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カテゴリ:生活
今年の芥川賞の高橋弘希作「送り火」を読んだが、私には読めない漢字が一杯出て来た。作家は若い女性だ。 まあ、人それぞれの能力しか無いのだが、読めない漢字がドンドン出て来ると、何と読むのだろうと考えなければ為らず、気分は余り良くない。 どうして、こんなに誰もが読むのに困る様な漢字をドンドン入れるのだろうか?理由が分からない。 恐らくパソコンの発達で、仮名で打ち込んで、転換を入れると、幾らでも漢字は出て来るから、それで余り使わない漢字が増えたのだろと推測する。 余りにも読めない漢字が多いから、1ページだけ、選び出して見た。 「泥濘」が出た。これは読めるがデイネイとは生活に使う言葉では無いけど。 「撓」だが、前後の文章から、何となくタワワと読めたが、難しい漢字だ。たわわに実ったお米と、どうして書けないの? 「覘」だが、これも送りかなから読めるが、どうして「のぞかせた」と仮名を入れないのだろうか。 「啜」も面倒だ。そうめんを啜ったと書いていたから、読めない事は無いが、普通は使わない難しい漢字だ。 これが僅か1ページに有ったのだ。どうもこの作者は私の常識とは違うようで、難しい漢字を使う程、良い文章なのだと思っているのかも知れない。 言葉とは、相手が理解できるから、言葉なのだが、そして少々難しい言葉を入れるのは、勉強になるが、頻繁に入れられると、嫌になる。 難しい読み方の漢字を書く時は、フリガナを入れるか、又は別の言葉にするのが、良いと思うが、この作者は、敢て難しい漢字をドンドン使っていた。 やはり新聞に出ない漢字を使う場合はフリガナを入れるべきと思う。まあパソコンの発達で、ドンドンと変わった漢字も簡単に使われるが、良いのか悪いのか、どうなのだろうね。 結局、もう少しで終わるのに、嫌になって、最後まで読まずに諦めた。自分の浅学菲才を認めた様なブログとなったが、、、、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.08.29 12:01:56
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