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2009.05.08
カテゴリ：将棋
名人戦 有料中継
ＮＨＫ衛星第２放送予定 朝日新聞 毎日新聞 おいらの０８年度の順位戦予想 こっそり中継あるかな？ 全国大盤解説会 動画 名人戦第３局は▲郷田△羽生で横歩取り△８五飛戦法に。王将戦第７局でも羽生名人が横歩取り△８五飛戦法を採用して勝っています。タイトル戦で現れるようになるとまたこの戦法の出現度が上がりそうですが、さてどんなもんでしょうか。 先手の構え方はいろいろあるところ（居玉のまま▲４八銀▲３七桂とする新山崎流、▲５八玉型など）ですが、▲６八玉▲３八銀型から駒組みを進めます。下手なことをすると一発で決まってしまうのが横歩取りの特徴なので、事前の研究（対策）や読みは重要になる展開です。 後手が△１九角成とした局面が封じ手。ここではいい勝負ですが、雰囲気的にはわずかに先手がペースを握っているような局面だと思います。 封じ手は▲２三歩。しばらくして▲５六馬に△同馬が新手。過去の実戦例は△４四馬でしたが、後手の馬がちょっと狭いようです。△５二玉の早逃げが先手からの攻め（３筋を狙っている）を緩和する手。このあたり羽生さんらしい柔軟な指し回しが光ります。 羽生よしか？いい勝負か？という感じで進んでましたが、終盤▲８四馬と飛車をはずして先手の上部が厚くなって先手が良くなったか？となります。が、直後△３七飛成に▲７八玉が錯覚。一気に後手が勝ちになりました。▲７八玉では▲５七桂としておけば良かったようです。どうやら後手玉に詰みがあると錯覚してしまったようです。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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