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2008.02.06
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カテゴリ:将棋
王将戦第3局
 ▲久保ー△羽生で始まった第3局は出だし久保さんが▲6八銀でどこに飛車を振るのかと思いましたが四間飛車。後手は居飛車で穴熊を目指します。先手は1筋の位を取って玉の囲いよりも金銀を動かす事を優先します。いわゆる「藤井システム」で、最近は以前よりも減りましたが四間飛車の中では有力な作戦でしょう。自分は右桂(つまり囲い側の桂)跳ねるのが嫌いなので藤井システムあんまりやりません。跳ねたくない理由は後で書きます。
△7四歩は急戦も匂わす手で、先手もこのまま居玉のままだと1筋の2手が緩手になる可能性もあるので▲4八玉と上がって急戦にも備えます。この▲4八玉を見て後手も穴熊を目指します。藤井システムの場合、居飛車穴熊に対しては1~4筋方面は戦場になる可能性があります(というか可能性が高い)。玉が5九なら戦場から遠いですが、4八に玉がいると戦場に近い分流れ弾に当たりやすいとも言えます。なので居飛車穴熊側はこの△7四歩▲4八玉の交換を入れて囲う事が最近は多い。
 △3二金は離れ駒を作らないで囲いを目指す手。△1二香だと金が浮いているのが不安材料で、この後△1一玉、△2二銀と潜ってもまだ浮き駒があって不安。先に△3二金としておけばすぐに戦いになっても金銀の連携がしっかりしているので場合によっては強く戦えるという考え方です。
△7二飛は▲5六銀と上がったので角頭が薄いと見ての一手。過去に▲中村亮ー△佐藤紳戦でも指されています。▲7八飛は「戦いの起こりそうな筋に飛車を動かす」という振り飛車の常套手段です。
 △2四歩は穴熊にするならいささか違和感を感じる一手に見えますが、囲うまでの時間稼ぎをする高等テクニックです。過去に▲森下ー△羽生戦▲谷川ー△渡辺戦などでも出て(この2局とも居飛車穴熊側が快勝)、居飛車側としてはかなり有力な作戦です。
△2四歩に先手は攻める構えでいるので▲2六歩~▲2五歩としていくわけですが、後手の△2四歩の一手に先手は2筋の歩を伸ばして2手ないし3手かかってしまうので、その間に囲ってしまおうというものです。
▲4五歩で▲2四歩とすると後手は△同角とはせずに△2二銀を急ぎます。▲2四歩の存在が怖いですが、先手はすぐに2三の地点に打ち込む駒を入手できない事、▲2四歩を取られないように守る手段がない事、から後手としては実はそれほど怖くないようです。よって△2二銀のあとは悠々△2四角~△2三歩と整備できるわけです。
2筋を触るのは先手も面白くないと見て、2筋を保留したまま▲4五歩と4筋から動きます。
▲4四歩の取り込みの後の▲6四歩も振り飛車の常套手段。突き捨てを入れておけば▲6八飛から飛車先が軽くなっている事、▲6三角と打てる事、など歩を渡すデメリットもあるもののメリットが多いので損のない一手でしょう。

 封じ手局面、指す手は▲4五銀か▲4五歩でしょう。まずこの2つ以外にありそうな手を考えます。
・▲6四飛は先手玉が穴熊のように堅く、後手玉が不安定な形ならあるかもしれないが、さすがにここでは無理筋。しかも△5六歩とされた時に玉のすぐ近くの場所を攻められるので厳しい。
・▲6七銀は先手がすでに大きな駒得をしていて受け切ってしまえばいいような局面ならあるいはあるかもしれないが、ここはそういう局面ではない。飛車先を重くした上に攻めの銀が後退するのはありえない。こう引くくらいなら投了したほうがマシ。
・▲4七銀引のほうが▲6七銀よりはマシだが、元々先手は攻める事にかなり力をいれているので玉の周りに金銀を集めても一貫性がない。その上玉自体が不安定なので固くなっていない。普通はこれもない手だが、もしこう指すなら急遽予定変更したか、よほど自信のある研究手順があるかのどちらかだろう。
・▲4五桂もありそうだが、例えば単純に△5六歩▲3三桂成△5七歩成▲同金に△3三金寄とか△3三銀上とかされてもどうか。△4五桂の筋も厳しいし二枚換えなので。
この順が後手怖いなら△4二角として▲5五銀に△4五銀もありそう。何となく「力をこめた攻め」という感じがしないので、たぶんやらない。

よって▲4五銀か▲4五歩が有力だがどちらも難しい。先手は飛車の捌きが見えるので面白そうに見えるが、△5六歩とされた時が自玉にそうとう怖い。また△4七歩の叩きや△4六桂の筋、また3筋の桂頭を狙う筋(▲3七桂を跳ねると常にこの筋がある。振り飛車側が少しくらい局面がよくてもここの歩を突かれて手にされて負ける事が多い。それが嫌で個人的に跳ねたくないのだ)もありそうで、どちらにしても激しい順になりそうな気がする。
とりあえず封じ手予想は▲4五銀で。





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最終更新日  2008.02.06 19:37:12
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