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カテゴリ:仕事・就職
パーマカルチャー研究所をはじめてから、塾ネタを書くのは初めてのようだ。
うちのアパートの下のテナントが空いているからそこでやったらよいのではないか、ということをずっと書いてきたけど、下のテナントがお菓子作りの作業場になるようだ。 最近工事が行われているし、そういう旨のごあいさつにも来てくれた。 でも、おれの塾がとられてしまった、、、なんて感覚はない。 下のテナント、安いとはいえ、月に64800円もするから。 いきなり一気に稼がなければいけない状況になる。 それよりは家庭教師の方が、一人ずつ開拓していけるし、無理がないだろう。 一人一人に合わせた指導もしやすいし。 ということで、塾は家庭教師からスタートして、人数が多くなったら考えようと思う。 で、昨日は初の家庭教師をやった。 トモエに来ている小学生。 学校にはあまり行っていないが、勉強はやりたいという女子。 初回は、おれの好きなことを教わりたいというリクエストだった。 ちょうど最近、太陽光発電で超小型の扇風機を回せる工作キットを購入したところだったので、これを一緒に作ることをやった。 とりあえず記録ということで、覚えている限り詳細に様子を記録しておこう。 ○勉強についてのおはなし ・勉強は嫌いではない、やりたい気持ちはあり ・なりたい職業もあり ・そのために勉強が必要なこともわかっている ・勉強っていうのは、学校でやらされる勉強をイメージして嫌いになる人が多いけど、本当は、自分の知りたいことを知ろうとする、すごく楽しいものなんだよ。知らなかったものを知ることによって、今まで見ていた世界が違って見えるんだよと説明。 ○発電、電気の話 ・車にも、ライトなど、電気が使われている ・車のボンネットを開けてものを実際に見ながら、その電気はバッテリーから供給されている ・その電気は、発電機で発電された電気 ・その発電機は、エンジンとベルトでつながっていて、エンジンが回転することで発電される ・エンジンは、ガソリンがエネルギーになって動いている ・実際にボンネットを開けたままエンジンをかけて、回転していることを確認 ・(一通り車の説明を終えた後、目の前を別の車が通り過ぎて行ったとき、「あの車もエンジン回転しまくってるんだね」とイメージができていたよう。すかさず、「ね、世界が違って見えるでしょ?」と。) ○技術者について ・世の中では、いろいろな技術が使われていて生活の中で利用している ・そういった専門的な技術を扱う技術者、エンジニアという職業がある ・自分の専門は電気だよ ○太陽光発電扇風機の組み立て ・開封して説明書を読んで組み立てること、基本的に教えず、自分で読んで理解して考えてもらう ・穴をあける部分があったので、そこは電動ドリルを貸して自分で穴をあけてもらう ・電極のプラスとマイナスの説明、乾電池、バッテリーなど、電気にはプラスとマイナスがある ・完成。回った!二人で感動! ○電圧について ・電気を流そうとする力を電圧という ・単位をボルト(V)で表し、測定ができる ・組み立てた太陽光発電の電圧を測定、0.4V程度。 ・手で影を作ったりすると電圧が落ちることを確認 ・乾電池の電圧を測定、1.4V。 ・乾電池には1.5Vの表示が必ずあること、単一から単五まで、すべて1.5Vで大きさの違いは貯められる電気の量である ・車のバッテリーを測定、12Vを確認 ・コンセントのバッテリーを測定、100Vを確認 ○水力発電 ・水力発電の実験ができるものも買って組み立ててあったので、水を流して実験 ・モーターを回転させると電気ができることを説明し、水を流してライトを光らせる実験 ・豊滝の水力発電を見たことがあるということなので、それと今やっている実験がリンクしたよう こんな感じのことをやりました。 超電気(笑) あっという間の2時間でした。 とりあえず、初回は楽しんでもらえたようで、来週もやろうということになりました。 ぼちぼち増やしていけたらいいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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