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2017.06.05
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カテゴリ:生活

 

 4日の朝10時頃、軽トラが遣って来た。それは近所のお爺さんで「鴨の雛が居た」と言って、手で握った鴨の子を見せ、「飼うかよ?」と言った。

我が家の女房は大の動物好きで、前から鴨が欲しいと言っていたから、有頂天になって大喜びで、鴨を貰った。

 そして紙の箱に入れて、世話する様にしたのだが、20分もしない内に、マルル(犬)が自分の玩具と思ったのだろう、雛を殺してしまった。

 まあ、女房の落胆は凄まじかった。大声で叱られたマルルは、驚いて私の机の下に逃げ込んでしまった。鴨は可愛そうに、人間に捕まって僅か20分しか生きられなかった。

 それから、持って来て呉れたお爺さんが見つけた所に、別の雛が居ないだろうかと、女房は探しに行ったが、新しく発見するのは無理だった。

所が、雛を呉れた人の妹さんも見つけて居たようで、自分で飼いたいと思ったそうだが、自分の家には猫が居るから、飼うのを諦め、兄に聞くと我が家に渡したと聞いたので、持って来て呉れた。

 その叔母さんの話に寄ると、7羽もの鴨の雛が居たそうだが、猫と、空からは野鳥が狙っていたそうで、もう殆ど食べられたのではなかろうかと、言っていた。

 鴨の母親が折角孵化したものの、自然とは過酷なモノで、他の動物に発見されたら、どうしょうも無いのだ。

 その2羽目の鴨雛が来た事で、女房の落胆も、ある程度落ち着いた。今度は、絶対にマルルに遣られない様に用心をしないとならないが、だけど、こんな小動物は、簡単に死ぬので、育つかどうかは、全く分からない。

 それにしても、我が家にまた1羽、ペットが増えた。名前は「カコニ」としたそうだ。

 何故なら我が家には、女房が卵を体温と電気毛布で温めて、孵化した鴨が居る。もう17年目になり、目も見えない婆さん鴨だ。その鴨の名前が「カコ」だから、その2番目という事で、カコ2であり、それでカコニにしたそうだ。

 2番目の雛は結構元気で、餌も良く食べるから、育つ可能性は高い。旨く育って呉れると良いのだが。



 マルルに遊ばれて、死んでしまった鴨。可愛そうに。



  2度目に貰った雛です。



 まだ、少々寒いし、母親のぬくもりが無いから、胸ポケットに入れている。これなら女房の体温があるので、暖かいだろう。






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Last updated  2017.06.05 06:24:26
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