コミック・ブラス・オペラ?
ポザウネンコアのメンバーと一緒に、オペラを観に行ってきました。誘われたときは、作品が現代物と聞いて、正直あまり乗り気はしませんでした。ただ、バンドのメンバーみんなで行こうという趣旨だったので、私も行くことにしました。結局参加したのはポザウネンコアのメンバー6人と我がパートナーの合計7名。メンバーの一人が都合が悪くなったため、その人のチケットがパートナーに回ってきたのです。出し物は一応オペラということになっていますが、出演者はどうやら金管奏者だけのようです。この作品がドイツでは初演ということ以外、ほとんど何も知りませんでした。あまり期待していなかったので、ろくに予習もせずに出かけたのです。でも、出演する金管アンサンブル(Mnozil Brass)の演奏がかなりすごいらしいと聴き、期待が高まってきました。吹奏楽団のメンバー2人に会場でばったり会い、少し話をしたところ、彼らはこのアンサンブルのファンのようでした。とにかく演奏が素晴らしいとの事で、もし話が退屈でも音楽は楽しめるな~くらいに思っていたところ…。実際に観てみて、いい意味ですごく驚きましたこんなステージは初めてです。コミック・ブラス・オペラとでも言えばいいのでしょうか?金管楽器奏者7人(トランペット3、ホルン(ビューグル?)1、トロンボーン2、チューバ1)がずっと出ずっぱりで、音楽だけでなく、演技も担当するのです。カナディアンブラスをご存知であれば、彼らのステージにもっと演劇を加えたという感じです。演奏のレベルはすごく高いし、演技も上手、歌もなかなかで、何より7人の息がぴったり!動いたり踊ったりしても演奏が乱れず、最後までパワーも落ちず、素晴らしかったです。休憩を入れて2時間強、目も耳もたっぷり楽しませてもらいました。インターネットで検索してみたら、彼らは今後数ヶ月はドイツ語圏をあちこち周っているようです。こちらに住んでいる方、必見(必聴)ですよ~。なんと、彼らは日本公演を行ったこともあるようです。日本の方も、機会があれば是非CD, DVDも出ています~。