減っている…
今朝のこと。ダンナがなにげに内視鏡でツバメの巣を覗いて一言。「タマゴが2個しかないぞ!」ええー、そんなバカな。ちゃんと5個産んでいたはずじゃないの、と親鳥がいない隙に私も覗いてみたらビックリ、確かに2個しか見えません。なんでだろう、下に落ちた形跡もないし変だなあ、と仮説を立ててみることにしました。(仮説その1)外から見えないよう、巣材をかぶせて巣の奥のほうに隠してある。(反論)巣は奥まで巣材がぎっしり詰まっていて、奥にタマゴを隠すスペースはない。(仮説その2)夜中にネコやヘビに取られた。(反論)確かにネコはそこら辺をうろついているが、巣を壊さずタマゴだけを取れるとは思えない。ヘビは…さすがにこの辺で見かけたことがない。そこまで田舎じゃないと思うのだが、これが一番核心をついているか!?(^^ゞ(仮説その3)抱卵時に親が誤って割ってしまった。(反論)野生動物がそんなマヌケな振る舞いをするだろうか。仮に割れたとして、殻や中身などの残骸が残っていない。どの仮説も決め手がないまま、気をつけて観察を続けていたら親鳥の動きがなんだかおかしい。雄と雌がかわるがわる何度も巣を出入りしていたり、電線でバタバタ交尾もしているみたい。抱卵に入ってんのにするかあ?かと思えば雄が猛然とダッシュして、近くにいたスズメを追っ払ってみたり。極めつけ、たぶん雌でしょうが、巣の奥まで頭を突っ込んでなにやらごそごそアヤシイ動きをしています。飛び立ったすきにまた覗いてみたら、なんと!また1個減ってタマゴは1個しかありません。ということはヘビやネコに襲われたわけでもなく、ツバメ自身がタマゴをどうにかしてたのか~!?これは新たな仮説を立てねば。(仮説その4)この巣は危険だと思った親がタマゴをどこか別の場所に移動させている。(反論)飛び立った時にタマゴをくわえるなり、つかむなりして運んでいた様には見えなかった。だいいち、あの大きさのタマゴを運べるのか?(仮説その5)この巣は危険だと思った親が抱卵を放棄して食べてしまった。殻だけどこか外に捨てた。(反論)…考えたくないけど、これが一番理にかなってるかも…(T_T)その後、近くの電線にいることはいるんだけど、抱卵はどうやら中止してしまった模様。1個だけ残ったタマゴが哀れ…(涙)(仮説その6)タマゴが実は無精卵だったと気づいた親が抱卵を中止した。(反論)暖め始めてまだ1週間もたたないのに、タマゴが育たないとわかるものだろうか。(仮説その…)もうええっちゅーねん。シロウトがいくら考えてもわからんちゅーねん。でも、なんらかの理由で抱卵を放棄したことだけは事実のようです。認めたくないけど。その理由がなんなのかはツバメに聞かないとわかりませんが、私たちが気にしすぎたせいだったら申し訳ないなあ。(T_T)あ、そういえば昨夜地震があったぞ。(仮説その7)近いうちに関東で大地震が来るのを予知して、この巣は危ないと思った。これが原因だったら怖いぞ!(反論)妄想?(^^ゞこのままこの巣も放棄してしまうのか、新たにタマゴを産み始めるのかは今後の観察次第でおいおいわかることでしょう。とりあえずは今晩、夫婦が巣に居つくかだな。昨夜まではちゃんと巣を守るように寄り添っていたのにねえ…一体、何が起こったんでしょう。※写真は在りし日のタマゴたち。日曜日にこの写真を撮った時点ではちゃんと5個あったのに…(泣)