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おばあちゃんがいつになく興奮気味で音声チャットをしようと言ってきた。
また、三男が何かやらかしたかと思ったら、やっぱりその三男のこと。 三男の高校ではまもなく、ライバルの高校と野球の定期戦があるのだが、応援団のなり手がいない。義侠心からか、先輩からの依頼(脅し?)にまけてか、臨時の応援団を引き受けることになったらしい。 臨時の母親役を引き受けるおばあちゃんは、折角入った進学校で『めだった』ことをされることを嫌がる。帰国子女としてどうしてもめだった行動や発言になってしまうことを、遠い空からは頼もしくみているのだが、祖母にとっては心配でしょうがない。 今日は定期戦を前に、各校のパレードがあるのだが、すでに書いた通り息子の高校はパレードをしないという。何でも、『相手高のパレードの下見にいく』という三男の話に、なんとおばあちゃん、孫を尾行することにした!。 相手高の生徒が繁華街を行進をして行き、意気を上げる。相手高はバンカラ高で、この行進をみるだけでも非常に風変わりだ。(実は私はこの高校の出身でもある。) 孫が何をしているのか、会えるかもしれないと思ってそのパレードにくっ付いていった。 すると何やら仙台の公園に、両校の生徒が集合しているではないか。 パレードが出来ない息子の高校は、公園でライバル高を待ち受けていたらしい。 これは、要するに定期戦前の『対面』という儀式だ。両校の生徒が集結して、応援歌を交換したり、『果たし状』を交換してそれを破りすてるパフォーマンスをみせたりする。 おばあちゃんが、そこで見たものに腰を抜かした。 それは、孫が応援団の服装をしているのはいいとして、校旗を支える旗手を務めているのを見つけたから。『嗚呼、花の応援団』である。 「写真とったんでしょ?早速送ってよ」 「撮ったけど、パソコンのつなぎ方知らない」 ・・・しょうがないか。 羽黒山にて お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年05月09日 04時29分40秒
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