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カテゴリ:生活
私は讃岐(香川県)生まれなので、小学校の時に「讃岐3白」と言うのを習った様に思う。つまり讃岐の主要な産物だったのです。それは綿花とお塩とお砂糖です。 昔は海岸に広い塩田が広がって居た。その後、流下式塩田となり、竹ぼうきを吊るした様な高い柵が塩田に並んでいて、その上から海水を落としてと言うか、流して、早く海水を乾燥させたものだったが、丁度、私が高松商業に通っていた頃にイオン交換法に変わった様に思う。 綿花は、当然ながらもう海外に駆逐され栽培されていない。 そして3番目の砂糖だが、娘家族が香川県に住んでいるから、10、11日と、遊びに行った。 11日の朝、暇だから、娘の家の周囲を1時間程散歩した。そしたら、結構砂糖キビが今でも栽培されているのが分かった。 私が子供の頃は、アッチコッチで沢山の砂糖キビが栽培されていたが、今でも砂糖キビが結構復活したようだ。 そして今では、普通の砂糖を作ったのでは競争力が無いから、和三盆(又は和三宝)と言う高級な砂糖の和菓子が産業と成っているようだ。 砂糖キビを絞って、その汁を煮詰めると、濃茶色の砂糖が出来る。それに圧力を掛けて、茶色の糖蜜を除くと白い砂糖になるそうだ。 だけど普通の砂糖では、輸入された砂糖や、北海道の砂糖ダイコンからの砂糖にコストで負けてしまったようだが、その砂糖を更に加工して、美味しい砂糖の菓子に仕上げ、付加価値を付けたのが、和三盆である。 これなら生活の質が高くなった今では、丁度人々の嗜好に合うそうで、高く売れるようで、今では先ず先ずの産業として成り立っているようで、和三盆の新しい工場も出来ていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.11.13 11:46:19
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