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カテゴリ:教育問題
町田の女子高生殺人事件をテレビで見て、皆さまも感じたと思うのですが、団地に住む多くの人が、夕方のドタンバタンと言う騒動を聞いていたのに、誰も警察に通報しなかったそうで、私は都会に住む日本人の冷たい性にゾッとしました。
その直ぐ下の階に住むお爺さんがテレビの前で語っていた。「上の階で、キャーとかドタンバタンと音がし、騒動を聞いたけど、親子喧嘩と思った」とそのお爺さんは言っていました。と言う事は、自分の上の階は母と娘の家庭だと知っていたのですよね。 母と娘が、ドタンバタンと暴れて喧嘩するでしょうか。(今ならありうるかな?)私はそのお爺さんを糾弾したいと、横にいた女房に言ったものでした。どうして階段を上がって、ドアと叩いて、確認しないのか、私より年上のお爺さんなのに、誰でも都会に住むと日本人は性格がおかしくなるのだろうか。 確かに、自分が関わるのは、イヤだと言う気持は理解します。だけど、それなら警察に連絡するべきでは無いでしょうか。110番に電話すれば簡単な事です。 翌朝、運転手の母親が帰宅して初めて、事件が判明したなんて……。冷たいね、都会の人は。皆、どうしてそんなに他人のことに関わりたくないのでしょうか。見て見ぬふりをするのでしょうか。 誰も一人では生きては行けないのです。人間はお互いが関わり合い、助け合って生きていることをもっと自覚しなければならないと思いませんか。孤島でのロビンソクルーソーの生活が理想でしょうか。そんな社会が理想の社会ではないと、誰も解っている筈です。 心理学的には「傍観者効果」と言うようで、或る事件を多くの人が見ていれば、それだけみんな無関心になってしまうようです。「私が関わらなくても、これだけ多くの人が見たのだから……」という心理状態だそうです。 困った「傍観者効果」だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.14 19:55:27
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