IL N'Y A PAS DE QUOI!

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  「車を降りたエコ大将」

  今日は地元の小学校が運動会のため、仕事ができそうにもなく、とりあえず梅田へ。そして、地下鉄の梅田駅でこのポスターを発見。大阪市営交通の「交通局でレトロ劇場」のポスター第2弾、「車を降りたエコ大将」！前回の「ゆずりあい一直線」ほどのインパクトはないけど、今回もなかなか凝っている。監督：塩津作源　→　CO2削減！！脚本：ロージー江古　→　ロージー・エコ　→　エコロジーエコ大将の「地木優」　→　地球いやはや上手い！マドンナの「沢山みどり」はちょっと捻りがなくて、地球環境の象徴みたいなものと想像するけど、とにかくオモロすぎww極めつけは、第1弾と同じ車両番号。46497　＝　よろしくな！もちろん、これからも地下鉄に乗るで～！って思わず返事をしてしまいそうだ。第1弾、第2弾と傑作続き。しかし、もうネタ切れで第3弾は無理では？と今から心配になっている。それにしても久々にはまった広告。日本全国で共用できたら良いのに。そして、大阪のウィットを全国へ。あー、駅長室に行ったら、このシリーズのポスターをもらえるかなぁ。

  2009.06.07

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• いろいろ

  昨日は1h00くらいまで勤務。寝たのは3h00だった。昼間は1日掛かって、新製品の損益分岐点の資料を作成。基本となるデータやパラメーター作りに少々てこずったけど、損益分岐点売り上げの計算やグラフ作成はそんなに難しくなく、とりあえず上司に提案できるレベルのものが作れた。夜は上司の仕事（売上実績データと今後の見込みの入力）の手伝い。いくつかの手直しのあと、気付くと1h00。僕的には、この週末は特に予定がないから、車の中で仮眠してから始発の電車で帰宅しても良いや、と思っていたけど、思いがけず上司が堺まで車で送ってくれることになって大感謝。実は今週も仕事は凹むことばかりで、すっかりやる気はなくしかけていた。金曜日になってやっと、少しは上司の役に立ったかなと満足できた。で、この週末には、先の損益分岐点の資料に、もう少し別のパラメーターを加えて、もっと現実に即したものを作り上げたいと思っている（だけ？）。本当は契約書に関する資料も今週末に作成するつもりで帰宅したのに、肝心の書類がない。どうやら会社に忘れてしまったみたい。もう明日は会社に資料を取りに戻らなくて、良いよな。ちょっと気力なし。今日はフランス語の授業のあと、難波で買い物。そして、肩こりがひどいから、生まれて初めて肩揉み屋さんに行ってみた。はじめてだから、とりあえず15分コースを選択。「右肩がひどく凝ってますね」とマッサージの担当者。そうなんだよなぁ。思った以上に気持ちよく15分が過ぎてしまった。これだったら、月に1回くらいなら行っても良いかな、と思った。夕食のあとは、気分転換にカラオケの練習に行ってきた。コブクロ、HY、スキマスイッチなどのこれまでトライしたことのない曲まで挑戦してみる。だけど、やっぱり年のせいなのかなぁ、以前ほど高い音が出なくなってしまってるや。歌えば歌うほど自己嫌悪で、結局、ぜんぜん気分転換にならない。今日のフランス語の授業のあと、M.Tと「（フランス語に限らず語学ってのは）使わないと、能力がどんどん落ちちゃいますよね・・・」と話しながら帰ったけど、カラオケも然り。定期的に歌わないと、歌唱力が落ちていくことを痛感してしまった。それにしても、メロディーをすっかり忘れていたために歌えなかったHYの「AM11:00」は本当に良い曲だ～。帰宅してから、YoutubeでPVを何度も見たから、次回はきっとうまく歌うぞ。てな訳で、なんか締りのない土曜日でした。

  2009.05.30

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  豚フル

  今週から僕もマスクをつけて通勤。大阪市内から郊外に出る電車に乗るので、市内に向かう電車ほど心配はしていないけど、それでもやっぱりマスクをしていないと何となく不安。しかも、通勤の電車では、ほぼ間違いなく口を半開きにして寝ているから、マスクがあったらヨダレを人様に見られることもなく、心置きなく眠ることができる。僕の場合、一応2週間分ほどのマスクを豚フルがメキシコで発生した頃に買っておいたお陰で、神戸や大阪で患者が出だした先週末も特に慌てることなく過ごせた。（実際は、仕事を持って帰ってきていたから、朝から晩まで断続的に家でお仕事・・・。）マスクはどれも1日で使い捨てるタイプだ。だけど、貧乏性の僕は1枚のマスクを連続6日使用中！明日くらいまで使用できるかな。ただ、一応衛生面には気をつけて、寝る前に除菌スプレー（花王のリセッシュ）をふっかけておくようにしている。翌日にはほぼ新品同様のつけ心地。ちなみに、フランス語のクラスメートのヨウコ小姐からは「フランスのニュースでは使い捨てマスクの効果は6時間しかないって言っていたよ」「カビが生えるから1日で捨てないと・・・」とのメールをもらった。もしかしたら、僕が病気になるとしたら、カビによるものかもしれない。そして、家にはまだ3種16枚のマスクがあるというのに、今日は薬局をはしごして、新しいマスクを購入。花王の立体マスク「密着遮断」7枚入り、698円！これで、僕のマスクコレクションに新しい仲間が加わって、4種23枚になった、とほくそえんで帰宅した。■　僕のマスクコレクションと、品切れ続出で5件目の薬局でやっと見つけた「新コルゲンうがいぐすり（2個）」薬局で勤めている、これまたフランス語のクラスメート近藤さんによると、左下の興和のマスクが一番良いらしい。確かに、遮断できる粒子径が0.0001mm（インフルエンザウイルスの粒子径と同等）と他のマスク（0.005mm）の50倍の能力だ。けど、こんな良いマスク、もったいなくて使えないや。・・・で、上の写真を撮って気がついたことがひとつ。今日買った「密着遮断」、これ、小顔の人用の少し小さいマスクじゃん。“お子様にもどうぞ”なんてしっかり書かれちゃったりしている。えー、大人用じゃないんだ、ショック。そんな訳で、薬局でマスクを見つけても、興奮してすぐレジに行かず、しっかりとサイズを確認しようと反省した一日だった。

  2009.05.23

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  母の日

  いつの頃からか、毎年、母の日には母親に花を贈るようにしている。なかなか花屋さんに行く時間がないので、決まってネットで注文。ネットでギフトを選ぶのは、どんなものが届くのかという不安も少なからずあるけど、最近では品質保証をしてくれる花屋さんもあって、結構使えるのだ。初めの数年は定番のカーネーションを贈っていた。ただそれも飽きてきて、ここ数年はお菓子やワインといったギフトとセットになっているものを選んでいる。今年はシルクの扇子とセットになっているプリザーブド・フラワーを手配して、母の日より1日早く昨日届くように手配。そうしたら、昨晩、さっそく母親からお礼の写メールが届いた。いろいろ事情があって、実は60才を超えた今でも母親は月から土曜まで、しかも朝から晩まで働いている。・・・ていうか、僕ら子供たちに甲斐性がないから働かせてしまっている。「優雅に扇子を使う暇なんかないよ」と嫌味に取られないかと心配したけど、もらったメールの内容から判断するに、母親はとても喜んでくれている様子。とりあえず一安心。これからもずっと贈り物ができるように、母親には元気に頑張っていてもらいたいな、と思った今年の母の日でした。

  2009.05.10

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• 渋滞、渋滞・・・

  今年のGWは一昨日から昨日にかけて、白山が望める山に登ってきた。登山はなかなか楽しくて、これから花々の写真のチェックをして、GW中にブログのアップをしようと思う。まだあと2日あるけど、今年のGWを総括すると、「激疲れ」もうしばらく車には乗りたくない気分だ。いつもは通行量が少ない北陸自動車道が、事故の影響とはいえ、あんなに混むとは予想していなかった。何よりもイタかったのが、SAやPAの混雑。SAやPAで休憩をしようにも、駐車場待ちの車が並んでいて、とても入れそうな状況ではないし・・・何とか駐車できたPAで食事をしようにも、今度は座席は空いていないし・・・やっと座席を確保しても、なかなか料理が出来上がらない・・・。レストランの厨房はあまりの忙しさのため、店員の笑顔は無く、まさに戦場のようだった。鬼気迫るものがあったなぁ。フラフラになって、堺に戻って、さぁ、もうすぐ寝られるぞ、と思うも、近所で空きの駐車場が見つからず、あちこちをウロウロ。結局、家に帰りついたのは、日付が変わった夜中の1h00前だった。あー、ぐったり。今日は今日で、会社に向かう途中（ちょっと気になる仕事があって2時間ほど作業をした）と、会社からいつもの駐車場に移動する途中に大渋滞に巻き込まれて、行きは1～1.5時間の道のりで3時間弱、帰りは15分の道のりで1時間かかった。あー、ホンマにうんざり。やっぱりGWには車で移動するのは賢明じゃないことを再確認。いくら高速料金が1,000円になったとしても、渋滞による時間の損失と天秤にかけると、その価値は結構ビミョー。多分、来年は山の近くの都市まで電車で移動して、そこでレンタカーを借りるようにすべきだろうな。明日はUターンのピークらしい。さて、どれだけの渋滞になるんだろう。どなた様もBonne route!

  2009.05.04

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  奈良公園で花見

  今日は朝早くに車を会社近くの駐車場に移動させてから、大学時代の仲間との花見のため、奈良公園に向かった。本当は今年の1月にモロッコ旅行のあとに食事会をする予定だったけど、折りしも僕が急性蓄膿症になってキャンセルしてしまったため、みんなとは半年ぶりくらいの再会だ。K1さん、マダム、fukuさん、K本さん・・・みんな元気そうだ。良かった良かった。スーパーで買出しをしたあと、K本さんの案内で浮身堂近くで花見を開始。桜吹雪舞う中、ビールやワインを片手にfukuさんやK本さんの差し入れやスーパーのお惣菜を頬張り、至福のひと時。やっぱり大学時代の仲間ってやっぱり良いなぁ、と再確認。僕は登山で使用するコンロを使って、ウインナーを焼いてみた。だけど、初めに焼いたのは真っ黒に焦げてしまった。あっちゃっちゃ～。そのあと回を重ねるにつれ上手い具合に焼けたんだけど、初めに焦げ焦げのウインナーを食べさせられた人には申し訳なかったな。すんませーん。天気もよく、風も適度に吹いて、本当に気持ちよい一日だった。そして、明日からの仕事のエネルギーをみんなからもらいました。Merci！■　奈良公園でのお気に入りショット。

  2009.04.12

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• 春ラ！ラ！ラ！

  最近、暖かい日が続いている。まだ2月だというのに、この暖かさは何なんだ～？やっぱり異常気象なのかなぁ。この陽気のせいで、知らず知らずのうちに、石野真子の「春ラ！ラ！ラ！」のサビを口ずさんでいた。サビは知っているけど、はて、歌詞全体は？通勤時に携帯で検索してみた。そして、その全貌にビックリ。爽やかな歌声、振り付け、そしてメロディに反して、この歌の歌詞は結構身勝手な女性の戯言から成り立っていることが分かったからだ。女性の恐ろしさを改めて知らされました、はい。・・・と言っても、歌詞を書いたのは男なんだけど。　驚愕の歌詞はこちら　「春ラ！ラ！ラ！」の歌詞　ちなみに、爽やかに歌う真子様はこちら　「春ラ！ラ！ラ！」を熱唱する真子様サビの「何ぃかぁはじまぁるぅ」と「時ぃがぁ流れぇてぇ」の前あたりの「ラ！ラ！ラ！」の伸びやかな声は鳥肌モノだ。それと、ビデオの1分30秒くらいに現れる指揮者（ダン池田？）が超ラリっていて◎←必見♪

  2009.02.05

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  新田次郎「八甲田山死の彷徨」★★★

  めったに小説なんか読まないのに､何を思ったのか､新田次郎の｢八甲田山死の彷徨｣を読破｡明治34年に青森の八甲田山系で実際に起こった雪山遭難事故がモチーフになっている。...てか、事実に作者なりの解釈を加えている小説、と言ったほうが正しいかも。シベリアでのロシアとの戦闘を想定して、雪山での訓練を実行した陸軍。折りしも、そのときは日本にかつてないほどの寒気が押し寄せていて、極寒・猛吹雪という悪天候。弘前から八甲田山の南から西へと進む、徳島大尉率いる少数精鋭部隊は綿密な準備と正確な状況判断によって見事踏破するけど、青森から八甲田山の北から東へと進む神田大尉率いる200名強の部隊は、そのほとんどが凍死してしまう・・・。青森隊の遭難→次々凍死の状況の描写は、言葉では言い得ないほどの衝撃だった。雪山をあまり研究せずに、不十分な装備で出発した彼らは、石のように硬くなった握り飯や餅、凍ってカチカチの水筒の水のせいで、飲まず食わずで、昼夜の関係なく猛吹雪のなか、胸くらいまでの高さに積もる雪の海をさ迷い歩く。凍傷の手ではズボンのボタンが外せないために用が足せず、失禁してしまった箇所が凍って凍傷になってしまう兵。兵士に気合を入れるために、ラッパを吹くも、唇がラッパに貼り付いてしまう兵。雪の中に見えた木々を救助に来た母親と見間違って発狂する兵。川を泳いで青森まで行こうと、服を脱いで泳ぎ出す兵。・・・すさまじい、その一言に尽きる。そして、もう無理だと覚悟を決めて、神田大尉は放った諦めの言葉を聞いて、それまで頑張ってついて来た部下たちがバッタバッタ倒れるところでは、部下たちの気持ちが痛いほど分かって、不覚にも涙。この小説はリーダーシップ研修でとりあげられるとのこと。それは、遭難の主な原因のひとつが、指揮系統の乱れによるものと考えられるからだ。そもそも総責任者は神田大尉だったのに、彼よりも位が上の少佐が同行して、彼の権限にまで口出しして、そのときの判断の誤りが遭難につながってしまった。もし神田大尉が文字通り全てのことを任されていたら、こんな惨事にはならなかっただろうと思うと至極無念。雪山のこと、人生のこと、上司と部下の関係など学ぶことが多い小説だ。

  2009.02.01

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• いきものがかり

  今日は朝からでずっぱり。1ヶ月ぶりに診療内科に行ってきた。今週の水曜日はいろいろあって、昼間は昼食が取れないくらい気分が悪かったけど、それ以外は特に問題なかった。これまでと同じ分量の薬を1ヶ月分処方してもらった。そして、これまた約1ヶ月ぶりのフランス語の授業のあと（楽しかった～）、門戸厄神まで初詣に出かけた。毎年年始の人ごみを避けて、成人式のある週末に厄神さんに行くようにしている。日も暮れかかっている時間だったから、人も少なくて、ゆっくりお参りができた。仕事の成功と僕を支えてくれる人の幸せを願ってきた。今年こそは良い年にしないと。折角西宮まで来たので、実家に帰ろうかと連絡をしてみると、母親も妹も風邪をひいて寝込んでいて、風邪のウイルスが家中充満しているから来ないほうが良いとのこと。素直に行くのを止める僕。だけど、今思うと、そういうときだからこそ、何か差し入れでも持っていったほうが良かったのかもしれない。薄情な息子であり、兄です。帰宅してからは、やっと今日購入できた“いきものがかり”のサードアルバムを鑑賞！ただいま2巡目。思いがけず初回限定仕様が手に入って良かった。確かに捨て歌なし・・・。おそるべし、いきものがかり。今ノリに乗っているもんなぁ。ただ、気になるのは立て続けに曲をリリースしていること。この調子じゃ息切れして、今後、曲のクオリティが下がってしまうのでは、と心配してしまう。まぁ、そんなことは置いといて、これからしばらくの間、家でも車でも僕のお気に入りは“いきものがかり”になりそうだ。

  2009.01.10

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• 京都国立博物館（国宝への道）★★★

  今日は友人と京都国立博物館の平常展を見に出かけた。今日は平常展示館の建て替え前の最後の無料観覧の日。さらに、「国宝への道」という企画を催していて、通常なら少しずつ展示する国宝がこの機会に20点ほど展示されているのだ。これはもう見るしかない！特に書籍の間に展示されているのは、全て国宝！！！身震いがしてしまった。展示されていた国宝は・・・高山寺・明恵上人像（木の上で座禅を組む明恵上人がユーモラス）神護寺・伝源頼朝像、伝平重盛像（それぞれの着物の文様が美しい。また源頼朝のまつげ、髭、髪の毛の一本一本を丁寧に書いている緻密さに圧倒）高山寺・鳥獣人物戯画乙巻（有名な甲巻とは異なり、動物百科のような趣の乙巻。活き活きとした動物の描写を見て楽しい気分）雪舟筆・山水図浄瑠璃時・多聞天立像金剛峰寺・経塚（？）智積院・金剛経真如堂・法華経（東大寺の火事で、焼け残った部材で作った軸木に感動）曼殊院・古今和歌集（さまざまな種類の料紙と流れるような文字にうっとり）大覚寺・後宇多天皇宸翰弘法大師伝仁和寺・後嵯峨天皇宸翰御消息知恩院・大楼炭経巻第三京都国立博物館・世説新書巻第六残巻高山寺・玉篇巻第二十七残巻長福寺・古林清茂墨蹟「月林」道号京都国立博物館・千手千眼陀羅尼経〈玄ぼう願経〉京都国立博物館・新撰類林抄巻第四残巻京都国立博物館・古今和歌集巻第十二残巻〈本阿弥切〉」（ゴージャスな料紙の文様に興奮）京都国立博物館・日本書紀巻第二十四〈岩崎切〉泉涌寺・附法状　俊じょう筆真宗大谷派・教行信証〈坂東本〉京都国立博物館・入唐求法巡礼行記　兼胤筆国指定文化財だけをじっくりみて3時間掛かってしまった。あまりの豪華さに失神寸前だった。日本は本当に素晴らしい文化財を持っていることを再認識した。このような文化財を自分の口で英語やフランス語でほかの人に説明できるようになるように、いつかはなりたいなぁ、と思ってしまった。

  2008.12.07

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  南禅寺★（紅葉、リベンジならず）

  最近、睡眠導入剤の効きが今ひとつ。寝つきは悪いし、夜中に目は覚めるしで、ホント困る。その反動が昼間に睡魔となって現れるから、仕事の効率がとても悪い気がする。そして、新しい業務になかなかついていけなくて、ちょっとした仕事を処理するのにも、アホみたいに時間が掛かっているので、さらに悪循環。また、どのように仕事を進めたら良いのかよく分かっていなくて気になるのが十分に寝られない原因かもしれない。それに関連して、今週はこんなことがあった。海外営業のD課長に新製品の導入に関する対応の理想案について確認しに行ったときに、僕がやっている仕事について、「別にあなたがする必要もないし、関係のない仕事を何でしてんの？そんなん他の部署にさせれば良いやないの？」と言われてしまったのがずしんと心に重い。D課長の話を聞きながら、同じようなことを、前の部署の上司であったI課長にも言われたことがあるのを思い出した。D課長の視点で自分の仕事を見つめてみると、なるほど、僕が本来すべきでないことをしているのかもしれない。僕としてはそれに意味や意義があると思っているし、誰もしないからやっておこうと思っていたけど、そう言われると、僕が関わる業務はどれもこれも停滞しているのは、変に僕が関与するせいなんだろうなと思ってしまった。そうは言っても、もうここまで手足を突っ込んでしまっているので、何とかひとつくらいはやり遂げておきたい。こんな感じなので、実のところ、今日はゆっくり休みたかった。・・・けども、朝から京阪電車に乗って京都に紅葉狩りに出かけることにした。今日は午後からフランス語の授業があるから、午前中の数時間だけの小旅行だ。思いがけず電車の中では座ることができて、超ラッキー。地下鉄に乗り換えて、南禅寺には9時前に到着。境内にはもうすでに多くの観光客がいた。しかも、時間が経つにつれ、観光バスが続々とやってきて、観光客でごった返してきた。（それでも、先週の東福寺ほどじゃない。）今週降った雨にも関わらず、まだ綺麗な葉をつけている木も一部にはあって、まぁまぁといったところかな。ただ、先週のリベンジにはならず。残念！来年に期待。■　南禅院の庭の紅葉■　南禅院（建物は1703年築）■　南禅寺の山門（1628年、重要文化財）■　南禅寺の境内の紅葉■　南禅寺の方丈（1611年、国宝）大阪に戻る前に京都駅ビルのラーメン小路で札幌のすみれラーメンを食べた。歯ごたえのある太い縮れ麺に濃厚なスープが絡んでう、う、う、美味いっ。ちょっと具が少なくなったような気がしたけど、やっぱりラーメンは“すみれ”が一番だと再認識した。■　純連すみれの味噌ラーメン（900円）

  2008.11.29

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  紅葉狩り（東福寺、歓修寺、毘沙門堂）★

  京都では紅葉が見頃とのこと。今週末を逃したら、今年は紅葉を見そびれてしまうかもしれないという焦りから、ここんところずっと続いている片頭痛を我慢して、昼ごろに東福寺に出かけた。12時過ぎに京阪・東福寺駅に到着。駅の改札を出たところから、大混雑。ひやぁ、ものすごい人だ。どこを見ても人・人・人・・・。まるで、ラッシュアワーのようだ。東福寺から駅に戻る人と、これから東福寺に向かう人が駅前で入り乱れてグチャグチャ状態。券売機の混雑を想定して、臨時の切符売り場が出来ているけど、臨時の切符売り場のある方に、駅から離れる人の流れが出来ていて、その列に東福寺から戻ってきた人が割り込もうとするから、誰が何処に行きたいのか分からない。やっとの思いで、その混雑を抜けたかと思うと、駅前の細い車道では、観光客に行く手を阻まれた車が大渋滞している。観光客のほうが数では圧倒しているので、車道は自動的に歩行者天国と化していた。車の人は今頃後悔しているだろうなぁ、と電車で来た自分に少し酔ってみたけど、後悔するのは僕のほうだった。東福寺駅を降りた人は、寺の西側にある道と臥雲橋を抜けて、南側にある寺の入り口に向かうルートを取ることになっていた。臥雲橋というのは、東福寺の中のベスト・ビューポイントで、ここからの紅葉を見ないと東福寺に行ったことにはならない（と個人的には思っている）。僕の第一の目的が臥雲橋からの写真撮影だ。ただ、問題は誰もがその橋（拝観料が必要な通天橋と異なって、ここは無料）からの景色の写真を撮りたいと思うから、そこが先頭になって大渋滞が起こっていた。さらに、臥雲橋の部分だけ道幅が狭くなる（参道の1/4以下）のも渋滞の原因だ。先ほどの駅前と負けるとも劣らない混雑の中、いったい何時になったら臥雲橋に行けるんだろう、と不安になっていると、警備のおっちゃんの声が聞こえた。「拝観まで2時間待ち」？？？？？もうこれで一気に気持ちが萎えてしまった。諦めて駅に戻って、別の寺に行こうとと思ったけど、時すでに遅し。僕は列の真ん中辺りにいて、とても列を抜けて駅に戻ることはできそうになかった。そこまでして、列を乱す訳にもいかず、「折角ここまで歩いて来たんだから頑張れ、東福寺の紅葉は今が見頃とネットで案内していたぞ」と自分を励まして、大人しく列に身を任して進むことにした。そうやって苦労して、やっとたどり着いた臥雲橋。通常なら、徒歩10分弱でお寺に着くというのに、今回は45分以上掛かってしまった。臥雲橋から境内の通天橋の方角を見てみる。・・・あれっ？この紅葉、思ってたのと違うぞ～。はっきり言って、まだ青い葉が多過ぎて、とても紅葉ピークとは言えるような状態ではなかった。意外と1週間くらい早すぎたかもしれない。臥雲橋からの景色が良かったら、2時間待ってでも拝観料を払って中に入ろうかと考えたけど、これじゃあまり価値がないと判断。そして、再び京阪電車の駅に向かった。■　東福寺（臥雲橋から通天橋を望む）（極力緑が入らないようにアングルを考えて撮影）東福寺のあとは、洛南の歓修寺へ。ここはJRの紅葉関連パンフレットで、穴場と紹介されていた寺だ。京阪と地下鉄を乗り継いで、小野駅へ。小野駅から西に10分くらいのところに歓修寺はある。平安時代から残っている庭園（市史跡）と紅葉を楽しみにしたけど、うーん、ここの紅葉はくすんでいてあまり綺麗でない。しかも、落葉している木も多い。重文の書院の中を拝観することも出来ず、かなり欲求不満状態になってしまった。■　歓修寺何とかして、素晴らしい紅葉を見たいが、東福寺みたいな混雑に巻き込まれるのは真っ平だ。頭のデータベースを駆使して、思いついたのが山科の毘沙門堂。駅から遠いし、確か国宝・重文がある訳ではないので、人は少ないだろう。どちらかと言えば、桜で有名だが、紅葉もそこそこ綺麗だと聞いたことがある。毘沙門堂は山科駅から北に徒歩15分のところにある。もう時間は2時を過ぎてしまっている。それにしても腹が減った。明るいうちに綺麗な紅葉を見たいという思いから昼飯を抜いていたので、フラフラ状態だった。そして、祈るような気持ちでたどり着いた毘沙門堂の紅葉は・・・・。アカーン、こんなんしょぼすぎ。まだ多くの木々の葉っぱが青々としていて、僕が求めている絵には程遠かった。ここも次週くらいがベストだろう。■　毘沙門堂の南の参道付近去年はかなり綺麗な紅葉を堪能したけど、今年は情報収集が少し足りなかったからか、訪れた3箇所とも満足いく紅葉を見せてくれなかった。あ～、ショックだ。こうなったら次週リベンジをするしかない！！

  2008.11.23

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  桜

  昨晩は車を堺に停めておいて、今日の昼から会社の近くの駐車場に移動させておいた。駐車場に移動する道すがら、桜を鑑賞。一番見たかった山中渓の桜は、駐車場が空いてなくて、車を停められなかったから、あえなく断念。代わりに阪南市・鳥取池の桜を見てきた。まだ蕾のままの枝もあり、丁度見頃だった。ただ、個人的に桜って被写体として難しく感じる。どれもこれも同じようになってしまって、なかなか良い写真が撮れない。岸和田ＳＡにて阪南市・鳥取池にて同じく阪南市・鳥取池にて

  2008.04.06

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  桜が咲いた～

  今日は梅田の丸ビルホテルの1FにあるCARATでのランチバイキングの日♪サーロインステーキ、種々のサラダ、野菜たっぷりのポトフ、オムライス、にぎり寿司、赤だし、フレンチトースト、クレープ、シャーベット・・・たっぷり食べて、腹いっぱい。食事後、駅前ビルの前を歩いていると、桜が咲いていた！！毎年、ここの桜は気象庁の開花宣言よりも少し早めに咲く。上の写真は携帯で撮ったから写りが良くないけど、咲きたての花はやっぱり艶やかで綺麗だ。いよいよ春到来だ～。

  2008.03.23

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• 忙しい一日

  静岡から夜中の01h00に帰宅し、就寝したのが02h00。今日はゆっくり休みたかったけど、平日のうちにやっておきたいことがあって、08h00に起床。掃除、洗濯のあと、警察署に行って、免許証の住所変更、ゆうちょ銀行での住所変更を行う。そして、次は今年の9月で有効期限が切れるパスポートの更新のため、兵庫県旅券事務所に向かう。しかし、新年第1日目の受付日だからか、僕が到着した昼過ぎにが、申請の整理券をもらうまでに、長蛇の列に15分ほど並び、それから申請手続きまで1時間以上待つ羽目になってしまった。夕方にはオートバックスで車のオイル交換をする予約をしていてので、それに間に合ったから良かったけど、いやはやスゴイ混雑でした。今回パスポートは10年ものを申請。印紙代が16,000円いるようで、少しビックリ。以前からそんなに高かったかな？株価暴落も手伝って予算的に厳しいけど、結局のところパスポートは必要なものなので、泣く泣く諦めよう。オートバックスでは車購入後はじめてのオイル交換。どのオイルを入れるかで店員とあれこれやりとりをしたけど、今ひとつ100％化学のオイルと混合オイルとの違いが分からず（値段は1000円以上違う）、結局、一番売れ筋というオートバックスとエクソン・モービルの共同開発品である混合オイルを選んだ。本当はフランスの会社であるelfのオイルにしたかったんだけど、まぁ、これで良いでしょう。一度この混合オイルで様子を見てみよう、と思った。身体が休まるどころか、疲れが溜まるばかりの一日になってしまった。

  2008.01.04

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  初日の出（山梨県の精進湖にて）

  深夜高速道路を走って、何とかたどり着いた精進湖。ここは初日の出のカメラマンが多く集まる場所で有名だそうだ。案の定、湖のほとりには100台以上の車が停まって、その向こう、湖の弧に沿って、一眼レフを構えた人が今か今かと初日の出を待ち構えていた。僕らが到着したのが6h00頃で、そのときに既に何百人というカメラマン。圧巻！僕もコンパクトデジカメを握り締めて、にわかカメラマンとなる。携帯で初日の出の時間を調べたところ、07h42。小一時間寒空の下で待って、湖の北の方から出てきました、太陽が！！！初日の出に限らず、日の出は本当に清清しい。今日も一日頑張ろう、という気になる。生憎、富士山の山頂には雲が掛かっていて残念だったけど、はるばるここまでやってきて良かった。皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします！

  2008.01.01

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• 2007年プライベート編

  昨日はビジネスに関する振り返りをしたので、今日はプライベートの振り返りをしておこう。まずは、映画！今年はDVDも含めて、8本しか映画を観ることが出来なかった。その中で一番良かったのは、やっぱり「ヘアスプレー」だな。今思い出しただけでも、体が動き出してしまう。携帯で"You can't stop the beat"をダウンロードして、暇さえあれば聴いている。歌と踊りをマスターして、これをカラオケのレパートリーにしたいけど、僕は不器用だから両方マスターは無理かなぁ。次に、登山！今年は週末にすっきり晴れた日が少なかったような気がする。2006年は27回登山に出かけて、今年は30回を目標にしていたけど、結果は19回と激減！！車も購入したことだし、来年は再度30回を目標にしたい。今年の登山もそれぞれにいろいろな思い出があるけど、その中でも特に満足したのは・・・１．鳴谷山（真っ赤に燃える紅葉に感動。しかも、オコジョと再会できて、思い残すことなし！）２．夏の白山（お花松原）（長年の夢だったお花松原へ。今年は雪が少なかったから、もうクロユリのピークは過ぎているだろうなぁ、と半ば諦めていたけど、なんとビックリ、見頃ピークだった。だけど、あの臭い？匂い？には閉口）３．夏の別山＆御舎利山（最終面接の前日に、しかも無謀にも最悪な体調の状態で登山。登山前から○痢がひどくて、登山中、何度下したことか・・・。腹を押さえて、手足を震わせながらの強行登山で、結果としては最高の景色に癒された。ただ、来年はこんな無茶はしたくない）４．春の行者還岳（シロヤシオとヤマシャクヤクの美しさに感激。風はきつかったけど、とても気持ちのよい稜線歩き。この季節の奈良の山はほんと楽しい）その他！夏のIちゃん夫婦の結婚おめでとう会、第2回ボジョレーの会、僕の家での食事会、フランス語のクラスメートとの忘年会・・・思い返せばきりがないけど、どれもこれも楽しいことに溢れた2007年だった。来年は仕事を軌道に乗せて、登山と映画を楽しんで、これまで以上に多くの出会いと経験ができるような年にしたいな。

  2007.12.30

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  奈良（奈良公園）★

  今日は体調が優れなかったので、登山に行くのをやめて、奈良公園で軽く紅葉狩り。僕が好きな銀杏の散紅葉はまだで、やはり見頃は例年通り12月第1週だろうと確認。もしかしたら、また来週の行ってるかも。

  2007.11.25

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  京都（嵯峨野）★★

  今日は嵯峨野で紅葉狩り。連休の中日だから、相当な混雑だと覚悟していたけど、想像以上の混雑ぶりで、阪急嵐山駅から観光客の波波波・・・。嵐山がまるで、金曜夜の阪急東通商店街のような混雑ぶり。人だけでなく、車も大渋滞。しかも、レンタサイクルの人たちが入り乱れて、カオスの様相。そんな中、飲まず食わずで次の寺院を拝観。＜宝厳院＞紅葉は一部見頃だったけど、ここの庭園の売りである「獅子吼の庭」も参道も紅葉はまだまだ。次週末くらいが見頃かな。ただ、夜間拝観用のライトがあちこちに見えて、かなり興ざめで、あまりお勧めできない。＜天龍寺（参道のみ）★★★＞参道の紅葉が鮮やかな紅色に染まっていて、それはそれは見事！だけど、あまりにも観光客が多くて拝観をする気がなくなってしまって、次の目的地へ移動・・・。＜常寂光寺★★★＞今回一番良かったのが、このお寺。山門のあたりから目が眩むような美しい紅葉。思わず溜め息が出てしまった。黄色や赤の光のシャワーを浴びているようで、とても気持ち良かった。＜宝筺院＞はっきり言って期待はずれ。枯れたり痛んだ葉っぱが多く、木々もあまり元気がない。紅葉の色づきも今ひとつ。すぐ側が住宅街で、窓や洗濯物が見えて、拝観料払って別空間に来ているつもりでも、なんか落ち着かない。残念！＜祇王寺＞紅葉はまだ見頃ではなかった。ここの寺は散紅葉が綺麗だから、この時期に拝観したのが、そもそもの間違い。まだ青い葉が多くて、他の拝観者も言っていたけど「これで300円は高い！」

  2007.11.24

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  吉野山（高城山：698m、奥千本800mくらい？）★★

  今日は時雨れている北陸に行くのをやめて、電車でのんびり吉野山に行ってきた。僕は一応生粋の関西人だけど、未だ吉野に行ったことがなかった。吉野は桜で有名だけど、紅葉も見事らしい。さてさて、初めての吉野との出会いはどうかな・・・？阿部野橋から近鉄特急に乗って、吉野駅に到着したのは12h25。それから、歩いて奥千本までの道のりを往復した。歩行時間は約3時間半。歩行距離は約13キロ。曇っていて、時々小雨が降って、折角の紅葉もくすんで見える。しかも、下千本と中千本の紅葉はほぼ終わりでガッカリした。今回見応えがあったのは、吉野水分神社、高城山、西行庵といった上千本と奥千本だ。ただ、このあたりも次週はもう「見頃過ぎ」だろうなぁ。帰りは16h03の特急に乗って阿部野橋へ戻る。帰りの電車では爆睡。たまにはこういった、のんびりハイキングも良いものだ。上千本の見晴らしの良い場所から中千本を望む。重文の吉野水分神社本殿。拝殿と本殿の間に楼門（重文）があり、楼門をくぐるとこの光景。まるでパティオに入るような感覚だ。高城山の紅葉。少し傾斜のきつい登りを登りきって、この紅葉。しかも、幸運にも陽が射した！ラッキー！高城山山頂から南に降りる。この道が特に綺麗だった。高城山から30分ほど歩いて、西行庵へ。葉っぱの端っこは枯れたり、痛んだりしているけど、遠目にはとても綺麗だった。とても清清しい。西行庵の紅葉のグラデーション。展望台から望む蔵王堂。二上山、葛城山、金剛山も見えた。

  2007.11.18

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  大阪市立美術館特別展「BIOMBO/屏風　日本の美」★★

  今日は大阪市立美術館の特別展に行ってきた。国宝・重要文化財をはじめ、国外に贈答品として贈られた屏風の里帰り展示品など、とても見ごたえがあった。なかでもお気に入りは次の屏風。『レパント戦闘図・世界地図屏風』：戦闘図と世界地図の連作。戦闘図のビビッドな色使いと構成に度肝を抜かれた。本当に日本人が描いたのかと疑いたくなる。当時の人にとって、この異国の戦闘はどのように見えただろう？『豊国祭礼図屏風』：夥しい人、しかも小さいのに、細かいところまで緻密に描写されていて、この屏風を描いた人の力量に感服。近くで目を凝らしてみてため息。さらに、少し離れて全体を眺めても、その構成にため息。『祇園祭礼図屏風』：ドイツのケルン東洋美術館、東京・サントリー美術館、アメリカのメトロポリタン美術館に分散されていた屏風の大作が一同に会しただけあって、その大きさ（12曲1双だったかな）に圧倒された。あと屏風って、TPOに合わせて使い分けているとは知らなかった。出産の時には白地の屏風を使い、40歳以上のお祝いの時には歌を書いた屏風を使い、死去のときは屏風を逆さにして使うそうだ。非常に興味深い特別展だった。

  2007.11.11

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  御堂筋パレード★★

  高麗橋界隈の散策のあと、御堂筋パレードを観覧。実はこれが僕にとって始めての御堂筋パレード観覧なのだ。この時期普通は山に行って、紅葉狩り登山三昧だし、パレードなんて大して興味ないから、敢えて見に行こうということはなかったのだ。折角なので、メインプログラムの御堂筋完成70周年記念パレードだけでも見ておこうと思い、13h00くらいから御堂筋でスタンバイをしていた。・・・けど、結構面白いじゃん！アクロバティックなパレードはなかなかハラハラしたし、マーチングはみんな歩きながらよく演奏できるなぁ、と感心しきり。そして、藤田まこと、白木みのる、大村昆、三波豊和、坂本スミ子、中村美津子といった有名人を見ることができて、来た甲斐があったな、と思う（一体全体僕は何歳？？？）とりあえず、中村美津子の写真が綺麗にとれて満足でおます。藤田まことも白木みのるも年をとったなぁ。手に持っているのは「あたり前田のクラッカー」らしい。ひえーっ！みっちゃーん！！サイコー！！そ～りゃ、そ～りゃ、そ～りゃ、そ～りゃ！！！！

  2007.10.14

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  大阪・高麗橋界隈★★

  また大阪で好きな場所が出来てしまった。それは淀屋橋駅の東にある高麗橋界隈。もともとは、高麗橋のすぐ近く南の伏見町にある「芝川ビル」の屋上が公開されているので、それを見に出かけりだけのつもりだった。芝川ビルは1927年に建てられたアールデコ様式のビルで、現在はオフィスが入居していて、普段は部外者は中に入れない。しかし、今日は特別に中と屋上を見学できるというのだ。こういう期間限定ものに弱い僕は、登山に行けなかった悲しさを紛らわせるという目的も兼ねて出かけることにした。まずはこのファサード。なんと美しい。角に玄関があり、そして、その角が丸みを帯びているのがなんともセクシー。色も落ち着いていて良いねぇ。玄関を入って、振り返ると内壁にも彫刻がしてあって、それがとてもエレガント。階段を上がっていくと、内部はこのようになっていて、それぞれのドアの向こうがオフィスになっている。屋上はそんなに広くなかったけど、屋上広場に出入りする部分のアーチ形の出入り口がイスラムっぽくて、当時の建築家の粋なところを見る気がして、とても面白かった。最近では世はこのような近代建築物をどんどん取り壊す方向に向かっている。まず古いものを維持するための維持費を払うくらいなら、たて壊して新しいビルを建てたほうが良いというオーナー側の事情も理解できる。だけど、ヨーロッパみたいにこのような歴史的な建築物を国・行政をあげて守っていく時期にあるんじゃないかな。そうしないと、どの街ものっぺらりんとした同じ印象しか与えないつまらない街になってしまう。それに、このような建築物こそが過去を伝える証人にもなり、後世への社会的な意義は計り知れないほど大きいと思う。芝川ビルを訪問したあと、高麗橋界隈をブラブラしてみると、結構このあたりには近代建築物が多くて、思いがけずわくわくしてしまった。近代と現代の建築物の中で、とびきり異彩を放っている建物を発見。それは「愛珠幼稚園（明治34年竣工）」http://www.ocec.ne.jp/yochien/kindergarden/aisyu/だった。調べてみると、今年国の重要文化財に指定された幼稚園とのこと。門も建物も厳かで、腰が抜けそうになってしまった。こんな幼稚園なら、僕ももう一度通いたい。それか保育士の資格をとって、ここで働かせてもらおうか。そんなことを思わずにはいられなかった。一般公開を教育委員会文化財保護課と協議中とのことで、いつになるか分からないけど、もう今から待ちきれないのだ！！高麗橋界隈、サイコー！近々、近代建築物のガイドブック「大大阪モダン建築（青幻舎）」が刊行されるそうだ。今度はそれを持って、大阪を歩いてみよう。

  2007.10.14

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• 堺・湊潮湯★★

  南宗寺での拝観で汗だくになったから、気分転換のため、湊駅に近いところにある「湊潮湯」http://shioyu.hp.infoseek.co.jp/という銭湯に行くことにした。以前にガイドブックで読んでいて、一度は行きたいと思っていた銭湯だ。この温泉は海水を引いて沸かしている湯があり、これが皮膚のトラブルに良いらしい。実はここんところ体中に蕁麻疹ができて悩んでいたので、その程度も軽減されたら良いなと思い、風呂屋の暖簾をくぐる。券売機で390円を払い、チケットを購入して、脱衣所へ。服を脱いで、中に入る。湯船は潮、泡、水、超音波（？）があり、小さいながらも露天風呂や打たせ湯も完備。僕は身体を洗ってから、お目当ての潮湯へ。湯船に張られた説明書きによると・・・『関西唯一の海水風呂　磯の香り潮湯 当潮湯は臨海工業地帯埋立工事の為、更に鉛管パイプを、コンビナート沖合総２．５ＫＭ延ばし、沖合の海水を当浴場より汲み上げ潮水タンクに貯水し、濾化器を通し潮湯ボイラーにて熱したる潮湯を、各男女浴槽に給湯する設備なり。』確かに海水の味がする！お湯は適度な温度で、とてもゆっくり出来た。露天風呂もなかなか良かった。さっぱりして、帰りは歩いて自宅へ。徒歩10～15分くらいで行けるので、これから時々行きたいと思う。

  2007.10.08

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  堺・南宗寺★

  今日は午前中は雨降りの鬱陶しい天気。やっぱり山に行かなくて良かった。昼から晴れ間が出てきたので、暇つぶしにブラブラ出かけて、堺の名刹「南宗寺」を拝観することにした。堺市にはいろいろと国指定の文化財があるけど、その中でもこの南宗寺はどのガイドブックでも紹介されている。よほど見ごたえのあるお寺なのだろうと期待に胸が膨らむ・・・。だけど、トラブルは南宗寺があると思われる地域まで来て起こった。急に腹が痛み出したのだ。きっと昼に食べた賞味期限を2ヶ月も切れた生チョコレートのせいだ、と忌々しく思いながら、トイレを探すけど、昔ながらの長屋や一軒家が立ち並ぶ住宅街にトイレはおろかコンビニさえ見当たらない。ブックオフはあるけど、トイレはない！地図と格闘しながら、脂汗を浮かべて、やっとお寺について拝観料を支払って中に入ったけど、お寺にもトイレはなく、絶望的な気分で拝観順路を歩く。さて、このお寺のウリは重文の山門、仏殿、唐門と国名勝の枯山水庭園、そしてなんと徳川家康のお墓があるというのだ。受付でその場所を教えてもらったけど、当方眩暈がしていて、それどころでなく、フラフラと歩くのみ。枯山水の庭は結構こじんまりとしていて、手入れもよく行き渡っていて良かった（と思う）。ただ、出来れば、そばに建つ方丈に上がって遠目に眺めたかった。そして、僕が一番楽しみにしていたのが、唐門。もし自分で家を建てるなら、ぜひとも唐門を作り、そこに種々雑多な彫刻を施すのが僕の夢だ。これまで、西本願寺、豊国神社、竹生島宝厳寺、二条城、大徳寺などの唐門を見て、その美しさに感動。今回も質素ながら優美な姿に身震いがしてしまった（ただ今日について言えば、震えは他の理由によるかもしれない）戦前はこの門の向こうに東照宮があり、そこを詣でるときにこの門を利用したそうだ。それが証拠に、門の唐破風の真ん中に葵の御紋がしっかりとついている。・・・ということは、この門の向こうに家康の墓がある？見忘れた！とりあえず、駆け足で拝観を済ませ、結局湊駅に行くまでトイレがなくて、エライ目にあってしまった。やはり、賞味期限切れの食べ物は捨ててしまおう、と心に誓った日だった。

  2007.10.08

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• 桜田淳子のCDが届いた♪

  金曜日にAmazon.co.jpで注文した淳子のCD「ラブ・淳子が禁断の木の実を食べた」が今日夕方届いた～！やったー。1977年7月にリリースされたアルバムで、名曲「きまぐれヴィーナス」を収録。全曲（12曲）全て作詞は阿久悠氏の手により、夏をテーマに非常にまとまりのあるアルバムだった。下手にシングル曲をたくさん収録するのではなく、ストーリー性を持たせるアルバムなので、安心して聴いていられる。アルバムタイトルでドン引きだったけど、なかなかの名盤である。ところで、タイトルというと、昨日観た映画「エディット・ピアフ 愛の賛歌」の原題は"La Mome（＝小娘、ガキ、若い女）"だということを、映画を観終わってから知った。そういや確かに「愛の賛歌」は劇中で少ししか流れない。日本人に人気があるこの曲を邦題にすることで、観客増員を図っているんだろうな。でも、「愛の賛歌」をたくさん聴けると思って行った人は失望しちゃうかも。こういうのも一種のマーケティングなんだろうな。勉強になります。

  2007.09.30

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• 家族について

  今日は3連休の1日目。折角の平日休みなので、朝から映画に行こうと思っていたけど、ちょびっとだけ、と思い淳子CDを聴き出すと、止まらなくなってしまい、結局、急遽予定を変更することになった。まず朝は病院に行って、先日の実費支払いの医療費と薬代の精算をして、大阪に向かった。ほんと大阪は刺激的だ。ウキウキするのが分かる。靴、薬、コンタクト、日用雑貨などの買い物をし、昼には安いけど、豪華な日替わりランチを食べ、至福のときを過ごす。昼から本町の富士フイルムのフォトギャラリーに立ち寄り、醍醐寺の写真展と奈良の室生に住んでいる写真家の写真展を覗く。室生の写真は、その人が住む集落の家族の笑顔の写真を何十枚と並べているんだけど、これぞ日本の原風景というような景色のなかで家族みんなが幸せそうに並んでカメラに笑顔を向けている、その視点が新鮮でほのぼのとした気持ちになった。その写真家のコメントでちょっと考えされられたので、一部を書き留めておいた。「（最近の家族間の犯罪を受けて）戦後わたしたちは物質的、経済的に豊かになりました。そして、いつの間にか多くのお金を得ることが幸せと思うようになりました。でも、本当に大事なものは何でしょうか？家族という共同体が成り立たなくなった時に私たちはどこに心の拠り処を求め、一体誰と連携していけばよいのでしょうか。」とても難しい問題だなと思った。特に今の日本は家族を大事にしようと思っても、社会（もしくは企業）がそれを許さない状況にあると思う。単身赴任、転勤、遠距離通勤、残業などなど・・・で結局は家族を顧みる余裕も時間もない人が多いんじゃないかな。だけど、今の企業のトップに立つ人や管理職は頭はカチコチの人が多いだろうし、そのような人のものとで仕事をした人は結局、同じ様な考えでしか働けないだろうし、部下にも同様のことを暗に強要するだろう。そう考えると、労働者の労働条件が良くなることも家族関係は深まることも到底希望が持てない。これからの日本の家族関係について考えたとき、とても不安になってきた。

  2007.09.28

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  桜田淳子★★★

  唐突に、なぜ桜田淳子かというと、実は今のマイブームが桜田淳子だからである。それもこれもとある友人の影響。何週間か前に作詞家の阿久悠氏が亡くなり、同氏の秘蔵っ子であった桜田淳子が回顧番組で紹介されていたらしい。それを見た友人が興味半分でベストアルバムを購入したところ、超気に入ってしまい、それを無理やり聞かされた僕も淳子の魅力にノックアウト状態。幸せな結婚をした山口百恵や、最近は（個人的に）悲劇のヒロインのイメージつくりに躍起になって不快なイメージしかない森昌子なんて話にならない。この2人に隠れて、意外と淳子のイメージはあまりないんだけど、実は歌手としても女優としても数々の賞を総なめしている。ブロマイドの売上は一時期年間1位を記録したくらいの人気だったそうだ。しかし、女優としての人気絶頂のときに、某集団結婚でバッシングを受けて、すっかり表舞台から退いてしまった。そのような不遇（本人にとっては、結果的にはどうでも良いんだろうけど）な人生が、また魅力的だ。今回、淳子の音楽（ちなみに、通称「ぢんこミュージック」と名づけている）を聞かなかったら、くっくっくくーの「青い鳥」しか知らないで済んだのに、あるわあるわ名作が。最近では淳子のアルバムの復刻版（紙ジャケット）が発売されて、結構売れているみたいだ。僕もこの週末あたりに、上の写真のアルバムを購入しようか検討中。このアルバムに入っている「気まぐれヴィーナス」がベスト・ファイヴァリット。ビクターのサイトでは視聴も出来るので、興味ある方は是非！ベスト盤http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A000348/VICL-62470.htmlアルバムhttp://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A000348/VICL-62520.html

  2007.09.25

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  奈良国立博物館 『美麗　院政期の絵画』★★★

  今日は天気もぱっとしないので、奈良国立博物館で今月いっぱい開催されている特別展『美麗　院政期の絵画』に行ってきた。平安～鎌倉にかけて描かれた仏画、絵巻物、白描図像（仏具や仏画の設計図面みたいなもの）など、会期中の展示品125点のうち国宝が49点、重要文化財が58点というウルトラ級の展示会だ。こんなに沢山の国指定文化財が集まる展示会なんてほんと珍しいことだ。僕は入館する前からもう興奮しすぎていて、動悸が激しくなるのが分かった。そして入館。もうスンバらしいの一言だ。切金文様がキラキラして美しく神々しい仏画も捨てきれないけど、絵巻物には感動すら覚えてしまった。ひとりひとりの表情が活き活きとしていて、どれだけ見ても飽きが来ない。中でも信貴山縁起（国宝）、伴大納言絵巻（国宝）、地獄草紙（重文）、病草紙（国宝）、餓鬼草紙（国宝）の構成、デザインは最高だった。地獄草紙は、こんな悪いことをしたら、こうなりますよ、と諭す意味があったんだろう。目を背けたくなるような残酷な描写のオンパレード。たとえば・・・剥肉地獄：僧侶であるのに、慈悲心がなく、動物の皮を剥いだ人が落ちる地獄で、そこでは自分が動物にしたように、鬼に身体の皮を剥がされるのだ～。ひえーっ！『人間の皮が取れました～♪』沸屎地獄：僧侶であるにも関わらず、酒や味付けの濃い料理を好んだ人が落ちる地獄で、そこでは糞尿が煮えたぎる川があって、鬼によってその川に突き落とされるのだ。そして、その川の糞尿を食べて飲め！ってこと。ひえーっ、おえーっ！『贅沢な僧侶の皆さん、地獄へようこそ！』『そんなに味付けが濃い料理が食べたくて、酒が飲みたいなら、糞尿の川に入れてやる！ドンッ！』博物館を出てから、奈良公園を散歩しようと思ったけど、雨が降ってきたから、興福寺の境内を歩いてから大阪に戻ることにした。今日は非常に文化的な一日で、とても満足。

  2007.09.24

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  堺の商店街にて

  今日昼に方違神社に行って、交通安全のお参りをして、お守りを買ったあと、歩いて帰宅する途中で商店街をプラプラ歩いていた。なんていう商店街が名前は忘れたけど、開口神社のそばの商店街。日曜だからか結構シャッターが下りている店舗が多かったけど、中には空いている場所で寄席をしているところがあったり、大きな呉服屋や、僕が子供の頃よく行ったようなおもちゃ屋さんがあって、タイムスリップしたような気分になった。その商店街の一角でアンティークな生活用品を展示しているディスプレイがあり、しげしげと見入ってしまった。そのうち、いくつかをご紹介。↑戦中に使用されていたらしいラジオ。とにかくデカイ！↑これは昭和初期のコダック製カメラ。↑これは戦中戦後に使用されていた扇風機だけど、まだ今でも動いていた！びっくり。ただ、当時はかなりのお金持ちしか買えなかったんじゃないかな。

  2007.09.23

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  リラックマ

  今日は山に行って車の練習をするつもりだったけど、結局車を購入出来ないことが分かったので、何もする気がしなかった。それでも、とりあえず友人の誘いで梅田に出かけた。あまりにも暑いから地下街でブラブラしていると、三番街で凄い人だかりを発見。何事かと思いのぞいてみると、リラックマの販促キャンペーンだった。そして、人だかりはリラックマの着ぐるみとの記念撮影を待つ人々だった。まわりでは着ぐるみを撮影する人が一杯。かくいう僕も皆と同じように数枚撮影、パシャリ。みんな撮影するだけじゃなくて、デジカメプリントしてやぁ、と心の中で叫んで、苦笑する。それにしても、リラックマ、癒されるなぁ。僕もこの熊みたいにのんびりしてみたいよ。しかし、これまでの一連のことで睡眠不足、頭痛、吹き出物がひどくて、明日は勇気を出して、心療内科に行ってみようと思う。とりあえず、夜中に目覚めることなく寝たい。頭痛に悩まされることなく仕事がしたい。

  2007.08.05

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  神戸元町

  今日は神戸・元町にある「元町蒸留所」という薩摩料理の店に行ってきた。http://www.yusyokuya.com/shop/jyouryu/index.html母親と妹に今後のことを正式に報告したかったから設けた場だった。2人とも僕の決めたことをとても前向きに捉えてくれていて、車のことやら引越しのことやら、わいわいと話した。「元町蒸留所」は鶏の刺身、特にズリの刺身、がとても美味しかった。お絞りがなかったのが不満かな。そのあと、妹の行きつけのバーに連れていかれて、気づいたら11時半。急いで帰宅する。それにしても、2人と子供のころのことや今後のことを話しながら、なんとなくホームドラマの1シーンみたいな感じがして、何か不思議な感覚を感じ、そして少しクスクスとむず痒かった。元町で2人を待っている間にとある中華料理店の店先で面白いディスプレイを発見。この料理はなんだろう。あとで中国語の辞書で調べてみよう。

  2007.07.15

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  東洋陶磁美術館★★★

  台風が接近しているから、この週末は山には行かないつもり。その代わりに、前々から行きたかった中ノ島にある東洋陶磁美術館の「安宅栄一の眼」という特別展に行った。http://www.moco.or.jp/jp/exhi/exhi_1/index_f_20070330.htmlこの美術館の所蔵品はもともと安宅産業という会社の会長だった安宅氏の収集コレクションで、会社が倒産するときに住友グループに引き取られて、そのまま大阪市に寄付されたとのこと。世界でも有数の陶器のコレクターだったようだ。展示物を見て、それに納得。よく陶器が分からない僕でも、展示物それぞれの美しさに圧倒されてしまった。よくもこれだけの逸品を集めたものだ。中でも目玉は国宝の「油滴天目」と「飛青磁花生」。特に天目茶碗の美しさは妖しいくらいで、目が離せなかった。春に見た「曜変天目」も一回見たら忘れられない美しさだけど、「油滴」の細かい点も模様が光の加減で色んな色に見えて、しばらく呆然と眺めるだけだった。大して時間は必要ないだろうと思って、閉館1時間前に入館したけど、結局、展示品の半分しか見られなくて、悔しかった。この展示会は9月まで開かれているから、また機会を見つけて来たい。

  2007.07.14

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  京都観光案内

  昨日に引き続き香港＆北京からの客人の観光アテンドの日だ。待ち合わせは朝8時！くたくたの身体に鞭打って、薬で気合を入れて、ふらふらしながら出かけた。「奈良か京都か神戸のどこに行きたいか（持参してきた）ガイドブックを見て考えててね」と昨日あんなに言っておいたのに、「何処でも良い」一応外国人観光客のメッカである清水寺と金閣寺と竜安寺に行くことにした。こっちはテンションを高く頑張ってみたけど、清水寺の土産屋さんも寺もあまり興味がないようで終始しらけモード。黙々と僕の後をついていてくれるだけ。「この本堂は釘を一本も使用していないんですよ！崖の上に、木を組み上げて建ててるんですよ！これは国！！、これは重要文化財！！！」と言っても、「それで？」ってな感じ。くやしー。そのあと、三年坂、石塀小路、八坂神社、祇園でもほぼ無関心。こんなにクール（？）な客人は初めてだ。昼食についても、特に希望なし。とりあえず四条川原町で美味しいとんかつを食べた。僕はかなり満足だった。あまりにもしらけきっているから、これならどうだ！と言わんばかりに、金閣に連れていった。この角を曲がったら、ほらほら見える・・・！けど、客人は素通り。ここでは何を見たら良いの？？ってな感じで、写真も撮らず、さっさと行ってしまった。またまた、くやしー。このままじゃ気が済まないから、“この堅物には、いっそのこと難しいものを見せてやろう、そのほうが何か感じるのではないか”と思い、竜安寺の庭園へ向かった。どうじゃ、この凄さが分かるか！！庭に向かうなり「何をしたら良いの？」との質問。「庭に集中して、イメージをしてください！あなたの想像力が試されます！」と伝えると、鼻で笑われてしまった。そして、客人はトイレへ去っていってしまった。僕にとって竜安寺拝観は10年ぶりくらいのことだったので、とても良かったけど・・・。（特にこの写真の苔庭が想像力を掻き立てた）そんなわけで、げっそり疲れてしまうだけの1日だった。 

  2007.07.01

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  戸隠・鏡池★★★

  瑪瑙山に登る前に鏡池に行ってきた。本当に池が鏡のようだった。

  2007.05.04

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  藤田美術館（曜変天目茶碗★★★）

   　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 いよいよ行って来ました、藤田美術館の春季展「名碗と水墨画」。見てきました、国宝の曜変天目茶碗（12～13世紀）。この茶碗の存在を知ったのが昨年の秋のことで、それ以来、この日を楽しみにしていた。茶碗のことなんて、さっぱり分からないから、この茶碗以外は全く眼中になく、入館するなり、曜変天目を探して突進！そして、ありました。2階の真ん中のショーケースの中に！小さい茶碗だけど、何とも言えない美しさで、その存在感は他の約40個の茶碗と比べ物にならないほど大きい。忽ち魅了され、前後左右から舐めるように眺めてしまった。この茶碗はもともと中国で作られたんだけど、世界に3つしかなくて、しかもそれらが全て日本に存在するとのこと。釉薬の微妙なバランスで茶碗上に斑点が生じ、その周りが青色に光るらしい。そしてあろうことか、現代の技術を持ってもなかなか再現できないそうだ。誰かのホームページでは、この茶碗は、もともとこのように作ろうとして作ったわけではない「失敗作」だけど、その美しさゆえに重宝されている、との説明があったけど、そんな気もする。ただ・・・こんなに満足してこんなことを言うのも何だけど、気になるのがお高い入館料。結局、僕はこの茶碗ひとつを見るためだけに入館料800円を払ったんだけど、冷静に考えれば、少し高過ぎたような気もする。しかし、この茶碗の公開は5年に1度くらいのようなので、5年間で800円と思い、帰りに購入した絵葉書を眺めて、次回の公開を待つことにしようと言い聞かせている。※　館内は撮影禁止です。上の写真は絵葉書をデジカメで撮影したものです。

  2007.03.21

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