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テーマ:海外旅行(7095)
カテゴリ:海外旅行
米紙によれば、コダックが破産法の適用を申請する動きがあるそうです。 アメリカの破産法適用は、日本と違い、会社の借金をチャラにして再スタートを切らせる意味合いが強いと思うので、即倒産というわけではないと思いますが。 このニュースを聞いて、2006年に、タイ南部の都市、ナラティワートでの光景を思い出しました。 → 当時の旅日記 当時、ナラティワートの前の旅先、マレーシアのペルヘンティアン(Perhentian )島で、カメラを海に浸けてしまったため、 せっかくのマレーシア・タイ国境越え(しかも、地球の歩き方に載っていないルート)も写真なしで済ます羽目になっていました。 そこで、ナラティワートの街角で、富士フィルムとコダックのお店が並んでいるのを発見した時は、喜び勇んでしまいました。 まず、日本人として、富士フィルムのカメラショップに入ってみました。 しかし、店内は薄暗く、棚もがらんとしていて、まるで活気がありません。 店主も暗い顔・・・ レンズ付きフィルム(写るんです)が意外と高かったこともあり、隣のコダックのカメラショップに行ってみました。 驚きました。 店内はとても明るく、お客さんも大勢。 笑顔でいっぱいの店員が話しかけてきました。 あまりの陽気ぶりに、こちらの気分もよくなってきました。 そのコダックのお店で、レンズ付きフィルムを数本買ってしまいました。 少なくとも、タイのナラティワートのカメラショップという極めて限定的な局地戦では、圧倒的にコダックが優勢でした。 この差が、2人の店主の才覚というミクロな差なのか、富士フィルムとコダックのマーケティングのマクロな差なのか、判断がつきかねました。 そうした思い出があるので、今回のコダックの経営危機は感慨深いものがあります。 富士フィルムは企業買収戦略も進めているようで、順調とのこと。 コダックは、再び強敵となって復活するでしょうが、頑張れ! 富士フィルム!
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