カテゴリ:気象、天文
先日まで梅の花を楽しんでいたのに2,3日のバカ陽気につられてあらゆる花が次々と開花しだしてソメイヨシノも鳥取地方では開花宣言された
例年に比べ10日くらいも早いという という事は気温が暖かければ正月でも開花があり得るという事か? そうではなかろう、落葉が済み冬眠に入っていると思っても地下では春の準備着実に進んでいるに違いないのだが・・・ ところが温暖化で落葉時期が遅くなりいつまで経っても落葉しない、 やっと落葉したと思ったらお正月・・・・・短い冬眠を終えそそくさに次年度の装いの準備をしなくてはならないのだ 積雪もほんのチョッピリでさぞかし植物たちは休眠した気もしないであろうに・・・・・ 何百年にも渡って受け継がれたこの循環サイクルが狂ってしまっているのだから私たちの目に見えぬところでもこのリズムがこの先一体どのように関わってくるのか心配事は尽きないものだ。 総ての生物は食物連鎖で成り立っている 永い地球の歴史では温暖、寒冷のリズムを数回繰り返し寒冷化は1万年前終了して現在の温暖に至っているのだという。 しからば、この温暖化は自然の理かというとどうもそうではないのだ。 化石燃料による二酸化炭素の増加、南極のオゾン層の縮小は人間が行った業である。 このツケが温暖化に拍車をかけジワジワと私たちを締め上げてきているのだ。 このツケを古人は「タタリ」といって恐れた。 寒々とした3月に戻ると安心するが初夏のような気候になるといつもこんなことを思う 今日はこんな事を書く気はなかったのだがあまりにも早い開花宣言についていけない自分に腹がたってきたのが事実のようである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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