カテゴリ:国内ラグビー
先日、IRBの世界ランクが更新になりました。。
8(9) WALES 75.74 9(12) ITALY 75.31 10(8) SCOTLAND 74.23 上位陣には、何ら変更が無いので割愛しますが、最近、急上昇中のイタリアと、ついに落ちるとこまで落ちたか~と思ってしまうスコットランド。。 かつては南半球3チーム+欧州5チーム=8位までと、9位あたりが指定席の西サモア。。 9位と10位の差は、計り知れない実力差があり、強豪8ヵ国のチームが落ちることは、まずありえないものだと思っていたのですが・・。 スコットランドの不調の原因は、いろいろ言われておりますが、現状ではプロ化の失敗例になりかけてますねぇー。 『人が育たず=成績低迷=観客離れ=収入源』 見事なぐらいの負の連鎖を背負っています・・。 きっと、スコットランドにも、協会の体質に問題があるような。。 昨年、ひさびさに6ネーションズで盛り返したものの、アイルランドより早く取り組んだはずの『オフロード重視の攻撃』も、1年後の今となっては未完成のまま、というよりは悪化の一途・・。 往年の素早いラックやパス回しも、全く見ることが出来なくなっております。。 型と自由をいっぺんに無くした、数年前のサントリー現象でしょうか・・。 ここで、またまた藤島さんのコラムを引用します。。 『コーチングとは学習である。 「現在」を学び(ここをできるコーチは少なくない) 「過去」に対する想像力を働かせて(いささか絞られる) 「未来」を創造する(極めて少数となる)。 そう。コーチングとは未来なのだ。』 『体が小さいから開発されたスクラムのダイレクトアウト(フッキング)の技術があるとする。 時を経て、大型で強靭な肉体を有するFWが集った。 もう、せわしないフッキングは必要はない。そうではあるまい。 「過去」=素早い球出し。 現在=安定したスクラム。 未来=押せてなお速攻を仕掛けうる多様性=強力スクラムとダイレクトアウトの融合。 こういうチーム、こうしたコーチングは強い。』 スズキスポーツ・第21回「未来を語れ」 最近のアイルランドやフランスからは、こういう雰囲気が感じられるので、まだまだ強くなりそうな・・。 スコットランドと同様に低迷中のウェールズは、モデルチェンジに不具合が多かった様ですが、原点に戻ろうとする姿勢が感じられるので、まだ、軽症のうちでしょうか。。 原点に帰る事もなく、モデルチェンジにも失敗した感のある、スコットランドの低迷は、まだまだ続きそうな気がしてます・・。 さてさて、W杯では、同じく迷走中のワラビーズとは、どちらが好成績を収めるのでしょうか、楽しみですね。。。 <次回の更新は、ちょい遅れます。。> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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