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2011.05.19
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カテゴリ:将棋
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名人戦 (将棋) - Wikipedia

羽生善治 - Wikipedia

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 ▲羽生△森内で始まった第4局は相矢倉戦。第2局では先手は藤井流矢倉の出だしでしたが、今回は王道の▲3七銀型。▲3七銀で▲6八角だと森下システムになる可能性がある。
△6四角も後手の角がよく利いて定跡の一手。
お互い玉を囲って▲4六銀▲3七桂▲3八飛型が先手の目指す形。後手の△5三銀は金銀四枚で先手の攻めを受ける狙い。
▲1六歩に△1四歩もこう受けるところ。受けないと将来▲2五桂~▲1三桂成で歩を補充されながら端に傷ができてしまう。なお先手の銀が2六に行く余地がある時は端歩は受けないほうがいい。
△8五歩では△9五歩とこちらの歩を伸ばすのもあるところ。
▲9八香は△8五歩と玉頭に圧力を掛けられたので穴熊を目指す。△9五歩型で穴熊を目指すと△9三桂~△8五桂があって穴熊にする手がマイナスになりやすい。
7三に引いた角を再度6四に出るのは▲8八銀なら△8六歩の狙い。
▲6五歩は傷になりやすいが後手の角の位置がいいので打診している。
▲2五桂で▲8八銀は△9五角と揺さぶられて▲7七金寄だと△7三桂で△6五桂が受からない。
 △3三桂は先手の攻め駒に守りの駒をぶつけて怖いが、後手もちょっと狙っている。
平凡に▲3三同桂成△同銀上▲2五桂は△同銀▲同歩△9五桂で△8七桂成~△8六桂を狙うような筋もあって先手が駒得でも結構うるさい。
▲1五歩は△3三桂で端が薄くなったところを狙っている。
▲3五歩は後手の桂頭で先手の銀の進路を作る突き捨て、▲5五歩は後手の角のラインを止める突き捨て。
3筋で銀交換の後▲7九角と奥深く引く。6八もありそうだができるだけ後手の駒から遠ざかっておきたいのと(角は遠くからにらむのがいい)、飛車の横利きの問題もありそう(将来△6九銀とかの対策)。
桂交換から△3五桂が先手の角利きを止めつつ△2七桂成や△4七桂成を見せた手。
この局面は森内九段や屋敷九段の最近の矢倉の本にも出てくるし、イメージと読みの将棋観2にもテーマ図として出てくる。
「イメージと読みの~」の中の渡辺竜王の言葉を引用すれば「先手もうまくいってないのを承知で指すのは変なんだけど、後手を持って勝ちきれないでしょ?」というのがこの局面、定跡の考え方でしょう。実際局後の感想でも両者あんまり自信がない感じなので渡辺竜王の言葉はまさにその通りという感じです。
 ここで大長考で封じ手。消費時間はこの段階で羽生名人が森内九段の倍近く使って5時間ちょっと(持ち時間9時間)。
封じ手候補は▲1四歩、▲7五歩、▲6四歩があったが一番有力そうな▲1四歩が封じ手(長考したので他の手かと思ったが)。
△4七桂成は先手の玉、あるいは囲いに近いほうに成る自然な手だが、△2七桂成もある。2七に成れば先手の飛車が縦に逃げると△1八成桂と香が取れる。
△2七桂成なら以下▲5八飛△6九銀▲6八飛△7八銀成▲同飛が一例。△6九銀が厳しくて薄くされた先手が悪いようだが、持ち駒が増えて戦力が増すのも大きい。これはこれで難解。
本譜は△4七桂成なので香を取られる心配がないので▲3六飛と縦に逃げられる。
△3五銀は先手の角利きを止めつつ飛車取り。
△8四角も飛車を狙いつつ角をさばく狙い。
飛車を渡すと△3八飛が厳しいので▲7五歩からの順も仕方がない。
入玉を目指したい後手にとっては馬ができたのは心強い。
△5三銀は森内九段らしい手厚い手だが△1四香と嫌味な歩をはずしておくのも有力だった。
ゆっくりできない先手は▲2七桂~▲1五桂で攻めを続行するよりない。
△2六銀では△4六銀も有力。▲同角△同成桂▲同飛は△3七馬が飛桂両取りで先手が困るし、本譜のように▲1五桂からの攻めも先手の飛角が止まっているので後手もだいぶ受けやすい。
 △1七歩が悪手。この手を境に先手がペースを握ります。△1七歩ではとにかく△3五歩と攻撃力の高い角の利きを止めるほうがよかった。
▲1三銀~▲2三桂成~▲2四銀成が厳しい攻め。これが案外受けづらい。△2二金は▲1三歩成△同香▲同全△3二金▲2四歩で△2二歩だと▲2九香や▲4九香(取れば▲2六飛)の筋もあってなかなか攻めが切れない。
しかも△3一玉と下段に落ちてしまったので△2六銀や4筋の成駒から遠ざかったのも後手は痛い。後手は玉を三段目、四段目に上がっていく展開にしないといけなかったのだ。
▲1三歩成~▲5四歩も厳しい攻め。
△5四同銀はいつでも▲7四歩から十字飛車狙いから飛車を切って攻める順があるので△4二銀はつらい辛抱。
▲6四歩も取れば▲7四歩から飛車を7四→6四にさばく狙い。振り飛車戦ではよくある筋だが矢倉戦でこういうさばきが出るのは珍しい。
△5四金は金が離れるのでやりたくないがつらい辛抱。
▲2三成銀は寄せを狙った手だが▲4九歩も有力。△同馬は▲2六飛なので△3七馬だが、後手の馬が7筋からそれるので▲7三と(馬がいないので△7五歩と止められない)から飛車を侵入すれば良い。
本譜は飛車も切って出るが△3三飛がしぶとい受け。後手玉が上に出てこれそうなので一瞬逆転の雰囲気が出る。
しかし飛車を取って▲2四飛と後手の玉の近くの王手でもないところに打つのが不思議な手で受けづらい。3四の地点を受けたいが△2三銀は▲3四歩△同銀▲4二銀がある。
本譜△3四金も▲4二銀から攻めがつながる格好。
後手玉を上部に出して不安なようだが後手玉は端にいるので狭い。
また▲3五飛成△同馬▲同角で守りの馬が消えるのも大きい。先手玉は手つかずなので攻めが続けば駒はいくら渡しても問題ない。
△3六飛は角取りだが▲4三角が厳しい。
△3五飛に▲2六金が飛車取り&上部を押さえる手。
▲1五歩で後手投了。△同飛なら▲1六歩と拠点をしっかり作っておけばいいし、金の入手もあり切れる心配はない。先手玉は全く寄らない形ですからね。

 羽生名人。細い攻めをつなげる「らしい」将棋をようやく見せて1勝目。
次は後手番で正念場ですが、ここを勝つと6局目がまた先手番なのでわからなくなります。
まだ森内九段大きく有利ですが、次勝てないと怪しい事になるかもしれない。








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最終更新日  2011.05.19 06:12:19
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