テーマ:オーディオ(193)
カテゴリ:オーディオのはなし
高校生の頃、オーディオで音楽を聴くなら
一番の音源はレコードと言う時代。 でも、レコードは高い。 EP盤(ドーナツ型の中心が大きく穴が空いてる)なら 当時700円くらいだったから、親から貰う昼ご飯の 学食代の残りを貯めて買うことができた。 初めて、自分で買ったEPレコードは菊池桃子の 「もう逢えないかもしれない」 アルバムサイズ(12インチ)のレコードは3000円くらいで 夏休みとか期間限定のバイトしか出来なかったので 高校生の僕にはとてもそう何枚も買えなかった。 松田聖子の「マンハッタンでブレックファスト」が オーディオに目覚めるキッカケになった歌 なので、レンタルレコードがもっぱらであった。 勿論、クラスメイトの中にはオーディオを 買い揃えたり、レコードを買う為に バイトに明け暮れてる奴もいたにはいたし そう言う彼らは、レンタルして聴くなんて アーティストに失礼だ!ちゃんと買って聞くのが礼儀だ! となる訳で、勿論ダビングするのも そもそも合法なの?と、友達や放送部の先輩との間でも 時々議論になった。 とにかくレコードプレーヤーは 知り合いの兄ちゃんから DENONのDP-1000だったかを 偶然貰う幸運もあって、レコードを借りては カセットテープにダビングして音源を増やしていった。 ここまで書いていて思い出したが レコードを聴きながら ダビングが終わるまでの時間は当然ながら 45分から60分近くあるので、その間に カセットのインデックスカードに アルバムタイトルやアーティスト名などを レタリングしていたのも懐かしく楽しい時間だった。 レンタルレコード店と言うと 高校生の頃は「友&愛」が地元にも 高校の近くにもあって、他にも2店舗が 家の近くにあったくらい全盛期だったと思う。 レコードはしかし、持ち歩くのに苦労した💦 当時は移動と言えば、徒歩かチャリだし チャリの前カゴにレコードを入れてカバンで保護して なるべくゆっくり帰っていたけど、ヒヤヒヤものだった。 だから、高校の近くの店では 新譜がレンタルされてるか確認するくらいで レコードを借りて電車で帰ろうなんて とても思えない。イヤ、帰りはいいけど 返す時は、朝の満員電車に乗って来るわけだから マジやばい、割れちゃう😱 それがコンパクトディスクが世に出て来て アナログからでデジタルに進んで行く。 レンタル店でもレコードと共にCDもアルバムの 新譜が並び始めて来た。CDなら持ち運びが楽になる。 それに、アナログ再生に比べればデジタル再生の方が ノイズが低くダイナミックレンジが広い。 滅多にCDは買わなかったけど渡辺美里は買ってたな。。。 CDプレーヤーは欲しいが、ホントに高い時代で 手に入れるのには、結構時間がかかりそうに思えた。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年02月10日 15時39分25秒
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