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カテゴリ:生活
先日、我が家のボートのペンキを塗り直した。本来なら6月に塗る予定だったが、五十肩で、痛くて右腕が上がらず、五十肩がある程度治るのを待っていたのである。やっと何とか船底のペンキ塗りも出来る肩になったので、ペンキ塗りをしたのだ。 何時もの事だが、重い船を陸上に持ち上げるのが大変だから、マリーナに行き、其処で2500円を払って、リフトで持ち上げて貰い、船台に乗せて貰い、ペンキを塗るのだ。 そのペンキを塗っている時、若い女性が、ウエットスーツに着替え、ウエークボードを持って、私がペンキを塗るのを見ていた。その内に何処かの若い男性が現れ、ボートをリフトで下ろして2人で海に出た。1~2時間して、その2人が帰って来た。 そのボートを持ち上げ、その後始末をしている時の2人の会話を聞いて、異様に感じたのである。男の声が、御客に対する話し方なのであった。私は二人が付き合っている間柄と思っていたのだが、どうもそんな間柄では無いようだ。不思議なウエークボード仲間だと感じたものであった。 そして、私のボートのペンキ塗りが終えてから、乾燥するまで、少々時間もあり、マリーナの従業員と雑談をするようになったが、其処で、私の疑問が判明した。 つまり、そのマリーナにはウエークボードを商売にしている人が居るそうだ。ウエークボードは一人ではどうにもならず、どうしてもボートの運転と滑る2名が居ないと成り立たないスポーツである。 自分で船を買っても、その維持費が高く、しかも友人か誰か、自分以外の人が居ないと出来ないスポーツなのである。 だからその会社に申し込めば、時間幾らで、引っ張って呉れるそうで、成るほど、面白い商売だと思った。その方がウエークボード愛好者も安いコストで楽しめる。 その上、驚くべきことも聞いた。私が「ボートはそれほど大きくないのに、どうして150馬力のエンジンを積んでいるのか?」と聞くと、ウエークボードは引っ張る船が作る波を利用してジャンプするから、大きな波を作る為に船倉にタンクがあり、スイッチ1つで海水を1トンぐらい入れ、船を重くして、大きな波を作るのだそうだ。 成るほど、道理で、船体以上のエンジンを積んでいるのである。海水を船に入れ、重くして走るとは知らなかった。蛇の道は蛇というが、色々考えるものである。それにしても、ワザワザ船を重くして、ガソリンを大量消費するスポーツもあるのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.15 06:59:28
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