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2015.09.14
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カテゴリ:電気
できたできた!
構想から2か月弱、長かった・・・
電気のことでわけわからないかもしれないけど、とりあえず記録記録。

7月25日
小屋作りを教えてもらった大工さんから相談を受ける。
自家発電は興味があって、自分の大工の事務所でもやっている。
今は太陽光発電と風力発電をやっていて、そこでできた電気をバッテリーに貯めて使っている。
日が照れば太陽が、風が吹けば風が発電してくれる。
だけど、電気を使いすぎてバッテリーの電気が少なくなったとき、太陽も出ていない、風も吹いていないときどうしようか。
そんなときは緊急用の備えとして、自転車を自分でこいで人力発電ができたらいいなと思っている。
発電機は、どんな車にも必ずボンネットを開ければついている発電機、オルタネータというものを使えばよいのではないか。

オルタネータ
KIMG0336.JPG

だけど、そんな構想はあるけど、実際にどうやって配線していいかわからない。
何とかならないだろうか。

ここから、オルタネータによる自転車発電への挑戦が始まりました。


7月下旬
オルタネータをどこで入手できるのか、自分の車を購入した中古屋さんに聞いてみる。
すると、伊丹車両、もしくは石上車両ということろで廃材を扱っているのではないかとのこと。
北広島に、伊丹車両がやっている、「もぎ取りパーツ販売ecoひろば」というのがあることを発見。
ここは、だだっ広い広場に、常時1000台程度の廃車が置いてあって、そこから自分で好きな部品をとる。
その部品を格安で売ってもらうというシステム。
廃車であること、自分で部品をとることから、格安で手に入る。

1回目
営業終了時間ちょうどに行って、「もう閉店でーす」

2回目
営業時間に間に合うも、オルタネータがボンネット内の奥にありすぎ、手や工具がなかなか届かず、全然とれずに断念。
お店の人にアドバイスを求めると、2点のことを教えてくれた。
1点目、がっちりとボルトをつかんで回すことができる、メガネレンチという工具を使用すること。
2点目、とにかく色々な車のボンネットを開けまくって、少しでも手前にあってとりやすそうなオルタネータを選ぶこと。
この日は子どもが待ってられず、ここまでで終了

3回目
近くにある「くるるの杜」というところで妻と子どもに待っていてもらって、再トライ。
一時間ほどかかってようやくゲットできた。
一つでは動かなかったときに不安なので、もう一つゲット。
一つ2160円だったので、4320円で二つのオルタネータをゲットできた!


8月上旬
オルタネータの仕組みは、コイルの中で磁石を回すこと。
すると電気が発生する。
だけど、オルタネータの中には磁石はない。
じゃあどうやって磁石を作り出すかというと、電気で磁石をつくる。
つまり、コイルの中で電磁石を回す。

わかりにくいのでもう一度整理すると、
1.オルタネータに電気を送って電磁石を作る
2.その電磁石を回転させる
3.電気が発生する

この仕組みはまあ、一応電気の教員なのでわかる。
だけど、オルタネータがごとっと置いてあっても、どこに電気をつなげば電磁石ができるのか。
回転させると言ってもどれぐらいのスピードで回したらいいのか、そもそも自転車程度のスピードでほんとに電気が発生するのか。
そして電気が発生したとしても、これまた、どこにどうつなげばその電気を取り出せるのか、さっぱりわからない。
ここから血のにじむ苦労のはじまりはじまり・・・

とりあえずは、「自転車発電」「オルタネータ」でネット検索。
一応情報は出てきた。
電磁石を作るには、「IG(イグニッション、始動の意味)端子」というのがあるから、そこに電気を流せばよいとのこと。
だけど、IG端子がない・・・
S端子、L端子ってやつしかないんですけど・・・

こんなときのために二つのオルタネータを持ってきたのさ、と二つ目のオルタネータを見るも、IG端子なし!

あのー、どうすればいいんでしょうかー。

構造がよくわからない場合は、とりあえず分解だ!
ということで、パーマカルチャー第3回イベント(だったかな?)の、オルタネータの分解を。


8月8日
小屋作り講座で、大工さん、エコビレッジ主催者のIさん、太陽光発電の会社をやっているというSさんと会う。
中間報告ということで、オルタネータ(一台目)を持っていった。
自転車発電を本気で作ろうと思っていること、でもIG端子がなくて電磁石をつくれないことなどを説明した。
するとSさんが、うちで自転車発電やってるよ、と驚きの一言。
ダイエットでトレーニング用の自転車をこいでいたけど、これで発電できたらおもしろいなと思って、そういうものを探してみたらあったので、購入しちゃったとのこと。
そして、ちゃんと発電できていると。
どうやって電磁石を作っているのか教えてくださいと言うと、だんなに聞いてあとで連絡しますよと言ってくれた。
さっそくいつものパーマカルチャー名刺を渡した。
連絡がくるといいな。

小屋づくり講座修了後、大工さんが、うちの事務所にきてくださいと言ってくれた。
行ってみると、太陽光発電、風力発電のほか、雨水利用、薪ストーブもやっている、素敵ハウス。
自転車発電の話になり、このオルタネータなら使えますか、よかったらこれを使って作ってくださいと、大工さんが持っているオルタネータをお借りした。
三台目のオルタネータをゲット。
しかし、やはりIG端子はなし・・・


8月中旬
三代目のオルタネータもIG端子がないため、やはり中の構造をみてみよう、ということで分解。
しかし、ボルトがサビサビで、ボルトを回したらボルトの頭がとれた。
しゅーりょーっ!
どうしよう、借り物なのにー。

壊してしまったものは仕方ない。
自転車発電を完成させれば、笑って許してくれるだろう。

再び伊丹車両のエコ広場へ。
今度はIG端子のあるオルタネータを二つゲット!

4台目と5台目だ。
また4320円。
すでにオルタネータだけで8640円かよ・・・

しかし、今度はIG端子がある!
これでだいじょぶだ!
わくわくしながら帰って実験。

結果は、電磁石ができている気配なし。
4台目も5台目も・・・
なんで?

もうだめだ!
IG端子というのはしょせんネット情報だ!
正しいとは限らない!
もう信じられるのは自分しかいない。
5台のオルタネータすべてが壊れているはずはない!
原理は間違っていないはずだから、わかるまでひたすら分解、実験をくりかえしてやる!

再び2台目の分解したオルタネータを確認。
電磁石となるべき部分を見てみる。
そこに別の磁石を当ててみるとくっつく。
まあそれは金属の部分だから当然か。
磁石を、磁石にくっつく金属にあてれば、そりゃあくっつくよな。

その部分が電磁石になったのなら、くっつくだけじゃなくて、S極とS極、もしくはN極とN極で反発するはずだ。

ということで実験。
分解した電磁石になるべき部分に電気を流す。
手で持っている別の磁石を近づける。
ぐいっ!

おー!
反発した!
電磁石はできた!
IG端子とかにこだわらず、とにかくここにつなげば電磁石はできるんだ!
一歩前進だ!

1.オルタネータに電気を送って電磁石を作る
2.その電磁石を回転させる
3.電気が発生する

とりあえず、1.はできたことになる。

だけど今度は2.
自転車の後輪に回転させる部分をくっつけて回すんだけど、速く回転させるとオルタネータがずれて全然だめ。
後輪とオルタネータをがっちり固定させる治具を作る必要がある。

あのー、電気全然関係ないんですけどー。

今度は固定方法を探るべく、またまたホーマック通い。

苦心の結果、こんな固定を。
KIMG0484.JPG

板にオルタネータを固定し、その板を締付用の金具を使って後輪のスタンドに固定。
これで何とかある程度はずれない固定ができた。

オルタネータで自転車発電(2)へ続く・・・





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最終更新日  2018.06.06 16:20:41
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