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久恒啓一

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上野の東京国立博物館で開催中の「ボストン美術館 日本美術の至宝」を妻と娘と一緒に見る。
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ボストン美術館は1870年設立、1876年の独立記念日に開館。
5600点から始まった美術品は現在では45万点を数える。このうち日本美術は10万点を超える。この日本美術の蒐集には、東大教授・ボストン美術館日本美術部長・フェノロサ(1853-1908年)、日本美術品収集家・ビゲロー(1850-1926年)、岡倉天心(1863-1913年)に功績がある。
天心はボストン美術館の中国・日本美術部長として「アジアはひとつ」のスローガンのもとに、東洋の美術品の体系的な収集に力を注いだ。京都と奈良に次ぐ傑作を持つボストン美術館に、「西洋人の理解のために日本美術の歴史を示す」ために、蒐集すべき分野の特定を始める。日本は日露戦争の資金のために売られた家宝や仏教寺院にの困窮もあり、作品を得る無数の可能性があると主張し賛同を得た。

二大コレクション「吉備大臣入唐絵巻」と「平治物語絵巻」。「四天王像」。、、。
長谷川法眼等伯の龍虎図。龍は雨を呼び、虎は風を呼ぶ。
曾我蕭白「雲竜図」。酒や奇行にまつわる逸話の多い・狂人曾我蕭白に興味がある。購入したカタログを読もう。
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昼食を上野の公園の中にあるホテルオークラのレストランで3人で摂る。

東京文化会館で開催された「森美代子ソプラノリサイタル」。こちらは妻と。
多摩大の同僚の樋口裕一教授と親しいソプラノ歌手なので、大学、九段の文庫カフェなどで何度か聴いているが、コロラトゥーラはいつ聴いても素晴らしい。そして愛らしい容姿で感じがいい。
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曲目は、「世界の音楽に想いを込めて--イタリア・フランス・日本・ロシア」「日本の子守唄メドレー」「モーツアルト」「チャイコフスキー」、、、。
音大での森さんの先生の湯浅加奈子さんのピアノ、そしてテノールは同じく師事した中村健さん、この人は80代のオペラ界の大御所だ。
また、ハンドフルートの森光弘さんとピアノの臼田圭介さんのデュオも良かった。
会場の小ホールは、木とコンクリの壁でできた素敵な空間。ほぼ満杯という盛況だった。800人ほどで埋まっていた。ファンが多い。

樋口先生と感想を語り合いながら帰る。
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稀勢の里、優勝を逃す!
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学部長日誌「志塾の風」120520 |

夜、学長から電話があり、グローバル人材育成に関する方向やインターゼミのテーマの方向性などについてのアドバイスをしたのでよろしく、とのこと。










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Last updated  2013/12/17 01:54:25 PM
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