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カテゴリ:教育問題
4回目の裁判の判決で、学校の責任と判決が出たが、私にはどうもスッキリしない。もう一度学校は控訴して欲しい。 最初の高知地裁と、次の高松高裁では自然災害であり、学校の責任は無いと出たが、最高裁で差し戻し判決となり、今回はその高松高裁での差し戻し審の判決なのである。 誰だって、本人が可哀そうだと思う。私も本人が可哀そうと思う。その可哀そうという気持ちが社会的に全面に踊り出てしまって、私のように、これは天災事故だと言えない状況が出来上がり、地元高知では、マスコミがどんどんその点を強調して報道するから、誰もそれが当然という気持ちになっていた。 私のように大半の日本人が感じていることを言えない状況をマスコミが作りだしたのである。 この意見は原稿にしないつもりだったが、21日のDIYのマルニでの木工塾を開いていた時、たまたま遠くでロゴロゴと雷鳴がした。もしこの駐車場に雷でも落ちたら、私の責任になるのだろうか。 其処で、生徒達に、サッカーでの落雷事故の件を聞いたら「雷は天災事故であり、皆そう思っているが、本人が可哀そうだから言えないだけ」と言ったので、この原稿を書いている。 3億円も学校が払えとの判決だが、どうなるのだろう。これで本人は死ぬまでお金には困らないが、その学校は小さな私立学校なのである。このお金を、これから入学する生徒の家族が払うのである。 学校が公立なら、ある程度は納得する。税金というモノは、金持ちから累進課税で多く取り上げ、困った人に分配する意味があるかだ。つまり、社会の山を削って谷を埋める意味が税金には含まれているからである。だけど土佐高校は私立学校で、しかも自然災害なのに3億円も、どうも私には納得できない。 スポーツが委縮するのは当然であり、これからは野外では何も出来なくなる。可哀そうと、責任とは別だと思う。 やはり裁判官は偏っている人が多いようだ。一般常識が欠けているのではなかろうか。抽選で当たった一般国民が裁判をする裁判員制度が正しいように思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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