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玉虫左太夫の徒然草

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2011年04月24日
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この週末、スーちゃんの訃報を聞いて、YouTubeでキャンディーズの過去を偲んだ。

まず、私はキャンディーズかピンクレディかという当時の論争でいうならば、「普通の女の子に帰りたい」宣言をしたキャンディーズに好感を抱いていた。(どっちも好きだったが)

当時のビデオを見ると、三人ともヤンチャで、芸達者で、自分というものを素直に表現できる、芸能界では珍しい存在であったと思う。だから広く愛されたし、解散という一見、身勝手な行動も共感をもって受け入れられた。

当時の曲を聴くとどれも鳥肌が立つ。初期のスーちゃんはリードボーカルをしていたのだが、デビュー曲の「あなたに夢中」などは、ランちゃんとバックにするコーラスの安定感があって、そのままいってもよかったのにと思うくらいだ。

アイドルではあるが、そのやんちゃさと、自己表現・芸達者もあってお姉さんグループっぽいところもあった。それは初期に「年下の男の子」という曲を歌っていたせいもあると思う。

ドリフや伊藤四郎とのコントも堂々としていた。普通の女の子にもどりたい」というのは、芸能界のトップにたった当時にしては勇気のある行動だと思うのだが、自己を見つめられる賢い女性だったということだ。

女優に復帰した「ちゅらさん」などの演技も、天命の明るさが光っていた。

スーちゃん。安らかに眠ってください。





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Last updated  2011年04月24日 19時20分51秒
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