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カテゴリ:生活
3月23日に3羽の雛が孵化した。女房はその3羽を大切に世話していた。親が孵化したのでなく、電気の簡易孵化器で温めたから、孵化後は如何に室温度を調整し、餌や水を与えるかである。 女房は、ヒヨコを発泡スチロールに入れて、湯を入れたペットボトルをタオルで巻いて、発泡スチロール入れて、温度を調整していた。 24日昼過ぎだった。女房が「大変だ。温度が高過ぎて、ヒヨコが死にそうだ」と叫びながら私の部屋に飛び込んで来た。見ると手の中に3羽の濡れた雛が居る。ヒヨコは力無く、グタっとして殆ど動かない。 その日は、寒かったからペットボトル2本に湯を入れて、庭の草取りをしていたそうだ。草取りが終わってから発泡スチロールを開けて、中を見ると、温度が40度にも成っていて、ヒヨコが死にそうになっていたから、直ぐに体温を下げる為、水で毛を濡らしたそうだ。そして私の部屋に飛び込んだのだ。 まだ生きているが、力は無い。小さな命なので、多分死ぬだろうと思った。それから、ドライヤーで温めたり、冷ましたり。 暑いのか寒いのか、どっちなのか分からない。 女房は体を震わせて嘆きながら、世話をするのだが、その内に1羽が少々元気になったが、1羽が益々弱くなった。 何をどうして良いのか分からない。 そして、女房は3羽を自分の手で握って温めながら、炬燵に入った。数時間すると、嬉しい事に段々と元気になった。その夕方には3羽共に生き返った。ホットした。 女房の嘆き悲しみは異常だったから、もう鶏の孵化はして欲しくない。小さな命だから、一寸のミスで直ぐに死んでしまう。 生き返った3羽です。 赤いスポンジに水を含ませて、水を飲ませています。右の白いのが発泡スチロールに湯を入れ、30度前後にしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.03.27 06:32:08
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