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カテゴリ:生活
25,26日と久しぶりに恵みの雨が降ってくれたが、それまでの日照りは酷いもので、もう40日以上雨が無かった。 其処で、ホースでミカン山まで水を持ち上げ、タライに水を貯め、その水をバケツに汲んで、近くのミカンに1本1本水を掛けて行くのだが、水道ポンプの水圧が3気圧しか無いから、30メーターしか持ち上げが出来ないので、ミカン山の下の方にしか水は登らない。 だからミカン山の下の方しか、水遣りは出来なかった。そして数日前、女房がミカンの水を遣っていたそうだ。女房が水を運ぶ途中で足を取られ、ひっくり返ったそうだ。 そしてバケツの水をこぼした時、音羽信子の映画「裸の島」を思い出したそうで、「お父さんに殴られる」と瞬間、思ったようだ。私がそんな事をする筈ないのだけど、一瞬そう思ったそうだ。 あの「裸の島」は一言もセリフの無い映画で、音は音楽だけだったように思う。知らない人も居るだろうから、言うが、瀬戸内海の水も無い小さな島で、小船で隣の島から水を運んで、農作業をする映画だった。 この炎天下で、ミカンが可愛そうだからと、水を遣り始めると、女房はどうも「裸の島」を思い出すようだ。まあ、それに似た作業をしている毎日であった。 この「裸の島」は結構面白い映画だから、見ていない人は見たら良いと思う。殿山泰司と音羽信子主演で、レンタル店に行けば間違いなく有ると思います。30年も40年も前に見た映画なのに、未だに記憶に残っているのだから、良い映画なのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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