玉虫左太夫の徒然草

利尻岳から下山した後、沓形岬公園でテント泊。美しい夕日が、礼文島の左側に落ちていった。

その翌日、こんどは知床に移動のため、半日空いたので連絡船で礼文島に向かうことにした。

連絡船から見える利尻富士が凛々しく、また近づいてくる礼文島の緑もただならぬものを感じた。

さて１０時に礼文島に到着したものの、１時には利尻島に戻って、千歳行の飛行機に乗らねばならない。島の白眉は、遠く反対側までバスか車で出かけるしかない。

バスで行くには、まさにとんぼ返りで景色を見ている暇もないし、レンタカーは３時間７０００円だって・・・迷っているうちに、島のガイドと話している同年代の女性二人組が目に入った。エーイあたって砕けろで、「一緒にレンタカーを借りませんか」と声をかけた。すると、「いいですよ」との返事。

この歳でのナンパとは、我ながら・・・

しかし、これは大正解。レンタカー代が節約出来た上に、短時間で礼文島の最北端スコトン岬・澄海岬などを訪れることができた。

そして礼文島がこれほどまでに美しい島だということを初めて知った。絶句の島！この世の楽園だよ！アルバムの写真をご覧あれ！