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今週は、税務監査に追われている。これまで、経理マンとして4回の税務監査を経験しているが、毎回何かしらの事件が起きる。
今回驚いたのは、経理の重要書類が入っている金庫兼キャビネットまで、中身をチェックされたことだ。検査官が、そこまで立入ることは、経験したことがないので、正直ビビッた。実は、まだ新しい事務所なので、自分でさえ、中身がなんなのかわからない書類もある。 特に何かを隠しているわけではないが、「キャビネットを拝見させてください」「そのファイルは何ですか」「上の引出しも見せてください」のやりとりには、ドキドキした。 幸いにも、これといった問題はなかったけれど、毎回、税務署というのは心臓に悪い。次は「パンツもみせろ」がジョークにならない程だ。 若かりし頃は、半導体の巨額設備投資をしている時期、その経理処理で、税務官と大論争になったことがある。その金額は税額で数億に達する話だった。 自分は税務の知識が詳しいわけではなかったが、それなりの論陣を張ったつもりだった。しかし、敵は全国に情報があり、かつ税務のプロ。そんなに甘くはなかった。思い出すのは、若い税務官に「恫喝」されたことだ。 この数億をめぐる問題は、親会社などの関連半導体企業にも影響を及ぼす税務解釈の問題だったので、結局顧問税理士と上席税務官が話しをつけて追徴はされなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年10月27日 03時47分33秒
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