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カテゴリ:生活
6月20日は、部落の出役であった。「出役」を知らない人も居るかもしれないが、道の路肩の草刈り等の作業等を、皆で共同でする事である。 私は丁度その日は、木工塾があるので、その前の金曜日に一人で或る程度の長さの路肩を部落から山の上の県道に向けて、下から刈り上げた。丁度A氏も日曜に用事があるのか、木曜日に上の県道から部落に向かって上から刈り降りて来た。 まあ、それで、日曜に用事のある人の責任は果たしたのである。所が、当日、雨がポロポロと降るではないか。木工塾の開催場所まで行ったが、雨ではどうにも成らず、部落に帰った所、道では、部落の者が大勢で草刈りをしていた。 不味い所に帰ったものだと思ったが、皆の横をそのまま通りぬけて、自宅に着いた。所が、部落長が遣ってきて「道の横の木まで伐採しているので、出役が、午前中に終わらない。昼から出て呉れないか」と言う。言われたら嫌とは言えず、顔では機嫌良く「了解!」とは言ったものの、実は頭に来ていた。 道の横の太い木まで伐採する必要が無いと思っているからであるし、自分の責任は果たし終えたと思っていたからである。だけど、昼からも作業があるなら、精神的には少々悩んでいた。 だけど部落長にそう言われた以上当然出なけれならず、昼ごはんを終えてから、準備して出役に出た。 作業をしていると、A氏が1時30分頃に帰って来た。当然部落長が、私と同じようにA氏を呼び出すものと思っていたのに、呼ばないのであった。多分部落長はA氏が帰ったのを知らなかったのだろうが、これはフザケテいる。 それとなくジンワリと文句をいうべきか、黙って我慢をするべきか、迷っている。良く考えると、和を大切にする日本人は、言わない人が多く、個人の平等というか、自己主張をする今の風潮と言うか、西欧の常識では、不満を言うのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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