なな猫ほーむ中最高に美しかった、ひかりの物語
長らくお待たせしてしまいましたが、先日亡くなりました、ひかりの物語。ようやく書きたいと思います。まず、もう万はあるであろう画像探しから始まるため、亡くなった猫の生をたどる記録をつくるのも、本当に容易ではありません( ;∀;)特に、ひかりはなな猫ほーむでは一番の長生き。17年もがんばってくれましたので、画像も、こんなものではないのですが少しでも、ひかりの生きた証を見ていただければ嬉しいです。さて、ひかりを保護したのは2004年の春でした。その頃、実は東京に転居したばかりでそのとき既にいた、れおという茶トラが行方不明になり、わたしは血眼になって探していました。 れお、この子です。その当時は、猫は奈々とれおしか飼っておらずわたしは長年の、昔ながらの飼い方しかしておらず、安易に猫を外に放してやるのが常で、探しに探しましたが、常に見つからず仕舞いです( ノД`)その、探しまくっている間に外で出会った野良をつい保護してまして💦もともといた奈々に加え、まず初めに、三毛のあずきを保護。 ついでですので、保護時のあずきです。 ガラケーで撮っていて、画像が荒いです。 かわいかったー。 このあずきも、2013年に亡くなりました。その次に保護したのがひかりでした。といっても、ひかりは近所で保護したのではなく、東京が珍しかったわたしとオヤジが当時車を所持していたのであちこち東京巡りをしていて、初めていった葛飾柴又で保護したのが、このひかりでした。 画像が荒すぎてわかりづらいですが、 赤ちゃんのときから美形でした。 この頃、ガラケーか昔のデジカメで撮っていて もう元データが残っていません。 写真を額に入れてあるだけなので、 それを撮ってみましたが、 よくわからないですね(-_-;) とにかく、ひかりとあずきと ひかりのあとで保護したかおるが 姉妹として育っている様子です。 これは、ひかり保護の1か月後に 港区で保護したかおるです。 近くの駐車場に集まる野良の子猫でした。 オヤジのあとをついてきてしまったんです。 〈注:オヤジって、夫です(^_^;) オヤジというのがmixiのハンドルネームなんです〉ひかりは、葛飾柴又の駅のそばの小さな神社?に集まっていた、野良猫の子猫でした。保護した当初、全然わたしに慣れてくれず、逃げ回っていたのですが、保護して1か月が経った頃、急にポンとわたしの膝に乗ってくれました!そのときのうれしさ、いまでも忘れません。野良猫が、こころを開いてくれたのがわかりました。さて、当時ただ一匹大人だった奈々のほかに、あずき、ひかり、かおると女の子3匹。これが、なな猫ほーむの始まりです。この子たちが1歳になる頃から次々保護猫を預かったり保護したりしてこの3匹が新入り保護猫の世話をしてくれて、なな猫ほーむが作られていきました。〈あとで画像が出てきますが、 ちなみに、奈々はひとの世話はしません笑〉子猫や成猫の世話をしてくれたのは、主にかおるだったのですが、例えばひかりは、こんな感じで ひかりのしっぽを狙う子猫 ひかりのしっぽで遊ぶ子猫たち これ、草太と小雪です。 〈小雪も、少し前に亡くなりました 泣〉 うるさい子たちね! ヤッと! 草太と小雪の箱に一緒に入ってくれてるひかりかおるみたいにバンバン面倒を見てくれたわけじゃないけど、結局、さりげなく世話をしてくれていました。このとき赤ん坊だった草太も、もうお爺さんだし、小雪は亡くなってしまったことを考えると、月日が経ったんだなー、と思います。この17年間、たくさんの猫を保護してきたのですが、ひかりはいつも、その真ん中にいたような気がします。 あるときの、猫まみれのわたしですが(笑) ひかりは、わたしのすぐ左に座っています。 こうしてほかの子たちがママに甘えるとき、 ひかりはいつも、一歩引いてそばにいました。 ここでも、向かって右の、 ひとりだけ座ってるのがひかりです。 ていうか、すごい壮観ですね(笑) 2012年ごろかな、ひかり、結構太ってました。 このときは、文字通りみんなの真ん中に。 誰のことも怒らない、 絶対にけんかなんかしない、 おだやかなひかり。 みんなに慕われていました。 珍しく、わたしのおなかに乗っているひかり。 みんながいないときに、こっそり甘える子でした。 そして、この美形です(。・ω・。)ノ♡ なんでもない顔のようですが、 意外と、こんな整った顔ばかりじじゃないので(笑) 切れ長の大きな目に、 小さな鼻と口。 赤ちゃんのときからずーっと美人のまま、 おとなになり、年取っていきました。 舌が長かったのかな、 よく舌を出して寝てましたね(笑) かおるとは姉妹として育ったので、 一番の仲良しでした。 かおるのほうが1か月小さかったので、 本当にお姉ちゃんと妹のようでしたね。 そして、この奈々は、 ひかりにとってお母さんだったんだと思います。 ひかりは、野良猫だまりで保護した子猫で、 最初、なかなか人間であるわたしになつかず、 逃げてばかりいたんです。 野良のママから引き離した形だったから。 そしてうちに来て、いたのが、奈々とあずき。 ひかりは、奈々を母猫と思ったのかも。 奈々はまったく世話はしなかったのですが(笑) ひかりのほうで一方的に慕っていました。 奈々が亡くなる少し前、やせ始めたころから、 ひかりは、とことん奈々と生活を共にするようになりました。 死にそうになっていた奈々をなめてやる、 ひかりと新之介〈この新之介も亡くなりました 泣〉 奈々が劇痩せしてきていますが、 ひかりも痩せています。 奈々がごはんを食べないので、 一緒に食べなくなっていたんです。 死にかけている奈々につきそう、ひかりとかおる。 亡くなった奈々のひつぎに一緒に入ってるひかり。 しばらく一緒に箱に入ったあと、 理解したように箱を出ました。 ひかりは、奈々を最期まで看取ってくれました。 あずき、桃、奈々、新之介、葉太、かおる、小雪、うちの猫として暮らした保護猫たちがどんどん亡くなっていったこの年月も、ひかりだけはずっと特に大きな病気もなく元気で年を重ねていきました。 珍しくおもしろい顔のひかり。 苺と。 花の、くるみ、苺、草太、そしてひかり。 2年前、千葉に引っ越してきてから、 中耳炎?メニエール病?になったのですが、 回復して、元気にしていました。 うしろに桃太郎。 桃ちゃんは極端なビビりですが、 ほかのみんなに可愛がられています。 特に、桃太郎はひかりが大好きでした。 やさしいヒトだとわかるんでしょう。 よくこうして一緒にくっついていました。 同じキジトラで、親子みたいによく似てて、 としは10歳以上違います。 どっちも美形です。 左に、去年うちに来た、ゆめちゃん。 実は、ゆめは当初、ひかりをいじめてました(-_-;) ゆめは誰のことも信頼できない子で、 うちに来た当初、みんなにけんかを売ってたのですが、 特にひかりのことを、年寄と知って馬鹿にしたのか、 突然、ひかりを突飛ばしたり、 そばを歩くひかりにパンチ食らわせたりして(゚Д゚;) 猫って、弱いものにマウンティングもするんですよね。 でも、しだいにゆめちゃんの心もほぐれたみたいで、 徐々に、ひかりを受け入れるようになっていました。 これは、ごく最近、 ひかりが初めてオヤジの膝に乗ったところ。 実は、ひかりは比較的最近まで、ビビりのあまりオヤジを怖がっていて、オヤジが近づくとシャー言うことさえ(笑)飼い主なのに。。苦節17年!ついに膝に乗ってくれたのです!( ´艸`) ゆめとこんなにくっついて! 桃太郎とひかり元気で、17歳を迎えたひかりでしたが、一昨年あたりからかなり痩せてきていて、一年、また一年と、老いの道を下っているような感じがしていました。いつその日が来るか、今年はもつか、来年のお正月は迎えられるか、そんなことをいつも考えていました。今年は、初春を迎えられたと思っていたのですが、2月に入って、ある日ご飯を食べてないことに気づき、黄疸が出てしまいました。一旦は治ったかに見えたのですが、3月の下旬にまた黄疸になり、何度も点滴やステロイド投与の治療が続きました。ちょうどその頃、わたしの病気も発覚し、人も猫も、予断を許さない感じの状態で精神的にもちょっと辛かったです。 もうこのときは、かなり悪い状態です。 目線が定かでなく、目力がなくて、 死相が出始めていました。 草太によっかかって寝るひかり。 草太もいやがりません。 赤ちゃんとのき、世話してもらったものね。 ずっと、ひかりと一緒に育ってきたよね。 やせて、へなへなになってしまったひかり。 亡くなる前日、もうダメだと思ったのですが、 点滴で最後に楽にしてやりたいと思い、 オヤジに病院に連れていってもらいました。 そうしたら、この姿で帰ってきました。 鼻から管を通して、頭の上で止めてあるんです。 この方法もあると先生に勧められて、 カテーテル治療ですが、 今思うと、これは苦しませただけだったかも。 先生は一縷の望みがあって言ってくださったのですが これは余計だったと後悔しています。 〈本人にはもう痛みは感じないだろうと言われましたが〉 4月2日の、たぶん午前3時頃、 ひかりが永眠しました。 たぶんというのは、わたしも眠ってしまって😓 目が覚めたときには硬くなっていたので。。 死後すぐの日記には書きましたが、 庭の花をたくさん切って入れたら、 すごくかわいくなりました。 ひかりの前に亡くなった、葉太、小雪、かおるは移動火葬車で火葬してお骨にしています。どうしようか悩んだのですが、その前の子たち・・奈々・あずき・新之介・桃・赤ん坊だった陸ちゃんの5匹は高輪の庭に埋め、千葉に来るときに全部骨を掘り返して、プランターに土に埋めてもってきていました。今回、その土に、ひかりを返してやることにしました。 奈々たち5匹の骨に、火葬したかおるたち3匹の骨も合わせ、 合計8匹の骨を敷いて、その上にひかりを寝かせ、 花びらと土で埋めてやりました。 今、そのプランターは 春の花でいっぱいです。 いつもおだやかだったひかり、、 特にかおるが死んでから、 みんなのお母さんみたいだったひかり、、 ひかり、ひかり、 きれいだったひかり、、 ひかり、奈々やかおると会えた? ひかり、さよなら、ありがとう。