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カテゴリ:生活
大抵の人が知って居るエルニーニョ現象だが、天気予報で聞いた事はあっても、何故そうなるのかの理由を殆どの人が知らないのではなかろうか。 エルニーニョ現象は貿易風(太平洋の赤道付近に吹く東風)が年に寄って、強く吹いたり、少ししか吹かなかったりの差で発生する現象なのだそうだ。 つまり、表層の海水は貿易風で西に吹き寄せられ、インドネシアの方向に流されて行く。そうなるとペルー沖の水が少なくなるから、その後に、南極から南アメリカに沿って、つまりチリの海岸に沿って、南極からの冷たい海水が流れ込み、異常高温とか異常低温になる事で、発生する気象現象で、これが、日本の気候に大きく影響している。 つまり、貿易風が弱い年は、ペルー沖の暖かい海水が沢山は流されず、大半がそのまま残るので、これをエルニーニョ現象と言う。 逆に貿易風が強い年は、暖かい表層海水がインドネシアの方に流され、ペルー沖には南極から冷たい海水が流れ込み、ラニーニャ現象となる。 エルニーニョもラニーニャも男の子と女の子の名前で、太郎と花子と同じです。要はペルー沖がエルニーニョで異常高温になると、日本の気候に大きく関係するようだ。 結局は、赤道付近の貿易風が、強い年と弱い年の差で、日本の気候が、変わると言う現象です。気候は全てそうなった原因があるようで、面白いですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.12.26 05:46:58
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