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カテゴリ:電気
冷蔵庫なし生活にとって、試練の夏が来ました。
といっても、それほど食べ物が腐ったりするわけではないのだけど。 そんなに腐らない一番の理由は、冷蔵庫なし生活2年目になって、ノウハウが身についたことかな。 朝は玄米を一日分炊きます。 朝食だけは、炊き立てご飯。 そして夕飯で丁度よくお米が全てなくなれば成功。 夕飯までは炊き始めから半日ぐらいの時間が経っていますが、この暑さでも腐ることはありません。 たださすがに次の日の朝までは持ちません。 昨日は夕飯では米を全て食べきれず、米を余らせてしまいました。 しかし、ここで食料部門担当の妻が登場。 残りの米を使って、甘酒を作り、今日のデザートにしてくれました。 この甘酒デザート、砂糖を全く使ってないのにかなり甘くなって感動。 食べる部門の自分は発酵の原理はいまいちわからないのだけど、発酵によって米の甘さを引き出すようです。 すげー。 あ、さっきトモエに行って聞かれた冷蔵庫なし生活についての質問「ドレッシングはどうするの?」についての回答。 ドレッシングは使いません。 我が家、ミソ、塩、しょうゆの基本調味料しかないです。 ドレッシングってもちろんおいしいんだけど、最近思うのは、おいしい野菜は塩だけでおいしい。 もしくは塩すらなくてもおいしい。 だからドレッシングがほしくなることはなくなりました。 ドレッシングサラダは自分にとってはごちそう。 毎日のご飯がごちそうである必要はなくて、たまに持ち寄りランチとかでドレッシングサラダを出してもらうととても豪華に感じる。 話は発展して、冷たい飲み物っておいしい。 冷蔵庫が普及し始めのころは、こういう感覚だったはず。 だけどいつしか、冷たい飲み物は当たり前。 ぬるい飲み物はまずい、と思うようになってきました。 これって、当たり前のレベルが上がってしまったことになると思うんですよ。 本当は、ものを冷やしたり温めたりすることって、かなりエネルギーが必要なこと。 タイで寒い夜に水シャワーを浴びる日々が続いたことで、日本でいつでも温水シャワーを浴びたりお風呂に入れることが奇跡のようで、とてもありがたく思うようになりました。 最近の蛇口って、右にひねると水、左にひねるとお湯が出る蛇口(混合水栓っていうのかな)がよくあるけど、あれを特に意識せずに真ん中にしておくと、少しずつ無駄にお湯が出てきてしまう。 お湯が必要で出すならいいのだけど、特に必要ないけど真ん中になっていると、貴重なエネルギーの垂れ流し状態でもったいないな。 その辺の感覚が最近敏感になってきたかも。 人によってはそういうの、ケチくさい、ということになりそう。 自分もケチくさいと言われるのはちょっといやな部分もあるので、今日書こうかどうか迷ったけど、書いちゃった(笑)。 トイレの温水シャワー暖房便座とかもあるじゃないですか。 自分の記憶では、昔はホテルとかから普及しだして、「いやぁさすがホテル、快適だなぁ」と思っていた。 だけどいつしか新築の家に普及していって、どんどん当たり前になってきた。 するとホテルが温水シャワー暖房便座であることに対する感動がなくなり、たまにホテルなのに普通の便座にあたると、「冷たっ、なんだ、このホテルは」となったりもする。 ジャングルで最低限の生活をした経験から思うのは、毎日の暮らしがホテルである必要はないなということ。 日々の生活があまり豪華でなければ、色々なものに対して感謝ができて幸せな気分になれるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.07.10 17:47:03
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