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ここ数年日本では、愛国心とか教育制度の見直すどちらかといえば右翼的な論調に勢いがあって本もそういった人のものが面白い。
国民の歴史を書いた西尾幹二もその人なのだが、その人の「日本人はアメリカを許していない」が面白い。 自分にとって何が面白いかというと、この人の石坂洋二郎論が非常に面白かった。 要は、西尾幹二は戦後教育が日本をだめにしたと思っているから、戦後に読まれた石坂洋二郎文学が含んでいたものを改めて、問い直してみたものだった。 実は、姉の影響もあって、戦後すぐに生まれた訳ではないのだが、石坂洋二郎も少し好きだったのだ。特に「丘は花さかり」とかね。 西尾幹二にすると、石坂洋二郎の「アメリカ民主主義万歳=日本の封建主義反対」みたいなものが日本をダメにしたといいたいのだろう。 よくわかるとともに、とても複雑な思いがするのだ。 もちろん戦後育ちな訳ではないし、石坂小説も少々かじった世代にとっては、「昭和も遠くになりけり」なのだが・・・ 今は、西尾幹二・桜井よしこ等の歴史観と、立花隆の「天皇の東大」そして井上ひさしの「東京セブンローズ」なんかを読んでいる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年01月26日 18時19分48秒
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