カテゴリ:国内ラグビー
「世の中、ここまで便利になったのか!!」と、驚かされる事がしばしばありますが、これは本当にスグレもの。。 試合中の選手全員の動きを、動画で解析。。 タックル数はもちろん、攻撃のパターンやディフェンスのシステムまで、あらあらあら・・。 その名は、「Try Tracker」。 他にも、イングランド代表や南ア代表が使用中の「Pro Zone」は、カメラ30台以上を駆使して分析するらしい。。 お値段は、7000万円近いとか・・。 それを、各スタジアムに設置してあるとの噂もあり。。。 日本代表は、「Pro Vision」(って言ったかな・・。)というのを使い、前W杯では非常に役立ったらしいです・・。 こういった動画解析は、日本の「アソボウズ」が最初だったような・・。 考案の元になったのは、趣味でゴルフのフォームを録画し、特製のソフトを通すと、スイングの良し悪しが分かる機器を作ったのが始まり。 それを野球に応用させ、配球パターンの解析や、サインの解読をするのを発明。 それは、3塁側コーチが出すブロック・サインを録画し、その結果を入力。 すると、「右手で鼻を触った後に、頭を触ると。100%・送りバント!」みたいに、あらら分かってしまう。。 また、配球の方でも「内角高めストレートの次は、外角低めにスライダーが85%、同じくチェンジアップが15%」と、割り出してしまう・・。 ロッテ・バレンタイン監督が、1度目の監督の頃にロッテが導入したのを皮切りに、今ではほぼ全球団が使っているようです。 ただ、「試合中は、スタンドに居る部外者と接触してはならない」(趣意)という、ルールに抵触するらしく、試合中に解析結果を教えてもらうのは不可。。 試合後に、スコアラーさんが、夜通し分析しているらしいです。。 この、アソボウズさんは、前々回のラグビーW杯でのデータを提供していたようです、その当時のデータは、こことここ。 上記のデータでは、ボール獲得率やセットプレーのスタッツぐらいしか分析できてませんが、それに比べわずか10年の間に、今では凄まじい進化を遂げたのだなぁと・・。 まぁ、いずれにせよ、それを元に対応策を考えられるコーチング・スタッフや、実践できる選手が居てこそ役立つものなのでしょうかねぇ。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.26 13:50:05
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