明るい風の通る家造り!
お客様と打ち合わせの最初に『どんな家造りがしたいと思いますか?』と伺う事が多いのですが、相当な確率で帰ってくるお答えが『明るくて風通しの良い家がいいなあ』 都市部では特にそうでしょうね。でも都市部ゆえに窓を大きくする、窓を開け放して生活するという事は、プライバシー面、空気環境面、騒音問題などから矛盾した家造りにつながる危険があります。 物騒なニュースを聞くにつけ、ますますそんな家造りは遠いものになるのかなと思われるかもしれません。 ところが、温故知新といいましょうか、古い京都の街並みにその解決策が隠されていたのですね。 もったいぶった言い方せずに何かというと…それは中庭利用です。狭い間口いっぱいに家を作りながらも中庭があるのです。明りも風通しもその中庭を通じて確保するのです。それにより衛生的な家造りになったわけなのです。 打ち水をする習慣も含めて対策をしていたということなのですね。 そういった意味で都市部で家造りをはじめるとき、一度は中庭を検討してみてはいかがでしょうか?というお話なのです。 特に間口のない敷地で細長い建物になりそうだというとき、明るさ、風通しを作リ、かつプライバシーの取れた中庭があなたの夢をかなえるのかも!