるべきことはあるし、これは遅くまで残業をしなければ終わらないと判断しました。そして、黙々と仕事をしているうちにオフィスに誰もいなくなりました。もう少しやってから帰ろうと思っていると、清掃会社の人が来て、掃除機をかけ始めたのです。これでは集中できないと、あきらめて帰ることにしました。車が無いので、これから2時間近くかけて電車を乗り継いで帰らなければなりません。帰宅しても、明日のことが気になって仕方ありません。朝はディーラーが開く7時半にカエル号を迎えに行き、支払いを済ませ、そのまま出社する予定です。すぐに終わったとしても、会社に着くのは早くて8時半、おそらくは9時頃。本当にお昼までに翻訳を仕上げることができるだろうか、13時に会社を出ることができるだろうか…とプレッシャーでした。と、時間のことばかり考えていた私が、大ポカをやってしまいました。なんと、目覚ましをかけるのを忘れてしまったのです運良く旦那さんが目を覚まし、私を起こしてくれたのですが、そのとき既に7時50分。パニックを起こし、泣きたくなりました。結局、ディーラーに行くのは断念し、旦那さんが仕事の予定を変更して会社に送ってくれることに。何とか9時過ぎに会社に駆け込み、早速翻訳の仕事に取り掛かりました。昨日、残業したのが良かったようで、残りは思っていたより少なく、お昼前に無事終了。他の業務も完了。予定通り13時に退社し、旦那さんに会社の前まで迎えにきてもらって、用事も済ませることができました。さらに、その帰り道にディーラーによって、修理の終わったカエル号を迎えに行くこともできました。終わりよければ全てよしとは言え、本当にあせった1日でした。

2006年09月22日

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