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2006.12.04
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カテゴリ:生活
 

 最近(11月だが)、女房は毎日嬉々として、ミカンの収穫をしている。そして私に「ミカンの注文ない?」と何時も聞く。また私に来た郵便は勝手に開封して、ミカンの注文が来ているかを調べる。今までは私に来た封書を勝手には開封しなかったものである。

 女房がミカンの世話を再開しても、ミカンの注文は一人新聞の読者からの注文しか無いのだから、送るに送れないので、注文を早く知りたいのである。

パソコンで来た注文は、女房はパソコンの開け方を知らないから、私に注文の有無を毎日聞くのであった。注文があると、次ぎの日は喜んで、ミカン山に1輪車を押し上げて、収穫して下ろして来る。

 そして11月末、一人新聞の読者で或る会社の会長から、20ケースの追加の注文が来た。この注文で山のミカンは全部収穫できる量であった。そうなると、居ても立っても居れないのか、「さあ、朝が早く来ないかなア」と寝床に着いた。まるで子供のようなものである。明日が待ちどうしいと言う生活は大人になるとナカナカ無いもので、羨ましかった。

 女房の気持ちを代弁すると、実はミカンは毎晩ハクビシンや狸に食べられ、昼は烏に食べられる。だから一刻も早く収穫したいのに、注文が無いと、収穫しても二人では食べきれず、イライラして収穫を待っている状態なのである。まあ今年のミカンの収穫も12月1日に全て終わってしまった。

 そんな11月であったが、11月の終わり頃、三女からの連絡で、三女の亭主の妹が、クイズで240万円もするニッサンの車を当てたと聞いた。その後は女房の夜の生活が一変した。

 つまり、それまではテレビの前に座って、見ていたのに、クイズ専門の本を買って来て、その解答を書き始めたのである。何時もなら寝ている時刻にも、起きてクイズの本を読んで、色々書き込むようになった。

 まあ、することがあるのは良いが、クイズなど当る筈も無いのに、努力するものである。

 





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Last updated  2006.12.04 18:54:17
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