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カテゴリ:寒さ対策
灯油タンクが空になりました。
パーマカルチャー研究所本部(アパート)の大きなストーブです。 北海道の多くの家は、この大きなストーブをつけるために、外に大きなタンク(500リットルタンクかな。うちのは200リットルと少し小さなサイズ)がありますよね。 大抵の家は、業者さんと契約して、月に1回とか定期配送してもらってますよね。 うちもそうなんですけど、春に灯油を入れに来てくれた時に業者さんに、「もしかしたら引っ越すかも(フィールドに)。」と伝えてあったので、業者さんが入れないでおいてくれました。 結局フィールドへ引っ越すことはなくなり、業者さんも灯油を入れに来ることはなく、まあ灯油無くなったら入れに来てもらえばいいんじゃない?なんて、超軽い気持ちで考えていました。 遂に灯油がなくなり、業者さんに電話をしてもすぐには来てもらえないとのこと。 お友達にお願いして18リットル缶をわけてもらいました。 ふぅ、これで一安心。 ストーブのスイッチオン。 しかし・・・ ピーピーピーと警告音とともにエラー「e2」が表示されます。 エラーの意味は、「点火できません」だったかな。 そこで、オイルリフターが怪しいと思って物置の中のオイルリフターをチェックに。 オイルリフターというのは、灯油を下から上に上げるポンプのようなもの。 1階にある灯油タンクの灯油を2階で使うため、一度高いところに上げてから、重力で落として使う仕組みのようです。 このオイルリフターが、ずーっとずーっと、動き続けています。 いつもは、少し動いてある程度の灯油を上に上げたらストップするのに。 グーグル検索したりオイルリフターの説明書を見たりすると、「灯油を空にしないでください」とのこと。 灯油を空にすると、灯油を送る管の中に空気が混じり、灯油を上げることができなくなるとのこと。 ガーン! だけど、対処法は説明書に書いてありました。 空になった時は、カバーを開けて「呼び油」を入れろとのこと。 カバーを開けてみました。 右側に、白いろうとのようなもの、ありますよね、ここに灯油を入れろとのことです。 「呼び油」というのは、管を灯油で満たすために、上から入れる灯油のことだと思います。 ちょうど、井戸の手押しポンプを使う時、設置した最初の時だけは、「呼び水」を入れるのと同じ原理なのでしょう。 呼び油を入れてから再びオイルリフターのスイッチを入れると、ちゃんと正常量のところまで灯油を吸い上げて、とまりました。 これで大丈夫です。 スイッチオン。 しかし・・・ 再び、ピーピーピーの警告音とともにエラー「e2」。 なんでだー!? 再びグーグル検索。 なんと今度は、オイルリフターからストーブまでの管も、空気が混入して灯油が流れてこないという。 げー、そこもかー。 しかし今度は大変。 だって、そこの空気を抜くってどうやるの? ストローみたいに吸って抜こうとしてみたけど、空気だけが出てくるわけじゃなくて灯油も出てくる。 そうすると口の中に灯油が入ってきて、超気持ち悪い。 何度かやって、段々具合が悪くなってきた。 1時間ほど格闘した結果、ストローで吸う方法はギブアップ。 そうだ、床暖に使ってた水を送り出すポンプがあるから、それを使って空気を吸いだそう! さっそくポンプをつけてスイッチオン。 しかし・・・ ポンプから異音が。 どうも、夏の間ポンプをフィールドに置いておいたら、虫か何かが入ったっぽくて、全然吸い込めなくなっている。 さすがにあきらめて、業者さんにお願いすることにしました。 まだ来てませんが。。 普段から、自立的な暮らしをするために、暮らしの中で自分でできることを増やそう、とか言っているくせに、しかも雪国育ちのくせに、灯油を空にしたらとんでもないことになることを知らなかったという悲しさ。 恥ずかしくて隠しておきたい気持ちにもなったけど、この経験がみんなのためになるかもしれないと、恥を忍んでブログに書くことにしました。 みなさん、灯油を空にしたらこんな大変なことになるなんて、知ってました? ラジオ収録しました。 片付けについて、息子と一緒に質問に答えました。 こちらからお聴きください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.11.17 14:01:08
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