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カテゴリ:教育問題
この問題は、前にも言ったが、これだけ交通機関が発達して、地球が狭く成り、大勢の人々が、世界各地に行くようになると、教育制度は、世界の大勢に制度を合わせないと、今後の大きなデメリットとなる。その中でも最大の問題は入学や卒業時期だ。 欧米も中国も、世界の殆どが9月入学だから、日本もそれに合わすのが、合理的なのだが、最近ある雑誌で、その問題を言及したモノがあった。 それを読んで驚いたのは、入学時期を変えるとなると最早でも20年掛かるそうだ。明治始めは、9月だったのに、国民皆兵制だったから、軍隊に合わす為に30年も掛けて、4月入学に切り替えたそうだ。無意味な事を遣ったものだ。 だから、9月に変えるなら、最短でも20年掛かると書いていたから、驚いた。理由は今のクラスを変更すると、同じ学年が半分に割れる。 9月までに生まれた子供が上の学年になり、9月以後に生まれた子が下の学年になり、授業の半分はダブった授業となり、残り半分の児童はその期間の授業が無く成るからだ。 だから変更するなら最初に、4月から9月生まれの変則小学校1年生クラスを作り、その特殊な学年が大学卒業まで、つまり20年経過しないと、完了しないそうだ。良く考えるとその通りだ。簡単に変更できると思っていた私が馬鹿だったのだ。 だけど、それほど面倒でも、9月入学に変えねばならない。なのに、この意見が国民から、全くと言って良いぐらい湧き出ない。そう感じない国民が殆どだと言う事だ。これは非常に大きなマイナス制度で、大問題という認識が無いようだ。 留学するにも、留学生を受け入れるにも、6か月のロスが出るし、優秀な教授を招請するにも、時間のロスが出るから、他国に負け、優秀な教授を招けない。 其処で、私の勝手気ままな案だが、既存のクラス替えをしないで、1年を13か月にして、伸ばして行くか、又は1年を11か月に短縮し、行く案だ。1年が1か月ぐらい伸びても、縮んでも、良いのではなかろうか。 変則的だが、それなら6年間で9月に変更出来る。まあ、実際に完全に完了するのは20年かかるが、7年目からは、変更なしで運営できる。 学級編成も、その6年間の子供は、大学卒まで、13か月か、又は11か月のクラスのままとなるが、6年間で、9月入学に出来る。この案は如何だろうか。 だけど、やはり4月から9月までの変則的新一年生クラスを作るのが、最良か?だけど20年間も、卒業式を年2回も遣らねばならないのも面倒だね。 まあ、想像できるのは、其処までしなくても4月入学で良いではないかと言う、意見だろうと思う。日本は殆どの天然資源は無い。有るのは人力だけだ。 だから外国と切磋琢磨して、国民の能力を伸ばす以外に生きて行けないのだ。要は危機意識を持った、前向きの考えが、国民に無いのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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