カテゴリ:保険、生活
▽時の話題「タンポポとクローン」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ いよいよ春本番!花々が一斉に咲き始めるこの季節に、タンポポに 関する話題を取り上げてみました。 ●タンポポには大きく分けて日本タンポポと西洋タンポポがある ことをご存知ですか?いずれも、種子が綿毛とともに飛んでいく 点では同じですが、その種子の内容が全く異なります。 西洋タンポポの種子は親のクローンなのです。普通、染色体の数 は偶数組であり、父母それぞれが偶数組を半分として(減数分裂) 提供し合い、それらが組み合わさって生殖細胞が作られます。 例えば、染色体が2組(2倍体)の場合で、父がA+B、母が C+Dの場合は、父の染色体がAとBに、母の染色体がCとDの 2つに分かれ、それぞれが組み合わさってA+CとかA+Dなどの 生殖細胞が作られるわけです。 しかし、西洋タンポポは染色体が3組(3倍体)であり、2つに 分かれること(減数分裂)が出来ないため、生殖細胞が作れず、 有性生殖が出来ません。そこで、受粉せずにクローンの種子を 作るのです。 ちなみに、日本タンポポは二倍体か四倍体で、有性生殖を行い ます。すなわち受粉した上で種子を作るわけです。 ●なお、お花見の代名詞でもあるソメイヨシノも、種で増える ケースは殆ど無く、接ぎ木や挿し木で人工的に増やすクローン植物 なのです。ほぼ一斉に開花して、私たちの目を楽しませてくれるの は、どの木も同じ遺伝子を持っているからなのです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽クローンと寿命の関係 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ クローンという言葉からは、クローン人間や寿命との関係などが 連想されます。 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ●クローン人間は、倫理的な問題はさておき、技術的には可能と言わ れています。クローン技術を用いると、親と子は殆ど同じ遺伝的特徴 を持つこととなり、外見的にも酷似することとなります。一方で、 その寿命については、「クローン動物の寿命は短いのではないか」と 言われております。これは、クローンに使用する細胞が既に一定年齢 になっており、それが成長や老化に及ぼす影響がまだ不明であること からきております。 ●ちなみに、クローン植物であるソメイヨシノは、成長は早いですが 寿命が短く、50歳を過ぎると衰えが目立つことが多くなります。 ●なお、クローン技術は、移植用臓器など医療への応用も含め、様々 な分野での応用が可能と言われております。これが実現すると、人間 の寿命は大きく延びる可能性もあります。 ●以上の通り、クローン技術の応用が寿命に与える影響は非常に大き い訳であり、これが人に適用されると、社会保険や生命保険等にも 極めて大きな影響を与えることは言うまでもありません。 いずれにせよ、クローン技術の応用については、医学や生物学の側面 だけでなく、倫理・哲学・宗教・文化・法律等の人文社会的な面から も幅広く十分に検討していく必要があります。 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ●なお、生命保険、介護保険等に関するご照会がございましたら、 お気軽にお問い合わせください。 <詳しい話を聞きたい時は?> ご興味のある方!今すぐご連絡下さい。 info@tokiomarine-agt.com リスクマネージメントオフィス アドバンテージコンサルティング 電話:03-3578-0577 担当ファイナンシャルプランナー:石澤 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 11, 2006 07:22:22 PM
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