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はなぶろぐJAPAN@夫婦でビジネスホテル&長い旅

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2020.07.12
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カテゴリ:旅行

あなたは旅行に行くとき、計画を立てますか?

 

僕は、最低限これは計画します。

  • 宿泊するホテル(泊まる場所によって行動範囲が変わる)
  • 飛行機やレンタカー(利用する場合)

 

旅行に行く目的はさまざま、

  • ドライブ
  • ぶらり街歩き
  • 食べる
  • アクティビティ
  • ショッピング
  • 温泉

など、いろいろありますね。

 

あるていどのコースを考えておかないと、時間がいくらあっても

足りなくなります。

 

そんな僕が、ノープラン旅行を「計画」して実行したワクワク旅をお届けします。

 

 

 

ノープラン旅行【妻への誕生日プレゼント】

 

最近はなかなか行けなくなってしまいましたが、

結婚して数年は、
毎年妻への誕生日プレゼントとして
旅行に行っていました。

 

ある冬、雪が大好きな妻に雪を見せたかったのですが、
暖冬のせいで雪の予測がつかず、
行き先が決まらないまま
妻の誕生日を迎えてしまいました。

 

妻と結婚してから、
妻を喜ばせることが僕の幸せなので、

なんとか喜ばせたいと思いました。

 

〜ノープランの即席旅行〜

 

そこで思いついたのがノープラン旅行。

 

「ユキイロ・ドットコム」

というWebサイトを見て、
中央道を西に向かって
雪を見つけるまで走り続けることにしました。

 

当時は比較的よく旅行に行っていたので
旅行の準備はすぐにできました。

 

2時間走っても3時間走っても、
ところどころにうっすらと雪が見えたものの、
妻を喜ばせる量の雪は見られませんでした。


 

午後から出発し、
諏訪湖SAに着いたときには夕方になっていて、

空がグレーから黒に変わり始めていました。

一日中どんよりとした空で気温が上がらず、
雪のない乾いた寒さが突き刺さります。

 

〜さて、どうしよう〜

 

諏訪湖ICから諏訪湖を見下ろしながら、
この後どうするか考え、

さらに雪を目指して先に進むことに決めました。


高速を降りて近くのファミレスに入り、
食事を取りながら
ネットブックPCで楽天トラベルを検索し、

雪がありそうな松本のビジネスホテルを予約しました。

 松本ウエルトンホテル(BBHホテルグループ)


早速、予約した松本のホテルを目指して
再び中央道に乗り、 岡谷JCTで長野自動車道に乗り換え、
北に舵を切りました。

 

松本ICを降りると
小粒の雪がパラパラしていましたが、

まだまだ道路は乾いていました。

 

無事ホテルに着いたものの、
目的の雪はありません。
さらに北を目指せば雪があるのでしょうか。



とりあえずホテルにチェックインしたあと、

このあとの作戦を考えました。



今では雪道ドライブが大好きな僕ですが、

雪道ドライブの経験がゼロだった当時の僕にとっては、

この先の未知の世界に車で行くのは危険なチャレンジです。

 

〜鉄道に乗り換えてさらに北へ〜

 

僕が思いついた作戦は、鉄道を使うことです。

 

翌朝、チェックアウトして
松本駅近くのコインパーキングに駐車し、

JR大糸線で北に向かいました。

「雪が見えたら降りよう」

 

またもや行き先を決めずに
ノープランで乗り込みましたが、

途中からワンマンカーに変わりました。


都市圏に住んでいると
こういうものは見たことがないので新鮮でした。

 

路線バスのような運賃表示版に運賃が表示されます。


 

車通勤の僕はふだん電車に乗りませんし、
地方の鉄道にも乗ったことがないので、

「電車ってこんなに高いんだ!?」

と驚きました。


いつまでたっても雪は見えてきません。

「これなら、車で来ても大丈夫だったね」



果たして、雪が見えるのとお金が尽きるのとどっちが先か。

ちょっとしたバクチです。

お金が足りなくなっても、
そんじょそこらにATMなど見当たりません。

 

さいわい、ギリギリのところで雪が見えてきました。

「次で降りよう!」

降り立った駅は信濃大町(しなのおおまち)駅。


 

しばらく街を歩き、雪で遊べるところを探しました。

妻は、雪が深く積もったところに
寝転がってはしゃいでいました。

 

wife on snow

 

しばらくそこで遊び、
妻が満足したところで駅に戻りました。

 

駅に着いて時刻表を見ると、

なんと、電車の時間まで1時間待ちではありませんか。

寒い中、1時間待つのはしんどいです。

 

駅前の「おみやげ アルプスロマン館」に入ると、

2人のおばちゃんがいました。

田舎のいい感じのおばちゃんたちです。



おやきを買って電車の話をすると、

「ここで待って暖まってればいいじゃない」

と言ってくれました。


もちろん、それを期待して行ったわけですが、

実際に言ってもらえると嬉しいものです。



ストーブのある暖かい店の中で、

温かいおばちゃん達と談笑しながら

温かいお茶と一緒に食べる黒部おやきは

格別においしかった。



5月になると信濃大町から「雪の大谷」に行く観光バスが出るから、その頃また来てください。



実際はどんなセリフだったか覚えていませんが、

地元のことばでそんな会話をしました。

旅の最後のほっこりした思い出です。

松本まで電車で帰り、車に乗って帰路に就きました。

これが僕と妻のノープラン旅行の始まりです。

 






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最終更新日  2020.08.09 17:20:12
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