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カテゴリ:生活
或る市長が講演の挨拶で「挨拶とスカートは短い方が良い」と言ったそうです。この話だが昔は誰もが良く聞いたフレーズでしたよね。 所がその市長は女性に対する偏見だと社会からの総スカンを受け、市長を辞職させられたそうです。 このニュースを聞いて、皆様はどう感じますか?良い社会に成ったのか、難しい悪い社会になったのか、私には悪い社会ではなかろうかと感じました。それぐらい笑ってやり過ごす心の余裕が欲しいよね。 其処で色々考えると、大きく社会が変化したのはタバコに関する対処がありますね。昔は汽車の中にも座席横に灰皿があった。つまり車内で自由にプカプカとタバコを吸えたのです。 所が最近聞いて驚いたのは、エレベーターに乗れる人はタバコを吸ってから45分後と決めたビルがあるそうです。 タバコが嫌いな同乗者の気分が悪いから決めたのだろうけど、そうなるとタバコを吸っている人はそのビルでは働けませんよね。そこまで厳しく言うのが良い社会なのでしょうか。 この正月に発生した能登地震だが、行方不明者の氏名は県が「家族の同意無しでも原則公表」と言う基準を決めたから、公表が実現し、捜索に貢献したが、死亡者の氏名は家族の同意が無いと、今でも発表しておりません。 昔はこんな基準は全く無かったですよね。震災の死亡者も公表した方が良い場合も多々あると思う。 そして労働時間も大きく変わった。昔は何処でも8時間労働は基準にはあったが、殆ど10時間位は働いて居た。休みも正月と盆しか無かったが、その内に日曜は休む様になった。今では長く働く企業は「ブラック企業」と名指しされ、糾弾される。 まあそんな事からここ30年、日本のGDPは伸びなかったが、「ブラック企業」と非難され、短時間労働に成ったのも一つの原因だろうと思う。 また大きく変わったのは便所ではなかろうか。昔は和式のポットン便所しか無かった。それが今では、水洗便所しかない。つまり沢山の水を使用する。だから大きな震災を受け避難したら、先ず便所で困る。 昔なら便所など、和式だから水はそれ程必要無い。そしてそんな昔の和式便所は臭いし恥ずかしと言うから、困ったものになった。 何事も偏見で見るのは悪いですが、時代と共に社会の基準が変化するから、何が悪いのかは社会情勢で結構変化して行く。 まあ色々な些細な事でも、それを重要と感じる人が自分の意思を表現できる時代に成ったのだから良いのかな、とも思う。そしてそんな些細なことを「言葉狩り」で糾弾出来る良い時代に成ったのでしょうね。 そう言えば、最近麻生副総理が、上川外相の能力や容姿の件を褒めて言ったらしいが、逆に取られ、糾弾されている。これも言葉狩りの被害だと感じる。 特に人権とか弱者とかに対しては、社会の動きが厳しく成っている様ですが、昔の方が住み易い感もする時がありますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.02.08 13:06:04
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