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カテゴリ:生活
蜜蜂の巣は蝋で出来ている。しかし100%蝋ではないようだ。数年前、巣虫の湧いた巣をフライパンに入れて熱して蝋を取ろうとしたが、何か繊維質のモノが黒く焼け焦げ、変な蝋にしか成らなかった。
其処で、今回は別の方法を試してみた。昔、近所の蜂の師匠の自宅で見かけたのだが、再利用の出来ない巣を箱に入れ、上からガラスを被せ、太陽の熱で溶かしていたのである。 その後、どのようにして蝋を採取するのかは聞いていないまま、亡くなってしまった。其処で私も再利用できない巣を赤いプラスティックの容器に入れ、外に出し、上からガラスを乗せ、太陽に向けたのである。 ガラスを被せると恐らく太陽の熱で60度以上になると思われ、巣が溶けだした。そして溶液になった蝋をコップに注いだ。純粋な蜜蝋である。 また赤い容器には黒い巣のカスが沢山出たが、これは何だろうか?この採取した蝋は蜂の匂いがプンプンしており、新しい箱に塗り付ける事で、新しい蜂が入って呉れる確率が上がるのである。 コップの中の黄色いのが、純粋な蝋である。このコップを湯に漬けると、蝋の周りが解けるのでスポンと抜けると思う。赤いボールの中の黒いのが熱で溶けないカスだが、この下にもたくさんの蝋が溜まっている。太陽の温度で、蝋が解ける温度らしいが、ガラスを除くと温度が下がり固まるので、コップに注ぎこむのは以外と面倒な作業である。注ぎ込んでいる間に固まってしまうのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.10 08:12:00
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